腰痛予防には腸腰筋ストレッチが効果絶大!
こんにちは!
ごきげんストレッチのタマノです。
今日は人類の宿命、腰痛について斬り込みます!
何だか最初から威勢がいいですね。。。
はい、私自身も長期間腰痛に苦しんだ経験があり、
腰痛を許さない会、副会長としては、宿敵・腰痛をどうやって斬るかに日々頭を悩ませています。
で、会長は誰なのですか?
会長を名乗りにくかっただけです(#^.^#)
そっ、そうなんですね。。。。
さて、人類の二足歩行が腰痛を生んだ、
などと言われていますが、西洋人と言われる人達にはほとんど腰痛はなく
腰痛で受診すると、精神安定剤を渡される、
つまり、腰痛は精神的なものと判断されてしまうそうです。
では、日本人の腰痛人口がこれほどまでに多いのも精神的なもの?
って、そんなわけはなく
(日本にも「腰痛はストレスから」説があることはあります。)
日本人の骨盤が西洋人に比べて物理的に薄く、
骨盤に付着する筋肉量が少ないことが、日本人に腰痛が多い【真相その1】のようです。
姿勢を支える骨と筋肉が少ないのでカラダの土台が定まりにくく姿勢が悪くなりがちな上に
農耕民族であるので前傾姿勢になじんでしまっている【真相その2】、
「和を以て貴しとなす」日本人は、目立つことを避けたい、
姿勢が良いと威張っていると思われる(と思い込んでいる)ので、
低姿勢でいたい、こんな低姿勢の意識が、頭を下げ気味にする
→ 頭が前に出て脊柱のS字カーブが崩れた不良姿勢となっている【真相その3】ような気がします。
一人一人が理想の姿勢を保った上でお互いを尊重し、
調和を尊ぶことが「和を以て貴しとなす」なのでしょうね、本来は。
日本人の人種的・民族的な特徴を知った上で、
姿勢教育を国家レベルで、できれば小学校の低学年の時期から取り入れることが腰痛対策には必要で、
姿勢教育が功を奏すならば、間違いなく医療費削減にもつながるでしょう。
さて、人種・民族問題とは別の要因として、
パソコンなしでは済まされない現在の職場環境も腰痛の大きな要因になっていると会長は考えています【(真相その4】。
あっ、いつの間にか「会長」になっている。。。
パソコン業務は普通座って行われます。
昔は、「あっ、これ〇階の〇〇課に届けてね」と書類を渡されて席を離れる時間がありましたが、
今はほぼメール送信で済むようになり、席を離れる時間が極度に減っています。
気が付いたら10時間座りっぱなし!なんて事態もザラ。
座って仕事できるから楽、なんて考えたら大間違いです!
人間も動物、動物は、動く物ですら、動かない生活は
人間やめますか?
というぐらいカラダにとっては過酷な状態なのです。
座っている姿勢を思い浮かべてください。
股関節もヒザ関節も屈曲しています。
ということは、股関節を屈曲させる複数の筋肉並びに
ヒザを屈曲させる複数の筋肉がすべてスイッチオンになっている状態です。
(上半身でも肩関節と肘関節で同じことが起きていますが、今回は下半身に限定して話をすすめます。)
スイッチオンなので、座っていても筋肉を使っている、
つまり、疲れるのです。
とりわけ、股関節屈曲にかかわる腸腰筋がこうして固まり続けていると、腰椎(腰骨)を屈曲させてしまいます。
腰椎は、回旋や側屈・伸展は得意ですが、屈曲が苦手です。
得意なことをやらせてもらえず、
苦手なことを強いられ続ける腰椎クンは、限界がくるとプッツンしてしまいます。
正確には、プッツンするのは、腰椎クンではなくて、
腰椎クンが屈曲しすぎないように支え続けていた腸腰筋クンの方です。
多くの腰痛が、この腸腰筋プッツン状態です。
ですから、腰痛の予防・改善には腸腰筋のストレッチを十分に行うことが欠かせないわけです。
セルフストレッチで行うなら、こんな感じです。
↓

腸腰筋は、上半身と下半身を結ぶインナーマッスルです。
上手にストレッチできていると、
おへその隣あたりから、脚の付け根に伸び感があります。
大きく一歩うしろに引いた脚の方の腸腰筋がストレッチされます。
膝は曲がっていてもかまいませんので、
骨盤を正面に!
