腰痛改善(予防)にはお尻の筋肉をほぐすのが大事!!その理由を大公開
こんにちは!
ごきげんストレッチのタマノです。
梅雨ですね。
この時期、普段隠れている筋肉の不調が活性化して、だるい、辛い、やる気が起きない方も多いことかと思います。
さて、唐突ではありますが、「ストレッチとスピリチュアルの関係」について考えたことがあるでしょうか?
両者は、一見結び付きにくい印象を受けますが、、、結構あるのです。
たとえば、当店に通い始めたお客様が、なんとなく昔の職場の友人のことを思い出しているときに銀座の雑踏でその友人にバッタリ会ったりとか、
同じく、当店に通い始めたお客様が、当店の帰り道に近くの楽器屋さんに立ち寄ると、たまたま上京していた大学の先輩に何年かぶりかででくわしたりなど、
ストレッチで血流がよくなってくると、波動が変わってくるのか、引き寄せ現象が起きるみたいです。
かく言う私(もちろんストレッチ歴が長いです)も、先日、ここで会うってあり得ない!人とお店の前でバッタリ出会いました。
その方はお仕事の後輩のバースデーケーキを買った帰り道だったのですが、その方のケーキを選ぶ時間が30秒でも長かったら、、、あと10秒早く私がお店に入っていたら「バッタリ」はあり得なかったわけで、なぜこうも確実に出会えたのか、この分野の研究も大変興味深いものがありますが、ストレッチコラムから脱線してしまうので話を元に戻します。
その後輩の方は、腰痛で悩んでいらっしゃることを存知て上げていたM様だったのです。
なんでも、M様は今当店の近くにいらっしゃるといいます。
それならばお誕生日プレゼントとして腰痛施術させてください!ということで急きょご来店頂くことになりました。
ご来店頂いたM様に普段の腰痛の症状をお伺いし、骨盤の高さ(左右差)を拝見しますと、右腰が低く、右側にお疲れがたまっているようです。
とある症状が改善したか否かの指標として、ビフォーアフターの変化を見ますが、腰痛の指標として私が使っているものに「片足立ち」があります。
施術の前と後とで片足立ちがどれだけ安定したかで腰痛の改善度が測れるのです。
M様に片足立ちして頂くと、左足は安定していますが、右足のときにプルプルしています。
これは、右のお尻が使えていない目安になります。
あれ? 悪いのは右腰だから、お尻は関係ないのでは?
いえいえ、お尻の硬さが腰を引っ張って腰痛が起きるので、腰痛を発祥させるメジャーな筋肉はお尻なのです。
腰痛のお客様の施術が何回か進み、腰の痛みがとれてくると「お尻のここが気になります。」と言い始めるのは、問題のコアの部分が顔を出し始めるからです。
ですから、腰痛施術のスタートもお尻ほぐしから始まります。
さて、M様のお尻ほぐしに始まり、その後一連の腰痛関連筋のストレッチを終えて、再度片足立ちをして頂くと。。。。
右足の片足立ちが随分安定しましたγ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ
お尻がほぐれると、なぜ片足立ちが安定するのか?

それは、柔らかい筋肉こそコントロール力を生むからです。
たとえば、両足のかかとあげが安定しない人は、内転筋を使えていません。
「内転筋が使えていない」とは、「内転筋が硬い」と言い換えることもできます。
ですから、内転筋をストレッチして柔軟性をあげ、コントロール力をつけると内転筋は使えるようになり、かかとあげも安定します。
さて、M様にこのまま腰痛と縁を切って頂くためのセルフストレッチをお伝えすることにしました。
もちろん、お尻ストレッチです(o^-‘)b
↑このように椅子を使って気軽にできるお尻ストレッチを紹介させて頂きました。
【セット方法(右のお尻の場合)】
1. 右足を左足にのせます。ポイントその2. 右スネを椅子座面の前側と平行にセットする。
ポイントその3. 左のつま先をまっすぐにして、視界に入る位置まで前に出す。(左ヒザを の屈曲角度を95度ぐらいにする感じです。)
2. 息を吸って胸をはり、お尻をうしろに突き出して、背骨のS字カーブを作る。
3. 背骨のS字カーブをくずさないように、息を吐きながら、あごを前に出して、お尻をさらにうしろに突き出しながら前屈する。
このお尻ストレッチは、接骨院などで指導されることがありますが、フォームをきちんと守らないとお尻が伸び切りません。
上記のこまかいポンイトを一つ一つ確認して正確なフォームを身につけることが必須です。
右腰が悪い方は、右のお尻が硬いので、右側を長めにストレッチしましょう。
腰痛のお客様に右腰が悪い方が圧倒的に多いのは、右利きの方が多いことと関連していますが、元々お尻はカラダの中で最も疲れがたまりやすい部位であることを覚えておくとよいでしょう。
立っているときの姿勢維持だけでもお尻の筋肉が使われていますから、生きている限りお尻には疲労が蓄積していきます。
そこにママさんバレーのハード練習で右足を踏み込み足として頻繁に使うなどのプラスの動作が加わると、あっという間に右尻が容量オーバーしてし、「ギエー!この腰痛はどうしたらいいの~?!」と路頭に迷う?ことになります。
腰痛予防には、お尻の筋肉を「使ったらリセット」をこまめに繰り返すことが大切ですし、固めないように適度に使うこともまた大切です。
生きている限り、お尻をはじめ、筋肉とのお付き合いは続きますから、上手なお付き合いを身に着けることが必須です(o^-’)b

「アゲイン」 代表
パーソナルトレーナー
伊藤かおり
武道好きのスポーツ嫌い。
法政大学法学部卒業後、法律事務所、不動産会社法務
部、法律関連の翻訳など法律系の仕事に従事。
在宅翻訳者のオタクだった頃に武道にはまり、
無理なトレーニングがたたり重度の腰痛を患う。
中国整体、接骨院、鍼灸、カイロプラクティックなど
各種の治療院を渡り歩くが、なかなか完治せず。
自力整体、ストレッチ、気功、ヨガなど、自力で腰痛を治す方法を 模索し、数々のストレッチ方法を身につける。
その後、都内のストレッチスクール(2か所)で学び、
ストレッチ専門店にて勤務。
2012年6月プライベートストレッチ教室を開始。
2013年7月新大久保に教室を移転し、現在に至る。
都内介護予防教室の講師としても活躍。
資格・活動:
日本DRT協会認定マスターインストラクター
マッサージセラピスト
日本予防医学療術協会認定ヨガインストラクター
IHTA認定1級ヨガインストラクター
新宿未来創造財団レガス新宿スポーツ登録講師
日本コアコンディショニング協会ベーシックインストラクター
極真空手 茶帯
松濤館空手 黒帯