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何度も何度も挑戦するも、一向につま先に手が付かない!なぜ?


こんにちは! スポーツ専門治療家の風見です。

スポーツの現場では毎日熱中症との戦い、そして、それによる怪我を防ぐ為に飲み物の選択、
選手の顔の確認などを常に考えながら行動します。

トレーナーも熱中症にならないように注意が必要なんです!

皆様も水分補給や体調管理等などに気をつけて残りの夏を満喫してくださいね。

今回のコラムはストレッチと柔軟性についてです。

ストレッチをしていると柔らかくなる!
と聞いて始めた方も多いのではないでしょうか?

しかし、ながら、1ヶ月経っても2ヶ月経っても柔らかくならない!
そんな話も良く聞きます。

それには理由があります。
まず、セルフストレッチ(一人でストレッチ)する場合の問題点は
自分のやっている姿勢が見れない!という点にあります。

例えば長座をして、手をつま先につけるストレッチ。

これは太ももの裏を伸ばすストレッチですね。

何度も何度も挑戦するも、一向につま先に手が付かない!
実はこれ、やっている姿勢に問題がある可能性が高いのです。

では写真で見てみましょう。



《こちらが悪い姿勢で行なった場合》

image1
*背中が丸まり首も丸まっています。


image2
*こちらも背中が丸まっていますね。



《こちらが良い姿勢で行なった場合》

image3
*背中が伸びており、股関節から曲げるようにしています。
悪い姿勢よりも前にかがんでいませんがこちらの方が太もも裏が伸びています。


image4
*しっかりと背中を伸ばし頭と背中のラインが一直線ですね。



お分かりですか?

悪い姿勢で行なうと太もも裏を伸ばすのではなく、
背中のストレッチになりやすくなっているのです。

逆に良い姿勢では、背中が伸びているので効率よく太もも裏にしっかりと効いてきます。

このようにちょっとした注意で伸びている箇所を変える事が出来ます。

柔軟性が向上しないという方は

ほとんどのこの

『悪い姿勢』で行なっている事が多いのです。

どうしても本で見たり、動画で見ても
正解の“感覚”は自分です。

そして、どこが伸びているのか確認するのも自分です。
とても大変だと思います。

故に、最初の感覚を養う為にパートナーストレッチ(二人でストレッチ)や
専門店等などで感覚を覚えてほしいのです。

すべてにおいて言えますが

“正しいフォーム”・“正しい感覚”などは絶対的に必要です。

なんとなくやるのでは

なんとなくしか結果が出ません。

身体の柔らかさは
その成長速度の違いはあれど、大抵の人達はみんな柔らかくなります。

やはり柔らかくならないのは他の筋肉の硬さが邪魔してしまったり
関節の硬さ等が邪魔している事も多々あります。

専門家に原因を聞き、
そしてしっかりと伸ばせるようになる事がまず重要ですね。

プロフィール


株式会社Pflaster  代表取締役社長
スポーツ外傷専門店「台東すこやか整骨院」代表
ランニングステーション「アース」代表
風見 知希(かざみ ともき) 

医療の総合会社を経営し、医療業界において難しいとされてきた
「医療の理想」を体現し続ける。
ITと医療の融合を強みとし、
オンライン講座を中心に、柔道整復師の育成を実践。
自身の経験を通じて、整骨院の経営・整骨院経営の
コンサルティングも行う。

情報

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■株式会社Pflaster
http://pflaster.co.jp/

■スポーツ外傷専門店「台東すこやか整骨院」
http://www.p-sukoyaka.com

■ランニングステーション「アース」
http://www.run-earth.com/

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