おへそをクンと前に突き出すと骨盤が正面に向きやすくなりますよ。
上半身は前傾しないように地面と垂直にセットします。
前脚のスネも床と垂直、が目安です。
上図のように、両手を頭のうしろで組む必要はなく、
むしろ、両手をだらんとさせることによって上半身を脱力させ、
上半身の重さを垂直に落とすと腸腰筋が最大限ストレッチされます。
自重は、カラダにとって一番無理のない重さですから、多少痛くても心配せずに(o^-‘)b
負荷が足りない場合は、後ろ足を更にうしろに引きますが、
骨盤が正面を向いている限度に止めましょう。
パートナーストレッチの腸腰筋ストレッチも、もちろん腰痛改善には効果絶大です。
『腰に一個もさわらずに腰痛を治す』
と、かつて師匠から聞いたことがあります。
腰が痛くて泣いていた同僚の腰痛を師匠は腸腰筋ストレッチで治したそうです。
腰に一個もさわらず腰痛を治す。。。
このフレーズが私の中でずーっとリフレインしていて、
腸腰筋ストレッチがうまくなりたい、
腸腰筋ストレッチが上手になりたい、
腸腰筋ストレッチが得意になりたい、
と、ずーっと願いつつ、
改良に改良を重ねて出来上がった私の腸腰筋パートナーストレッチは、
今では腰痛改善に大きな威力を発揮しています(o^-‘)b
次回は、腰痛改善に関する誤解、間違った筋トレetc.についてお伝えします(o^-‘)b
お楽しみに!!
2015.10.16
ごきげんストレッチのタマノです。
今日は人類の宿命、腰痛について斬り込みます!
何だか最初から威勢がいいですね。。。
はい、私自身も長期間腰痛に苦しんだ経験があり、
腰痛を許さない会、副会長としては、宿敵・腰痛をどうやって斬るかに日々頭を悩ませています。
で、会長は誰なのですか?
会長を名乗りにくかっただけです(#^.^#)
そっ、そうなんですね。。。。
さて、人類の二足歩行が腰痛を生んだ、
などと言われていますが、西洋人と言われる人達にはほとんど腰痛はなく
腰痛で受診すると、精神安定剤を渡される、
つまり、腰痛は精神的なものと判断されてしまうそうです。
では、日本人の腰痛人口がこれほどまでに多いのも精神的なもの?
って、そんなわけはなく
(日本にも「腰痛はストレスから」説があることはあります。)
日本人の骨盤が西洋人に比べて物理的に薄く、
骨盤に付着する筋肉量が少ないことが、日本人に腰痛が多い【真相その1】のようです。
姿勢を支える骨と筋肉が少ないのでカラダの土台が定まりにくく姿勢が悪くなりがちな上に
農耕民族であるので前傾姿勢になじんでしまっている【真相その2】、
「和を以て貴しとなす」日本人は、目立つことを避けたい、
姿勢が良いと威張っていると思われる(と思い込んでいる)ので、
低姿勢でいたい、こんな低姿勢の意識が、頭を下げ気味にする
→ 頭が前に出て脊柱のS字カーブが崩れた不良姿勢となっている【真相その3】ような気がします。
一人一人が理想の姿勢を保った上でお互いを尊重し、
調和を尊ぶことが「和を以て貴しとなす」なのでしょうね、本来は。
日本人の人種的・民族的な特徴を知った上で、
姿勢教育を国家レベルで、できれば小学校の低学年の時期から取り入れることが腰痛対策には必要で、
姿勢教育が功を奏すならば、間違いなく医療費削減にもつながるでしょう。
さて、人種・民族問題とは別の要因として、
パソコンなしでは済まされない現在の職場環境も腰痛の大きな要因になっていると会長は考えています【(真相その4】。
あっ、いつの間にか「会長」になっている。。。
パソコン業務は普通座って行われます。
昔は、「あっ、これ〇階の〇〇課に届けてね」と書類を渡されて席を離れる時間がありましたが、
今はほぼメール送信で済むようになり、席を離れる時間が極度に減っています。
気が付いたら10時間座りっぱなし!なんて事態もザラ。
座って仕事できるから楽、なんて考えたら大間違いです!
人間も動物、動物は、動く物ですら、動かない生活は
人間やめますか?
というぐらいカラダにとっては過酷な状態なのです。
座っている姿勢を思い浮かべてください。
股関節もヒザ関節も屈曲しています。
ということは、股関節を屈曲させる複数の筋肉並びに
ヒザを屈曲させる複数の筋肉がすべてスイッチオンになっている状態です。
(上半身でも肩関節と肘関節で同じことが起きていますが、今回は下半身に限定して話をすすめます。)
スイッチオンなので、座っていても筋肉を使っている、
つまり、疲れるのです。
とりわけ、股関節屈曲にかかわる腸腰筋がこうして固まり続けていると、腰椎(腰骨)を屈曲させてしまいます。
腰椎は、回旋や側屈・伸展は得意ですが、屈曲が苦手です。
得意なことをやらせてもらえず、
苦手なことを強いられ続ける腰椎クンは、限界がくるとプッツンしてしまいます。
正確には、プッツンするのは、腰椎クンではなくて、
腰椎クンが屈曲しすぎないように支え続けていた腸腰筋クンの方です。
多くの腰痛が、この腸腰筋プッツン状態です。
ですから、腰痛の予防・改善には腸腰筋のストレッチを十分に行うことが欠かせないわけです。
セルフストレッチで行うなら、こんな感じです。
↓

腸腰筋は、上半身と下半身を結ぶインナーマッスルです。
上手にストレッチできていると、
おへその隣あたりから、脚の付け根に伸び感があります。
大きく一歩うしろに引いた脚の方の腸腰筋がストレッチされます。
膝は曲がっていてもかまいませんので、
骨盤を正面に!
