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国民生活基礎調査によると、男性にとって腰痛は◯◯で1位!?


こんにちは!スポーツ専門治療家の風見です。


スポーツの現場で腰痛はたくさん見受けられます。
ヘルニア・筋膜性腰痛などが主な例ですね。


さて、そんな腰痛少し統計的に追っていきましょう。


国民生活基礎調査によると病気や怪我によって
何か自覚症状の有る人のうち男性ではなんと


1位が『腰痛』!


女性も肩こりに次いで腰痛は多い症状です。


数字的なもので言えば
男性では人口千人に対して89.1人
女性では人口千人に対して117.6人も


いるそうです。


外来も高血圧に次いで多いと言う統計です。
かなりの人が腰痛に悩まされている事が見受けられます。


以前、腰痛には背中のストレッチをしましょうと言う記事を投稿しました。
今回はその逆の話をしますね。


これは僕の経験談でもあります。
腰痛で来院した方がいました。


中年の方で、数日前から少しずつ痛みが出始めて、
おかしいなと思っていましたが放っておいたようです。
しかし、痛みが増しているし、
だんだん日常生活でも苦しくなって来たので来院されました。


来院時には腰を曲げており、顔も苦痛の表情でした。


そんな中、問診をしたり、触診をしていると少しずつ疑問が・・。
それは、痛みが出ている部位と問診の内容等が一致しない。


例えばしゃがんで痛いとなれば腰椎にも痛みが出るはずが
そこには特に何もない。
そうかと思えば左側の背中が異常に硬い。


右と左の硬さに左右差があり、どうしても腰痛の症状には見えない。


こういう時には必ず


『医療機関での検査』を打診します。
安易に腰痛と称して治療しては行けません。


そのまま紹介状を書き、他医療機関へ送りました。
そうすると大動脈解離という病気だったのです。


このように、腰痛と称しても腰痛でない場合があったりとします。
10月に僕も強い腰痛に突然なりました。左側だけ痛い・・・
そして、自分で分析しても腰痛の症状と見立てが合わない。そしてだんだん痛くなる腰。


最終的にトイレで血尿が出てしまい、これは

『腎結石』であると確信して

病院へ行きました。


まさしく腎結石で尿管と言う部分に5mm程の石がありました。
腎結石自体が痛みの王様と言われるくらい痛いので大変苦しみましたが
今は元気に仕事ができています。


このように、一重に腰痛と言っても内科疾患も含まれる事も少なくありません。
普段は腰痛が無いのに突然出てきた、
マッサージやストレッチをしてもさほど変わらないと言った症状が出ているのであれば
一度医療機関で検査をする事をお勧めします。


検査して何も無ければ良いですが、何か出て来た時には
それを治す事に照準を合わせた方が良いと言う訳です。


普段から常に気をつけていく事が必要になりますね。


2014.12.30
プロフィール


株式会社Pflaster  代表取締役社長
スポーツ外傷専門店「台東すこやか整骨院」代表
ランニングステーション「アース」代表
風見 知希(かざみ ともき) 

医療の総合会社を経営し、医療業界において難しいとされてきた
「医療の理想」を体現し続ける。
ITと医療の融合を強みとし、
オンライン講座を中心に、柔道整復師の育成を実践。
自身の経験を通じて、整骨院の経営・整骨院経営の
コンサルティングも行う。

情報

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■株式会社Pflaster
http://pflaster.co.jp/

■スポーツ外傷専門店「台東すこやか整骨院」
http://www.p-sukoyaka.com

■ランニングステーション「アース」
http://www.run-earth.com/

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