本能的にしたくなる時こそストレッチを!!朝で人生が変わる
朝と夜どちらの時間にストレッチした方がいいですか?という質問をよく受けます。
正直どちらにもメリットがあり、どちらの方がいいとは言えませんが、今回は朝のストレッチのメリットについてお伝えします。
ストレッチ=本能
朝起きてよく無意識に伸びをしますよね?
それは固まっている筋肉を本能的に伸ばしている証拠。
何時間も横になって寝ているので固まって当然です。
そんな本能的に身体がストレッチを求めている時にこそストレッチをしたほうがいいに決まってます。
筋肉が眠ったまま活動しようとしても、脳も眠ったままのことが多い。
ストレッチをすることで筋肉に血液が送られ、筋肉も起きます。
それと同じ様に脳まで血液も送られ、脳が起きます。
朝弱いんだよなーという人こそ実践してみるべきです。
どんなストレッチをするのか?
ストレッチは大きく分けて
「静的なストレッチ」と「動的なストレッチ」に分けられます。
簡潔に説明すると、
静的なストレッチはゆっくりと時間をかけて関節を固定しながら筋肉をストレッチすること。
動的ストレッチは伸縮の動きの中でストレッチを加えたり、関節の動きの中でストレッチをすること。
これらにはそれぞれ適正と目的があり、静的なストレッチではゆっくりと時間をかけてストレッチをする為、副交感神経が優位になりやすくリラックス効果が得られます。
しかし、運動の前にゆっくりと長い時間かけて同じ筋肉をストレッチし過ぎると、筋肉の反応が悪くなり、最適な筋肉の状態をつくるまでに少し時間が掛かってしまいます。
動的ストレッチでは筋肉の伸縮の中でストレッチをする為、筋肉のポンプ作用が促進され血流の促進や、身体が活動や運動に適した状態をつくることができます。
今日は身体を動かす、運動をする、という目的がある人は動的ストレッチを。
ストレッチは身体にいい
そんな漠然とした考えは、今や誰しもが認識していると思います。
しかし、なぜ身体にいいのか?
何をやれば良いのか?
それを認識している人はまだまだ少ないと思います。
ましてや知っているけど実際に体験したことが無い人もとても多いです。
まずは聞いているだけではなく実践してみること。
耳と口だけ動かしていてもストレッチは出来ませんし、身体は固くなる一方です。
朝起きた時、無意識に伸びをしてしまっているその時は身体がストレッチを求めているサインだと思って頂きたいですね。
朝はストレッチから始まる。
それが皆さんの習慣になることを願っています!!

服部 元(はっとり げん)
市立船橋高校時代、甲子園メンバーに選ばれ、 日本体育大学では軟式野球全国大会の優勝も経験。 野球選手時代、怪我した肩がどんな治療を受けても治らず、体って面白いと思い、その原因を自分で知りたいとストレッチ業界に飛び込む。
Dr.ストレッチ学芸大学店でキャリアをスタートさせる。 自身の技・接客を磨き、新規来店からのリピート率が9割に達し、カリスマと呼ばれるほどに。
現在は、整体師としてさらなる経験を積みながら、ボディコンディショニングトレーナーとしてプライベートケアを行っている。