これで解決⁉︎腰痛に効果的なストレッチとは
こんにちは!
ごきげんストレッチのタマノです。
暖かい季節とともにご来店するお客様が増えてきまして、ごきげん度がアップしています。
奥さんにお尻を叩かれて来店されたご主人が、「次回予約を入れないと怒られるから」としぶしぶ予約を入れるシーンをほほえましく見守ることがあります。
また、ご主人が当店の看板を見つけてくださったことをきっかけに、奥様と共にご来店し、「いいお店を見つけてくれてありがとう!」と感謝されたというお話しを伺いますと、夫婦の絆に貢献できているのかと嬉しくなります。
その奥様は「このストレッチを全部子供たちにもかけてあげたい!」と興味を示してくださり、 「スクールもやっているんですよ〜」とお伝えしているところに、今度は、ご主人のお母さまもご来店することになりそうになったり、、、
「秘密にしておきたいのだけど、ついつい友達に教えちゃうんですよね〜」 と、奥様が当店の広報活動に従事してくださったり、、、♪
このご家族のみならず地域にも貢献できることになりそうで、ウキウキ、ワクワクとゴキゲン度はさらにアップしています。
と、私の近況報告はこの辺にしまして、このご一家のご主人を長年苦しめている腰痛について、今回は、いつもとは違う角度から掘り下げてみたいと思います。
腰痛の原因や対処法
腰痛の原因や対処法については、さまざまな専門家がとりあげていることですから、私は、自身がこれまで出会ってきた腰痛について、ほぼ確信が持てているところをお伝えしたいと思います。
腰痛の解消に「腸腰筋ストレッチ」が威力を発揮することは、これまでのコラムで取り上げてきたと思いますので、今回は、もう一つの腰痛改善方法をご紹介したいと思います。
まずはこちらの画像をご覧ください。
仰向けに寝た状態で、右足が立っていて、左足が寝ています。
右利きの人に多いパターンです。
この状態を「とあるパートナーストレッチ」を3分ぐらい施すことで、次のように変えることができます。
おおっ、左右の足の高さがそろいました!!
これをやると、お客様が「あー、変わったーっ!」と驚くので、楽しいんですよね〜(^^♪
長年の腰痛が劇的によくなった!!
と喜ばれることもありました。
「とあるパートナーストレッチ」が何かはさておき、そもそも、なぜつま先の方向が左右でずれてしまうのか?を考えてみましょう。
いきなりですが、答えは、「骨盤のずれ」です。
先ほど、最初の写真のような人は右利きである、とお伝えしました。
右利きの人は、右手が先にでます。
・洗濯機の中の洗濯物を取り出すとき
・ドアをあけるとき
・何か動作をするとき
右手が先に出ると思います。
このとき同時に起きていることが、右の骨盤が手と一緒に動くということです。 「手につられて足が動く」などと古武道の世界でも言われたりします。
ですから、この場合の骨盤のずれとは、骨盤が「前後に」ずれることです。
右の骨盤が前にずれているので、仰向けで右のつま先が立っているのです。
それと今回の腰痛タイプとどうゆう関係が?
ここから、骨盤の構造を少し説明したいと思います。
ざっくりと「骨盤」と呼ばれるものは、「仙骨(せんこつ)」と「寛骨(かんこつ)」という骨に分かれていまして、寛骨の中の特徴あるエリアが「腸骨(ちょうこつ)」「座骨(ざこつ)」「恥骨(ちこつ)」などと呼ばれています。
そして、重要なのがここからで、仙骨と腸骨のジョイント部分は、「仙腸関節(せんちょうかんせつ)」と呼ばれる立派な関節で、この関節のつまりが忌まわしい腰痛を引き起こす原因になっているということです。
で、上記のように仰向けで右足が立っている人は、左側の仙腸関節がつまっていて、左の腰が痛いと言われることが多いです。
右側は動きがあるのでつまりづらく、動きが少なくて押し込まれる左側がつまっているものと思われます。
とあるストレッチの正体とは?
では、そろそろ「とあるストレッチ」の正体を明かしたいと思います。
以下のセルフストレッチをパートナーストレッチでやるものが「とあるストレッチ」なのです。
この写真では、右の骨盤を上にして倒していますが、右の骨盤が前にずれている人には、左の骨盤を倒して、骨盤の高さをそろえます。
腰痛の人は試してみる価値は、アリアリですよ!!
ただ、できるだけ早く改善したい場合は、当店にいらして頂けるとよいかと思います、はい(#^^#)
と、オチも決まったし、今回のコラムの出来上がり!!
とホクホクしていたところで、仰向けで、右の骨盤が左より明らかに高いのに右足が左足より低いというイレギュラーパターンの腰痛に出会ってしまいました”(-“”- )”
予約の電話の声も息絶え絶えなぐらい、辛い腰痛にお悩みの70代女性だったのですが・・・。
幸い腰痛の方は一度の施術で楽になりとても喜ばれていたのですが、あの骨盤と足の向きは一体・・・。
一筋縄ではパターン化できない、「人それぞれ」のカラダの違いは奥深いものです。
こうして私の腰痛研究はまだまだ続くのでした。 ← 本当のオチ。
「アゲイン」 代表
パーソナルトレーナー
伊藤かおり
武道好きのスポーツ嫌い。
法政大学法学部卒業後、法律事務所、不動産会社法務
部、法律関連の翻訳など法律系の仕事に従事。
在宅翻訳者のオタクだった頃に武道にはまり、
無理なトレーニングがたたり重度の腰痛を患う。
中国整体、接骨院、鍼灸、カイロプラクティックなど
各種の治療院を渡り歩くが、なかなか完治せず。
自力整体、ストレッチ、気功、ヨガなど、自力で腰痛を治す方法を 模索し、数々のストレッチ方法を身につける。
その後、都内のストレッチスクール(2か所)で学び、
ストレッチ専門店にて勤務。
2012年6月プライベートストレッチ教室を開始。
2013年7月新大久保に教室を移転し、現在に至る。
都内介護予防教室の講師としても活躍。
資格・活動:
日本DRT協会認定マスターインストラクター
マッサージセラピスト
日本予防医学療術協会認定ヨガインストラクター
IHTA認定1級ヨガインストラクター
新宿未来創造財団レガス新宿スポーツ登録講師
日本コアコンディショニング協会ベーシックインストラクター
極真空手 茶帯
松濤館空手 黒帯