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まだまだ続く外反母趾の原因究明 vol.2

「椅子に浅く腰掛けふくらはぎに手を添える女性」[モデル:川子芹菜]

 

こんにちは!

ボディコンディショニング・アゲインKaoriです!!

今回は、前置きなしにスタートします!

 

前回のコラムでは、『偏平足と外反母趾はなぜセットで起きる? のテーマで、

【足裏の外側重心に起因する外反母趾の原因】を究明してみたのですが、

 

今回は、また別の角度から外反母趾の究明を続けてみたいと思いますヾ(°°)

 

店舗営業を続けていますと、日々発見の連続で、外反母趾についても、新たな原因が浮上してきたのです(o^-‘)b

では、前回の復習を少し(^^

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 理想的な足裏加重比率として紹介させて頂いた画像です。

 

前回は、男性にも起きている外反母趾の原因は、

 

 

外側加重

 

 

つまり、図の「10」の数字が大きくなることにより、

足首が内反方向に持っていかれる、

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つまり、よくある捻挫方向に足首がねじられ続ける結果、

内くるぶしがつまる、

足の骨同士が密着しすぎて土踏まずが形成されない、

かかとが着地せずにつま先に加重する、

外反母趾と偏平足がセットで起きる

という因果関係を紹介させて頂いたのですが、

 

外反母趾の原因はもう一つある

 

という気づきを今回紹介させて頂きます!

 

今回は、女性に起こりがちな外反母趾の原因です(o^-‘)b

 

と言うことは、あれですか? 

 

やはり、ヒールが原因っていうのですか?

 

いえいえ、ヒールを履く習慣がなくて、尚且つ、外側重心でもない女性にもあてはまるケースです。

てことは、女性だけではなくて、男性にも起きるケースってことですか?

いえいえ、女性に多いケースです。

 

一般的に、女性の主訴は肩凝り・首凝りが多く、男性の主訴は腰痛が多いことから考えていきましょう(o^-‘)b

 

男女別主訴の違いを一言で表すと、

筋肉量の違い、

があげられます。

 

筋肉量の多い男性、少ない女性、ですね。

 

男女問わず筋肉量の多いエリアは下半身です。

 

男性は、もともと筋肉量が多いので、

下半身の筋肉の使い過ぎやミスアライメントによる下半身の筋肉のアンバランス使用によって、腰痛が起きやすいのです。

筋肉が多い故、一歩間違えると固めてしまう筋肉も多いということですね。

 

一方、筋肉量の少ない女性は、頭の重さを支える頸筋も男性に比べて少ないので、

ミスアライメントにより頸筋が使用過多になってしまうと限界値をオーバーしてしまうが故の首凝り・肩凝りを引き起こしてしまいがちです。

 

さて、男女差による筋肉量の違いについてご理解頂いたところで、

筋肉量が少ないが故に使うべき筋肉が使えていない側面が女性にあり、それ故に招いてしまう外反母趾のお話をここからしていきます°)b

 

体幹とか、コアを鍛えましょう!という話を耳にすることがあるかと思いますが、

女性には、コアを支える筋肉が使用されていない場合が多々見受けられます。

たとえば、こんな感じの女子を見かけないでしょうか?

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いわゆる、反り腰(そりごし)と言われる姿勢ですが

反り腰は、コアとなる筋肉(腹筋)が使えていない状態です。

 

お腹の力がぽよーんと抜けていて、骨格的にもミスアライメントなのですが、本人は「これが楽♪」などとおっしゃいます(*^.^*)

この姿勢がらく?!

最初聞いたときはびっくりしました( ̄□ ̄;)

 

と同時に、

 

と言うことは、楽だから、無意識にこの姿勢を作ってしまっている女子が多いのだろーなー、と推測しました。

 

さて、反り腰でいることが楽とおっしゃり、外反母趾もある女子に、姿勢指導をさせて頂いているときに、

世紀の大発見がありました!! (またぁ、大げさなんだから~(*^.^*))

 

その女子には、反り腰改善指導をしていたわけではありません。

足裏の重心の落とし方をお伝えさせて頂いていたのです。

上記比率で足裏に体重を落とすためには、

あるポイントを意識するとよいですよ、とお伝えしていました。

 

あるポイントとは?!

  

内踝(うちくるぶし)の下

 

ですヾ(°°)

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内踝は、かかと寄りであり、尚且つ内側に位置しますので、

内踝に体重を乗せるだけで、上記の理想の足裏重心比率が実現してしまう、便利なポイントなのです(o^-‘)b

(もう一度貼ります°)b)

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 さて、内踝に体重をのせて頂いた女子の次の発言に

 

あっ!!

 

と衝撃が走りました。

「お腹に力が入ります」

( ̄□ ̄;) ((((((ノ゚⊿゚)ノ ( ̄□ ̄;) ((((((ノ゚⊿゚)

内踝に体重をのせただけで?!

 

はい、そうなのです°)b

 

内踝は、かかと寄りなので、お腹の力が抜けたまま重心を落とすと、うしろにひっくり返りそうになります。

そして、このような事態を防ぐために、本能的にお腹を固めるわけです。

腹筋を鍛えなくても、内踝重心を意識しさえすれば、反り腰は解消されていくという気づきが、世紀の大発見だったわけです。

 

さて、勘の良い人ならすでに気づいているかと思いますが、

内踝重心でお腹に力が入るならば、お腹の力が抜けた反り腰の人は、つま先重心生活を送り続けている、というとですね。

 

前回のコラムでもお伝えしましたが、つま先重心により、つま先(正確には趾の後方)がつぶされて横に広がり、その結果として親指が外を向く外反母趾を生むわけですから、

ここで、反り腰の女性に外反母趾が多い、という結論が導き出されるわけです。

腹筋量が多くて、お腹を固めていることがノーマルな状態である男性にはないタイプの外反母趾です。

さて、そろそろ今回のコラムのまとめに入りたいと思います

 

合言葉は、シンプルに、

内踝重心(うちくるぶしじゅうしん)

です°)b

 

あっ、今回は営業トークで締めくくれなかった((((((ノ゚⊿゚)

 

と、ちょっぴり「しまった感」を残しつつ、

皆さん、さよーならー(^^

最後までお読み頂き、ありがとうございました!!

 

玉生さんプロフィール
DRT整体
「アゲイン」 代表
パーソナルトレーナー
伊藤かおり

武道好きのスポーツ嫌い。
法政大学法学部卒業後、法律事務所、不動産会社法務
部、法律関連の翻訳など法律系の仕事に従事。

在宅翻訳者のオタクだった頃に武道にはまり、
無理なトレーニングがたたり重度の腰痛を患う。
中国整体、接骨院、鍼灸、カイロプラクティックなど
各種の治療院を渡り歩くが、なかなか完治せず。
自力整体、ストレッチ、気功、ヨガなど、自力で腰痛を治す方法を 模索し、数々のストレッチ方法を身につける。

その後、都内のストレッチスクール(2か所)で学び、
ストレッチ専門店にて勤務。
2012年6月プライベートストレッチ教室を開始。
2013年7月新大久保に教室を移転し、現在に至る。
都内介護予防教室の講師としても活躍。

資格・活動:
日本DRT協会認定マスターインストラクター
マッサージセラピスト
日本予防医学療術協会認定ヨガインストラクター
IHTA認定1級ヨガインストラクター
新宿未来創造財団レガス新宿スポーツ登録講師
日本コアコンディショニング協会ベーシックインストラクター
極真空手 茶帯
松濤館空手 黒帯

情報

玉野さま2



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http://drt-again.com

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