えっ!?これなら私も「本当の美脚」を手に入れられるかも…
あなたの脚を、健康的でねじれのない「本当の美脚」にするためには?
突然ですが、あなたの思う「美脚」とは、どのような脚ですか?
いろんな考え方があると思いますが、 たいていの方がイメージ「美脚」というのは、モデルさんや女優さんの脚ですよね。
しかし、それは辞めてください。
なぜなら、必ずしもあなたに合った健康的な脚とは言えないからです。
美しい「美脚」のお手本にする人とは
細くいることが「仕事」であるモデルさんたちの脚をまねて一生懸命に筋肉をそぎ落としても、残念ながら美しくはありません。
美脚になりたいあなたにお手本にしてほしいのは、バレリーナやダンサーの脚です。
無理なく美脚を手に入れることができます。
美脚な人とそうでない人の大きな差は、 実は脚の綺麗さそのものではなく、股関節の硬さにあります。
脚の歪みが多い人や太くなってくる人は、つま先や膝が内側に向いていて、股関節もとにかく硬い人が多いです。
反対にバレリーナやダンサーさんは、常につま先や膝が外側に向くように訓練、教育されるので、お尻の筋肉を使いながら脚が真っ直ぐに向くようにトレーニングをしているので、筋肉も柔らかく動きやすい上体になっています。
同時に、股関節が外に向くポジションをキープできるように鍛えてもいます。
では、ストレッチの一例をご紹介します。
まず、ストレッチを始める前に踵をつけたままつま先を直角くらい広げて、脚の内側のラインが付くかチェックしてみましょう。
内腿に隙間が開いたり、ふくらはぎの内側がつかない人は、関節の捻じれが強く起こっていますし筋力や柔軟性が低いかもしれません。
しかし、それは筋肉のバランスを整えることで改善できます。
まずはストレッチを行ってみましょう。
⑴内転筋のストレッチ
足の裏を合わせて座り、背筋を伸ばしたまま前屈していきます。⑵前腿のストレッチ
座ったまま片膝を曲げて身体になるべく近づけます。ゆっくりと上体を後ろに倒していきます。
余裕があれば寝っ転がってもOK。
腰が反らないように気をつけましょう。
⑶お尻のストレッチ
座って足を膝上に引っ掛けて「4の字」を作ります。そのままスネを体の方へ近づけていきます。
⑷お尻の外側のストレッチ
片膝を直角くらい曲げて内側に倒します。足を外に少し開いてそのまま立てている膝を逆の膝に近づけていきます。
お尻が浮かないようにしながら股関節を内側にひねっていきます。
これらをすべて20-30秒キープして2-3セットずつ行い、立った時の脚をチェックしてみてください。
少し内側がつきやすくなったら、最後そのまま前屈をしていきましょう。
前屈していくときにお尻の力が抜けたり、内腿が離れたりしないように下半身全体の筋肉を意識しながら床に手を伸ばしていきます。
そのまま前腿に力を入れながら5〜8秒キープして10回深呼吸しましょう。
股関節周辺の筋肉をストレッチしてほぐすと同時に、最後の裏腿・お尻のストレッチをすることで股関節、脚がどの位置に保たれているべきかを感じることができます。
いかがでしたか?
まっすぐスラッとした美脚のためには、内股で股関節が外に広がるような立ち方、歩き方は禁物です。
脚が長くなったり、細くなったりしなくても整った関節のポジションを手に入れれば簡単に美脚になれます。
毎日コツコツ取り組んでみてくださいね。
全米アスレティックトレーナー協会(NATA)公認
アスレティックトレーナー(ATC)
PHIピラティスインストラクター
NASMパフォーマンスエンハンスメント
スペシャリスト
NASMコレクティブエクササイズスペシャリスト
井上 かなえ(いのうえ かなえ)
東海大学卒業後、アメリカネブラスカ大学オマハ校 大学院に留学しアスレティックトレーニング学において修士号を取得。 NATA公認アスレティックトレーナー(ATC)となる。
日米のプロ、実業団、大学、高校のバスケットボール チームにて専属トレーナーを歴任。
現在、東海大学男子バスケットボールSEAGULLSの アスレティックトレーナーとして活動する傍ら、 パーソナルトレーナーとしてトレーニングや機能改善 エクササイズ、ストレッチン グや栄養指導などをアスリートから一般の方まで幅広く行っている。
東海大学体育学部競技スポーツ学科非常勤講師
ヒューマンアカデミー東京校スポーツカレッジ
非常勤講師
セミナー講師など