おへそをクンと前に突き出すと骨盤が正面に向きやすくなりますよ。
上半身は前傾しないように地面と垂直にセットします。
前脚のスネも床と垂直、が目安です。
上図のように、両手を頭のうしろで組む必要はなく、
むしろ、両手をだらんとさせることによって上半身を脱力させ、
上半身の重さを垂直に落とすと腸腰筋が最大限ストレッチされます。
自重は、カラダにとって一番無理のない重さですから、多少痛くても心配せずに(o^-‘)b
負荷が足りない場合は、後ろ足を更にうしろに引きますが、
骨盤が正面を向いている限度に止めましょう。
パートナーストレッチの腸腰筋ストレッチも、もちろん腰痛改善には効果絶大です。
『腰に一個もさわらずに腰痛を治す』
と、かつて師匠から聞いたことがあります。
腰が痛くて泣いていた同僚の腰痛を師匠は腸腰筋ストレッチで治したそうです。
腰に一個もさわらず腰痛を治す。。。
このフレーズが私の中でずーっとリフレインしていて、
腸腰筋ストレッチがうまくなりたい、
腸腰筋ストレッチが上手になりたい、
腸腰筋ストレッチが得意になりたい、
と、ずーっと願いつつ、
改良に改良を重ねて出来上がった私の腸腰筋パートナーストレッチは、
今では腰痛改善に大きな威力を発揮しています(o^-‘)b
次回は、腰痛改善に関する誤解、間違った筋トレetc.についてお伝えします(o^-‘)b
お楽しみに!!
2015.10.16

DRT整体
「アゲイン」 代表
パーソナルトレーナー
伊藤かおり
武道好きのスポーツ嫌い。
法政大学法学部卒業後、法律事務所、不動産会社法務
部、法律関連の翻訳など法律系の仕事に従事。
在宅翻訳者のオタクだった頃に武道にはまり、
無理なトレーニングがたたり重度の腰痛を患う。
中国整体、接骨院、鍼灸、カイロプラクティックなど
各種の治療院を渡り歩くが、なかなか完治せず。
自力整体、ストレッチ、気功、ヨガなど、自力で腰痛を治す方法を 模索し、数々のストレッチ方法を身につける。
その後、都内のストレッチスクール(2か所)で学び、
ストレッチ専門店にて勤務。
2012年6月プライベートストレッチ教室を開始。
2013年7月新大久保に教室を移転し、現在に至る。
都内介護予防教室の講師としても活躍。
資格・活動:
日本DRT協会認定マスターインストラクター
マッサージセラピスト
日本予防医学療術協会認定ヨガインストラクター
IHTA認定1級ヨガインストラクター
新宿未来創造財団レガス新宿スポーツ登録講師
日本コアコンディショニング協会ベーシックインストラクター
極真空手 茶帯
松濤館空手 黒帯
「アゲイン」 代表
パーソナルトレーナー
伊藤かおり
武道好きのスポーツ嫌い。
法政大学法学部卒業後、法律事務所、不動産会社法務
部、法律関連の翻訳など法律系の仕事に従事。
在宅翻訳者のオタクだった頃に武道にはまり、
無理なトレーニングがたたり重度の腰痛を患う。
中国整体、接骨院、鍼灸、カイロプラクティックなど
各種の治療院を渡り歩くが、なかなか完治せず。
自力整体、ストレッチ、気功、ヨガなど、自力で腰痛を治す方法を 模索し、数々のストレッチ方法を身につける。
その後、都内のストレッチスクール(2か所)で学び、
ストレッチ専門店にて勤務。
2012年6月プライベートストレッチ教室を開始。
2013年7月新大久保に教室を移転し、現在に至る。
都内介護予防教室の講師としても活躍。
資格・活動:
日本DRT協会認定マスターインストラクター
マッサージセラピスト
日本予防医学療術協会認定ヨガインストラクター
IHTA認定1級ヨガインストラクター
新宿未来創造財団レガス新宿スポーツ登録講師
日本コアコンディショニング協会ベーシックインストラクター
極真空手 茶帯
松濤館空手 黒帯