腰痛と内臓の関係はいかに!?専門家が徹底解明
こんにちは!ごきげんストレッチのタマノです。
最近「ごきげんストレッチ」の店名がますます気に入っています。
ごきげんに生きるってなかなか難しいですからね。
大好きな斎藤一人さん(納税額トップの銀座まるかんの社長)も【自分のきげんは自分でとる】とおっしゃっていますが、どうしたら自分がごきげんになれるのかを考えていきますと、まず『健康というベース』がないとごきげんになりづらいことに気付くと思います。
・痛いところがない
・かゆいところがない
・排せつがスムーズ
・押しつぶされそうなストレスがない
といった健康ベースがないとごきげんな自分はなかなか築けないものです。
さて、今回は、ストレッチナビ・デスクから『腰痛と内臓の関係』のコラム執筆のオファーを受けまして、腰痛撲滅委員会・会長の私として、また、腰痛フリーでごきげんに生活するためにも、是非とも取り組まなければならないテーマと奮い立った次第ですが、まぁ、そこはあまり背伸びせず(o^-‘)b
等身大の私が納得できる範囲で書き綴ることができれば、と考えております。
以前のコラムで腰痛の85%は原因不明とお伝えしましたが、画像診断で原因が特定できない腰痛の中には、内臓由来の腰痛がかなり含まれているようです。
つまり、痛みは腰に出ているものの、原因が内臓にあるので、腰に湿布を貼ったり、注射を打ったり、腰をもんだり牽引しても意味がないですよ、という腰痛がかなりあるということです。
ではなぜ内臓は腰痛と関係があるのでしょうか?
1. 内臓肥大による腰痛
腰痛を感じる辺りには、内臓が詰め込まれています。
内臓が肥大すると内側からお腹や腰を圧迫します。
内臓による圧迫が腰あたりで痛みとして感じられるのが内臓由来の腰痛です。
腰痛を伴う病気としては、慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胆嚢炎、胆石症、胆道結石、腎盂腎炎、尿路結石、子宮筋腫、巣嚢腫、卵巣炎、腹部大動脈瘤、帯状疱疹による神経痛などが挙げられます。
何年か前に、おびただしい数の献体が展示されている『人体の不思議展』というものがあちこちで開催されていたことがあり、そこで、肥大した実物の胃を見たことがあります。
健康な胃の5倍もの大きさに達した胃は、原形をとどめないほどに肥大し、見るからに不健康そのもので今でも記憶に強く残っています。
あの大きさの胃が内側から周辺の筋肉を圧迫すれば、腰に響いてくることは想像に難くありません。
2. 内臓が硬くなることよる腰痛
食べ過ぎやストレスによって胃腸が硬くなると、胃腸を支えている周囲の筋肉の圧力が外に向かって腰を圧迫してしまいます。
圧迫により腰部の筋肉の血流が悪くなり、腰痛を発症してしまうのです
胃潰瘍や十二指腸潰瘍は、自身の消化液によって胃や十二指腸が自己消化を起こして損傷する病気で、症状としては胃痛や胸焼け、吐血などが挙げられます。
これが重症化してくると炎症が広がり、腰痛を引き起こすこともあります。
内臓の疲労は、病院で検査して実際に病気とされる場合もありますが、検査では異常がないという場合もあります。
病気でなくても内臓が疲れていると感じることはあるのではないでしょうか?
食べすぎや飲みすぎの後に胃がもたれていると感じることはありますよね。
内臓に疲れがたまらないようにするためにはどうしたらいいでしょうか?
・冷えた食べ物や飲み物をとりすぎない
・ストレスをため込まない
・睡眠をよくとる
これらのポイントが大切になってきます。
特にアルコールや脂質・糖質の摂り過ぎには注意が必要です。
3. 便秘からくる腰痛
便秘により大腸が圧迫され肥大することで腰を圧迫して腰痛を引き起こすケースもあります。
女性に多いです。
便秘が慢性化すると、腸内に便とガスが溜まり、腸を膨張させてしまいます。
腸が膨張すると、周辺の器官や血管、神経などを圧迫してしまい、それが血液循環の悪化などを引き起こします。
そうすると、腸に近い腰の部分の血液循環が悪くなり、血液循環が悪いところに疲労物質や痛み物質がたまっていくため、腰痛が発症しやすくなってしまうのです。
また、便秘のときは、便が体内で腐敗していき、毒素が排出されて、その毒素は腸から吸収されて血液を通って体へ循環していきます。
腸に近い腰の部位は、特に毒素が溜まりやすく、そのため筋肉の緊張を引き起こすことを通じて、腰痛が引き起こされる原因となるのです。
骨盤のゆがみによって便秘と腰痛が同時に起きている場合もあるので、普段から姿勢を気にすることが腰痛改善の第一歩となります。
よい姿勢がわからない場合は、専門家に相談するなどの対処が必要です。
よい姿勢をとっているつもりで不良姿勢を続けている方が実際多いです。
姿勢や生活習慣を見直して、内臓にやさしい生活をすることだけでも、痛みのストレスからは大きく解放されていきます。
内臓疲労は、腰痛だけでなく、肩こり、頭痛、倦怠感、むくみも引き起こしますので、上記のポイントを参考にしてみてくださいね。
よい姿勢を作る上でのポイント
それは(o^-‘)b
【人の話は腹で聞く】です。
人の話を耳で聞こうとすると、頭がどんどん前に出て、お腹が引けてしまいます。
すると、内臓を狭い空間に押し込めて固めてしまうことになります。
人の話を腹で聞こうとすれば、お腹が前に出て背骨のアライメントが綺麗に保たれ、内臓ものびのび、血液循環も良好で、体調は良い流れにのっていきます。
では、今日も痛みフリーで『ごきげん』でいきましょう!
「アゲイン」 代表
パーソナルトレーナー
伊藤かおり
武道好きのスポーツ嫌い。
法政大学法学部卒業後、法律事務所、不動産会社法務
部、法律関連の翻訳など法律系の仕事に従事。
在宅翻訳者のオタクだった頃に武道にはまり、
無理なトレーニングがたたり重度の腰痛を患う。
中国整体、接骨院、鍼灸、カイロプラクティックなど
各種の治療院を渡り歩くが、なかなか完治せず。
自力整体、ストレッチ、気功、ヨガなど、自力で腰痛を治す方法を 模索し、数々のストレッチ方法を身につける。
その後、都内のストレッチスクール(2か所)で学び、
ストレッチ専門店にて勤務。
2012年6月プライベートストレッチ教室を開始。
2013年7月新大久保に教室を移転し、現在に至る。
都内介護予防教室の講師としても活躍。
資格・活動:
日本DRT協会認定マスターインストラクター
マッサージセラピスト
日本予防医学療術協会認定ヨガインストラクター
IHTA認定1級ヨガインストラクター
新宿未来創造財団レガス新宿スポーツ登録講師
日本コアコンディショニング協会ベーシックインストラクター
極真空手 茶帯
松濤館空手 黒帯