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高齢者とストレッチ


ストレッチと聞くと特に高齢者の方々は敬遠しがちであり、若い人たちがやるもので自分には無関だと思っている人も多いと思います。 実際私が現場に立っている時もそうでした。

しかし、本当は高齢の方こそストレッチって必要なんだと思います。


ストレッチをすることで今日まで硬まってきた筋肉を柔らかくすることは勿論のこと、特に高齢者であれば骨粗鬆症の予防や改善にも繋がります。

骨密度は成人をピークにその後徐々に低下していきます。

特に女性は閉経を迎えると、ホルモンの関係上、カルシウムを骨に吸収しずらくなり、急激に骨密度が低下してしまうケースがあります。


そこで対策としてはカルシウムを摂取するのではなく、「運動」です。

骨は重力や荷重の刺激によって強くなる性質があり、まずは運動を習慣化して予防していくことが大切です。

またその方法として「ストレッチ」がとても効果的だと考えます。

ストレッチによって骨に直接荷重をかけることは難しいですが、

筋肉を柔らかくすることで骨へ荷重を伝わりやすくしたり、ストレッチによって骨の表面の骨膜を刺激して骨密度のアップを促したりすることが可能です。

特にいきなり運動は怖いという方や、運動は苦手だなという方は、ストレッチによって骨密度をアップさせることがファーストステップだと思います。


当然高齢者の方こそ筋肉は硬まっている傾向にあります。

ということは高齢者こそストレッチをするべきであり、身体が必要としているものだと思います。

非常にシンプルです。

ストレッチをして身体に負担が掛かって痛めてしまうのではないか?というリスクよりも、

ストレッチをしないで転倒や怪我をしてしまうリスクを考えるべきだと私は思っています。

まずはやらないよりやってみること。

ストレッチをまだ体験したことがない、ストレッチをまだ知らないという方は是非体験して頂きたいですね。

あ、ちなみに今更もう遅いと思っている方。

筋肉は80歳からアプローチしても変化しますよ!!


2015.12.18
使用
ボディコンディショニングトレーナー
服部 元(はっとり げん)

市立船橋高校時代、甲子園メンバーに選ばれ、 日本体育大学では軟式野球全国大会の優勝も経験。 野球選手時代、怪我した肩がどんな治療を受けても治らず、体って面白いと思い、その原因を自分で知りたいとストレッチ業界に飛び込む。
Dr.ストレッチ学芸大学店でキャリアをスタートさせる。 自身の技・接客を磨き、新規来店からのリピート率が9割に達し、カリスマと呼ばれるほどに。

現在は、整体師としてさらなる経験を積みながら、ボディコンディショニングトレーナーとしてプライベートケアを行っている。

情報

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