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腰痛の為にはどのような“腰のストレッチ”が良いのですか?


皆さん、こんにちは! 
暑い夏が終わってすぐに秋模様。そして冬になっていくのですね。


さて、先日、空手の稽古に行くと、
先輩からこんな質問が・・。


『腰痛の為にはどのような“腰のストレッチ”が良いのですか?』


という質問でした。


写真のような事をすると痛みは倍増するようです。


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さて、この場合、どのようなストレッチが良いのか。


まずは写真のような状態で腰が痛いのはなぜかを考えましょう。


この場合、沿っているのはどこでしょう。


そう、“腰の骨”ですよね。


しかしながら、このストレッチ、腰を伸ばしちゃいけないんです。


ここで伸ばすべきポイントは


股関節の前と胸の後ろの骨、
いわゆる胸椎(きょうつい)と言われるところです。


しかしながら、
座り仕事の多い方は写真のように股関節を曲げたままが多いでしょう。


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そうすると、腸腰筋という股関節を曲げる筋肉が
曲がったままになってしまい伸ばす事を忘れてしまいます。


伸ばす事を忘れてしまった筋肉は硬くなりますので
そのまま立ったりすると腰椎を引っ張られて腰椎に痛みを感じます。


立ち際で痛みが出ている人はこのような事も考えられます。


長時間の座り仕事で立ち際には少し気をつけた方がいいと言う事がわかりますね。


また、腰椎自体はそれほど可動性の無い関節なので
こう言ったことが起きるとぎっくり腰の要因にもなります。


上記を見ても股関節って凄く大切だと思いませんか?


股関節というのは可動性の大きい“球関節”というもので出来ています。


皆さんも立ってみて動かしてみるとわかると思いますが、前後ろ、横、廻す事も出来ます。


本来股関節は大きく動く所です。
故に大きな筋肉もついている場所であります。


その大きな筋肉が硬くなってしまって動きを制限してしまったら・・
それでも動く範囲が変わらないとしたら・・・


どこでそれを補おうとするのか。


それが腰や膝に繋がって来てしまうのです。


人の体はかばい合って動こうとします。
足首の捻挫をした時に、誰に教わるでもなく足を引きずって歩いていませんでしたか?


これも人は痛みをかばおうとして勝手にその動き方になるのです。
人間の体ってすごいなっていつも思います。


<結論>

股関節周りのストレッチ、特に腸腰筋・ハムストリングス・大腿四頭筋・殿筋といった
筋肉へのストレッチはかなり有効になります。


とくにハムストリングスは普段使っているようで使っていません。


この筋肉が伸ばす事が出来、使えるようになってくる事で体の良い軸の使い方になってきます。


積極的に伸ばしていく必要がありますね!


ただ、腸腰筋などのストレッチは腰椎を動かす事にもなりますので
痛みが出ている時には制限するようにしてください。

2014.10.17
プロフィール


株式会社Pflaster  代表取締役社長
スポーツ外傷専門店「台東すこやか整骨院」代表
ランニングステーション「アース」代表
風見 知希(かざみ ともき) 

医療の総合会社を経営し、医療業界において難しいとされてきた
「医療の理想」を体現し続ける。
ITと医療の融合を強みとし、
オンライン講座を中心に、柔道整復師の育成を実践。
自身の経験を通じて、整骨院の経営・整骨院経営の
コンサルティングも行う。

情報

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■株式会社Pflaster
http://pflaster.co.jp/

■スポーツ外傷専門店「台東すこやか整骨院」
http://www.p-sukoyaka.com

■ランニングステーション「アース」
http://www.run-earth.com/

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