ストレッチで筋肉と骨の老化予防
少し難しい事にチャレンジしたり、今までやった事の無い事にトライしたり、
様々な経験を積んで人は成長します。
これは身体にも同じことが言えます。
出来ない動作を出来る様にしたり、いつもより長い時間運動したりして、身体は成長します。
恐い言い方になりますが、
筋力トレー二ング、いわゆる”筋トレ”は、筋肉を傷付ける行為です。
トレーニングによって傷つけられた筋肉は、食事や睡眠を経て修復します。
そして、今後に備えて強化をします。
それを筋肉の超回復と言いますが、筋肉が成長する事で、身体は強くなります。
これは筋肉のみならず、骨も同様の性質持っています。
筋肉や骨は、刺激を受ける事で成長という反応を起こします。
ストレッチも筋肉や骨への刺激の1つです。
硬くなった筋肉、縮んだ筋肉を伸ばして、ストレッチを行いますが、
それは筋肉への刺激です。
筋肉が縮むにしろ伸びるにしろ、骨も一緒に動きます。筋肉の中でも、
内臓や心臓以外の筋肉を骨格筋と分類しますが、
骨格筋は例外を除いて、骨と骨に付着するゴムの様な物質です。
その筋肉が縮む事で、付着している骨と骨がテコとして動き、動作が生まれます。
つまり、筋肉に刺激を加える事は、骨にも刺激を加える事になります。
ストレッチによって筋肉に刺激を加え、筋肉量や質の低下を防ぐ事が出来ます。
また、筋肉に刺激を加える事は、骨にも刺激を加える事になり、
骨密度の低下や質の低下を防ぐ事が出来ます。
強度の高い運動はしなくても、筋肉量や質の低下を防ぎたい、骨を丈夫に保ちたい。
そんな方は、身体の老化予防にストレッチが効果的です。
ぜひ、取り組んでみてください。
2015.5.11
全米ストレングス&コンディショニング協会認定
ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
米国Rolf Institute®認定Rolfer™
日本関節コンディショニング協会ストレッチング講師
大久保 圭祐(おおくぼ けいすけ)
フリーランスのパーソナルトレーナーとして活動。
身体への探求心から、
アメリカ生まれのボディワーク“Rolfing®”に
惹かれ、渡米してRolf Institute®を卒業する。 トレーニングやエクササイズ、ランニング等の運動
処方、ストレッチングやRolfing等の手技を使って、
クライアントの要望に応える。 幅広い技術と知識だけでなく、プロキックボクサーやモデルとして活動した経験、 数々のマラソン大会の出場経験など、自分自身の
実体験を大切にしている。
アメリカ生まれのボディワーク“Rolfing®”に
惹かれ、渡米してRolf Institute®を卒業する。 トレーニングやエクササイズ、ランニング等の運動
処方、ストレッチングやRolfing等の手技を使って、
クライアントの要望に応える。 幅広い技術と知識だけでなく、プロキックボクサーやモデルとして活動した経験、 数々のマラソン大会の出場経験など、自分自身の
実体験を大切にしている。