私だけしゃがめないのはなぜ?
ストレッチナビユーザーの皆様、こんにちは!
ボディコンディショニング・アゲインのKaoriです!
今回は、いきなりテーマに斬り込みますヾ(@°▽°@)ノ
早くお伝えしたくてワクワクしているテーマなのです~。
しゃがめないのはなぜ?
が、今回のテーマです γ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ
よく聞くセンテンスとして、
「わたし(ぼく)、足首がかたくてしゃがめないんですぅ。」
が、あります。
しゅがめない原因が足首にある!と思い込む理由は、
しゃがもうとすると足首に邪魔される感覚があるからだと思うのですが、
たしかに、これもしゃがめない原因の一つです(°∀°)b
足首には底屈(ていくつ)と背屈(はいくつ)という動きがあります。
しゃがむ動作には、つま先をすねに近づける背屈動作が必要になりますから、
背屈制限のある足はしゃがみにくい、ということになります。
では、背屈制限をする筋肉は何?
と考えていくと、
下腿三頭筋(かたいさんとうきん)というふくらはぎの筋肉です。
では、下腿三頭筋の腓腹筋(ひふくきん)とヒラメ筋をストレッチすれば、しゃがめるようになりますね!!
ということになりそうですが、
答えは、Yesでもあり、Noでもあります。
しゃがめない理由が下腿三頭筋のみにあれば、Yesですが、
しゃがむことを邪魔する、ダークフォースが他に存在しています( ̄□ ̄;)
皆さんは、しゃがめない原因(またはしゃがみにくくする原因)が、背中にあると聞いたら、
へっ? と思いますか?
ある時、しゃがむことが苦手なお客様に、背中の〇〇筋をセルフストレッチして頂いたら、
しゃがみやすさが5割増しぐらいになったことをきっかけに、
その後、別のお客様や、体操教室の生徒さんに同じことをして頂くことを繰り返し、
しゃがむことを邪魔する大きな要因が〇〇筋にあることが、鮮明になってきました。
さて、そろそろ○○筋を公開したいと思いますか、
答えは次回(°∀°)b
と、もったいつけたい気持ちを耐えて公開します!!
答えは、
広背筋(こうはいきん)です。
広背筋(こうはいきん)
と、さらりと公開してみました(*^.^*)
広背筋(赤い部分)、むむっ、大きい( ̄□ ̄;)
↑こちらの画像では、骨盤と背骨への付着部分が白くなっていますが、
筋肉が骨へとつらなる筋腱移行部(白い部分)が硬くなりやすい部分と覚えちゃってください。
広背筋は、筋腱移行部エリアが広いですね。
つまり、背骨や骨盤のエリアで硬さを感じやすいのは、広背筋の筋腱移行部が広いから、とも言えます。
そして、この硬さゆえに背中がうしろに引っ張られてしまい、しゃがみづらい( ̄□ ̄;)
しゃがもうとすると、うしろにひっくり返りそうになる((((((ノ゚⊿゚)ノ、
という現象が起きていることがわかったのです。
もう一つ注目して頂きたいことは、
広背筋が腕にも付着している点です。
大きな広背筋が重力によって下方に引っ張り下げられると、腕も一緒に下げられる、
つまり、腕があがりづらくなります。
そして、広背筋には、肩関節内旋(けんかんせつないせん)という機能もあります。
肩関節内旋とは、肩が内巻きになる形ですので、猫背の人は、肩関節が内旋しています。
つまり、猫背の人は、広背筋を固めています。
胸を張る動作で広背筋の腕の付着部はゆるみます。
なので、姿勢のよい人は、広背筋がゆるんでいるので、しゃがみやすいのか、と言いますと、
事はそんなに単純ではなく、
広背筋の、背骨と骨盤の筋腱移行部がやはり大きな威力で背中をうしろに引っ張っているので、
姿勢がよくてもしゃがみにくい人がいらっしゃいます。
さて、ここからは、いよいよ広背筋のストレッチ紹介に入っていきますヾ(@°▽°@)ノ
またここでも答えは次回~
と引っ張りたいぐらい、
改良に改良を重ねた、渾身の広背筋ストレッチを紹介させて頂きます~!!
γ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ
まずは、「広背筋ストレッチ」として紹介される一般的な形をいくつかあげてみます。
↑ ふむふむ
↑ はいはい
↑ だよね~
↑ あ゛~~~っ (*^.^*)
↑おおっ( ̄□ ̄;)
↑ つぉぉぉ((((((ノ゚⊿゚)ノ
「おおっ」とか「つぉぉぉ」あたりのストレッチから、かなり核心にせまったものを感じます。
核心にせまったストレッチでは、筋肉の起始(きし)と停止(ていし)をしっかり押さえています。
起始(きし)と停止(ていし)を引き離すことがストレッチですからね(o^-‘)b
さて、最後に、私Kaoriの世界観マックス画像にて、渾身の広背筋ストレッチ・フォームを紹介致しましょう!!
↑ つぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!
理想どおりに描けずに、書きながら、どんどん辛くなる、私の気持ちを理解して頂けるでしょうか?(*^.^*)?
でもでも、お伝えしたいポイントだけは、抑えることができているのですよ~!!
【マックス効果の出る広背筋ストレッチのポイント】説明
画像は、うしろ姿で、右の広背筋のストレッチをしています。
(手順)
1.右ひじを曲げて、手の平は背中をタッチします。
2.肘を頭につけます。
3.左手で右肘をホールドし、頭の後ろに引きます。
(注: この時点で右上腕三頭筋のストレッチ感があります。このストレッチ感をホールドしておくことが重要です。)
4.右足をうしろにクロスして左足と並べます。
5.左膝を曲げることで安定感が出ます。
6.左斜め前方に向けて上体を倒していきます。
7.反対側も同様のストレッチをして、左右差を感じてみましょう。
以上です。
このストレッチを始める前にビフォーチェックとして、一度しゃがんでみましょう。
そして、アフターチェックで、どのぐらいしゃがむのが楽になったかを確認しましょう。
確実に変化が出ることだけは請け合いますよ~(^_^)v

「アゲイン」 代表
パーソナルトレーナー
伊藤かおり
武道好きのスポーツ嫌い。
法政大学法学部卒業後、法律事務所、不動産会社法務
部、法律関連の翻訳など法律系の仕事に従事。
在宅翻訳者のオタクだった頃に武道にはまり、
無理なトレーニングがたたり重度の腰痛を患う。
中国整体、接骨院、鍼灸、カイロプラクティックなど
各種の治療院を渡り歩くが、なかなか完治せず。
自力整体、ストレッチ、気功、ヨガなど、自力で腰痛を治す方法を 模索し、数々のストレッチ方法を身につける。
その後、都内のストレッチスクール(2か所)で学び、
ストレッチ専門店にて勤務。
2012年6月プライベートストレッチ教室を開始。
2013年7月新大久保に教室を移転し、現在に至る。
都内介護予防教室の講師としても活躍。
資格・活動:
日本DRT協会認定マスターインストラクター
マッサージセラピスト
日本予防医学療術協会認定ヨガインストラクター
IHTA認定1級ヨガインストラクター
新宿未来創造財団レガス新宿スポーツ登録講師
日本コアコンディショニング協会ベーシックインストラクター
極真空手 茶帯
松濤館空手 黒帯