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猫背だからって、間違った姿勢改善は逆効果?「ムリなく少しづつ」これがポイントです。


皆様、こんにちは!
スポーツ選手専門整骨院で働く、風見です。

先日、こんな人にお会いしました。
一生懸命、顎を引いて、一生懸命背筋伸ばして、苦しそうしている方に。

聞いてみると、普段から姿勢に気をつけなさい。
そうしないと大変な事になるよ、と言われたそうです。

この言葉に悪意はありませんし、とても的を得ているとは思います。

が、それを受け取る側がどう感じるかでその後が変わりますよね。

この方はとても真面目でそのまま鵜呑みにしてしまい、
必要以上に良い姿勢をやってしまっています。


そうするとどうなるか。


無理な体勢は、無理な筋肉の使い方をしてしまい、
その無理な筋肉が疲れてしまい、また不良姿勢になるという悪い循環を呈します。

これはダイエット等にも言える事で、急なダイエットはリバウンドを起こします。
ダイエットで理想なのは無理無く痩せる事。

数字で表せば、1ヶ月で落としていいのは現体重の約5%が理想とされています。
50kgの人であれば2.5kgとなる訳です。

姿勢も同じで、無理に良い姿勢にするとひずみが生まれてしまい、
全く以て逆効果になる事も多いです。


それでは逆効果になった事例を書きます。


猫背と言われていた方が無理に胸を張って過ごしていた所、
突然肩甲骨の間に痛みが走りました。

しかしながら、急に変えたから出たものだろうと思って
構わずに続けていた所、痛みは増して行き

今度は肩が上がらなくなってしまったのです。

この時に痛めていたのは肩甲骨にある筋肉でその筋肉を更に使っている事で
硬くなってしまい、肩甲骨の動きが悪くなってくるのです。

皆さんもやってみてわかると思いますが、肩甲骨の動きが悪くなると

全然肩が上がりません。
このように、無理に使う事で筋肉に硬さを与え、
ひどい時には筋挫傷という怪我もついてくる可能性もあります。

姿勢を悪い事でのデメリットはあります。
でも悪くなっているのにも原因があるのです。

姿勢が悪いという事だけでそこを治すという事ではなく
他を治す!という考えでもいいかもしれません。

では、一つ。簡単に出来る猫背の解消の動きがあります。

それは、首の後ろの皺(シワ)です。

実はこの皺、あるという事は首が前に行っている可能性が高いです。
首が前にいくという事は肩も前つぼみになってきます。

それを回避する為に胸を張るよりも、少し頭を後ろにして
首の後ろを伸ばすイメージで立ってみましょう。

これだけでも自然と胸を張ってきます。頭を後ろにずらす、
そんなちょっとした動きで猫背の改善になるのです。

これでなかなか、胸が開かないという人は
胸の前の筋肉が硬い可能性もあるのでこちらのストレッチをしてみてください。

https://www.youtube.com/watch?v=G9Zsw9FQlVA
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少しずつ、無理せず、
そして何よりも継続の心を持って出来る事が重要です。


2014.9.8
プロフィール


株式会社Pflaster  代表取締役社長
スポーツ外傷専門店「台東すこやか整骨院」代表
ランニングステーション「アース」代表
風見 知希(かざみ ともき) 

医療の総合会社を経営し、医療業界において難しいとされてきた
「医療の理想」を体現し続ける。
ITと医療の融合を強みとし、
オンライン講座を中心に、柔道整復師の育成を実践。
自身の経験を通じて、整骨院の経営・整骨院経営の
コンサルティングも行う。

情報

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■株式会社Pflaster
http://pflaster.co.jp/

■スポーツ外傷専門店「台東すこやか整骨院」
http://www.p-sukoyaka.com

■ランニングステーション「アース」
http://www.run-earth.com/

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