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背中の痛みには胸のストレッチが肝要!!その方法とは?


背中 痛み
こんにちは!

ごきげんストレッチのタマノです!

時々、なぜお店の名前を「ごきげんストレッチ」にしたのですか?

と聞かれるのですが、実は。。。

ごきげんストレッチは「仮称」でした。

お店のホームページを作る際、「gokigen-stretch」にするとURLがとりやすかったので、とりあえず「ごきげんストレッチ」にしておいて、あとでゆっくり店名を考えようと思っていたのですね。

お店を続けているうちに、「シニア応援でやってきたいな~。」という願望が育っていたことは後で気づくのですが。

コンサルタントの方から、シニア応援に「ごきげんストレッチ、いいじゃないですか!!」と背中を押され、以後正式な店名になったのです。

当初何となく思いついた店名には、意味があったのですね~。

いきなり余談で始めてしまいましたが(笑)

シニアの方の身体の悩み

背中 痛み1

シニアのお悩みには、「背中の痛み」も上位に入ってきます。

背中の痛み」を訴える方に、「背中のどこが痛いですか?」と指さし確認をお願いすると、背中の上の方を指さす方が多いのですが、ここは、肩甲骨の下あたりや肩甲骨の間です。

肩甲骨の動きの不良が背中の痛みに関係していることに気づいている施術者に出会えたならば、あなたはラッキーです。

以前、クロールでゆるゆると3kmぐらい泳ぐと背中が痛くなってしまうお客様がいらっしゃいました。

背中を大きく動かすクロールでこれだけ泳げば背中の筋肉はゆるむのではないの?

と考えたくなりますが、その方は肩甲骨の動きが悪い状態で泳いでいたため背中の筋肉がますます硬くなっていたのでした。

パートナーストレッチで肩甲骨の動きを十分にだしたあとにプールに出かけたところ、

背中が痛くならなかった!

と報告してくださいました。

室内業務と言えばパソコン業務を意味する時代となっている今日では、同じ姿勢でカラダを固めている時間がとても長くなっています。

この時に知らず知らずに固めている筋肉は、胸の筋肉です。

胸の筋肉の一つ、大胸筋(だいきょうきん)には、水平屈曲(すいへいくっきょく)という機能がありますが、水平屈曲とは腕を前に出す動作で、丁度、キーボードを叩いているときに水平屈曲が起きています。

水平屈曲が起きているということは、つまり、筋肉を使っているということです。

キーボードを叩いているときは指だけ動かしているような気がしていますが、胸まで使ってしまっているということです。

脱力して最低限の筋力だけで動作していればいいのですが、一つの動作に無意味な筋力を使ってしまう「動作癖(どうさへき)」というものを誰でも持っています。

肩関節が水平屈曲するときに無意味に大胸筋に力を込めてしまうこともあるということです。

パソコン業務で胸の筋肉を使っていると背中が痛くなってくるのはなぜでしょうか?

大胸筋を固め過ぎて「胸がつる」方も時々いらっしゃいますが、背中の痛みの方が感じやすいと思います。

大胸筋は、このように腕にもついています。

背中 痛み2


大胸筋を固めると、腕が前に出てきます。

そして、腕は、肩甲骨についています。

ですから、大胸筋を固めて腕が前に出ると、腕に引っ張られて、背中にある肩甲骨が広がってしまいます。

肩甲骨の間が広がることを肩甲骨が外転(がいてん)すると言いますが、肩甲骨が動かない人は、たいてい、「肩甲骨外転位」で固まっています。

動きの悪くなった肩甲骨を自力で動かすことは困難で、専門店で肩甲骨はがしをしてもらうことが最も早道である、と考えてはいますが、たとえ肩甲骨をはがしてもらったとしても、大胸筋を縮める癖があると、肩甲骨はすぐに外転位に戻ってしまいます。

ですから、大胸筋のセルフストレッチを習慣化することで、肩甲骨はいい位置に落ち着いてきます。

お客様の中にも、肩甲骨の動きがなかなかよくならない方がいらっしゃいましたが、 あるときふとよくなっていまして、お話を伺うと、自宅での大胸筋ストレッチだけは毎日続けていらっしゃいました。

背中の痛みを軽減する、大胸筋のセルフストレッチは、こんな感じです。

背中 痛み3

やり方(右大胸筋ストレッチの場合)

右手を壁につく。

このときに腕の高さが重要です。

グリコぐらいです。

 

背中 痛み4


右手をグリコしてから(そんな動詞があったのか(;’’∀’’))

1. 壁に手をつけてください。
2. それから、右足を一歩前に出します。
3. 最後、左の肩越しにうしろを振り向いてください。

この、1、2、3 の動作で大胸筋がきたーーーっ!!!て感じで伸びます(o^-‘)b

きたーーーっ!!!」がこないときは、セットが不十分ですから、セットし直してくださいね。

このように、背中の痛みの根本的解決には胸のストレッチが肝要ですが、そうは言っても、固まっちゃった背中も伸ばしたいよ~と言う方は、以下のサイトで気持ちの良い背中のストレッチが紹介されていますので、是非、参考にしてくださいね!

[参考サイト]
http://ne-stra.jp/848.html
http://kaihuku.biz/exercize.html
http://kintore-fitness.com/stretch/stretch5.html

玉生さんプロフィール
DRT整体
「アゲイン」 代表
パーソナルトレーナー
伊藤かおり

武道好きのスポーツ嫌い。
法政大学法学部卒業後、法律事務所、不動産会社法務
部、法律関連の翻訳など法律系の仕事に従事。

在宅翻訳者のオタクだった頃に武道にはまり、
無理なトレーニングがたたり重度の腰痛を患う。
中国整体、接骨院、鍼灸、カイロプラクティックなど
各種の治療院を渡り歩くが、なかなか完治せず。
自力整体、ストレッチ、気功、ヨガなど、自力で腰痛を治す方法を 模索し、数々のストレッチ方法を身につける。

その後、都内のストレッチスクール(2か所)で学び、
ストレッチ専門店にて勤務。
2012年6月プライベートストレッチ教室を開始。
2013年7月新大久保に教室を移転し、現在に至る。
都内介護予防教室の講師としても活躍。

資格・活動:
日本DRT協会認定マスターインストラクター
マッサージセラピスト
日本予防医学療術協会認定ヨガインストラクター
IHTA認定1級ヨガインストラクター
新宿未来創造財団レガス新宿スポーツ登録講師
日本コアコンディショニング協会ベーシックインストラクター
極真空手 茶帯
松濤館空手 黒帯

情報

玉野さま2



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http://drt-again.com

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