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整体業界の現実について

整体イメージ

こんにちは!

ボディコンディショニング・アゲインの伊藤かおりです!

 

職業は、パーソナルトレーナーです。

2012年から店舗営業を始めて6年目に入ります。

 

と、こんな自己紹介を始めたのは、

最近自分の立ち位置を知る情報がいろいろ入ってきて、改めて、自分のいる業界についてまとめてみたいという衝動に駆られたためですが、

コラム読者の方々にも役に立つ情報をお届けできそうでワクワクしています!

今回のお題は「整体業界の徹底分析」

パーソナルトレーナーの立ち位置、それは、整体業界でしょう。

で、日本国民の立場から、「整体したいときにどこに行けばいいの?」という視点で、まずは、整体業界の情報をざっくりまとめてみますね。

整形外科、接骨院、整骨院、整体院、リラクゼーションサロン、エステサロン、ストレッチ専門店、タイ古式マッサージ、アロママッサージ、中国整体、韓国整体、台湾整体、ダイエットジム、トレーニングジム、スポーツクラブのパーソナルトレーニング、十字式(患者に触らず気合で行う背骨調整)、肘圧、カイロプラクティック、オステオパシー、オプセラピー(上部頸椎調整)、鍼灸院、気功、足裏療法、ロム(筋肉をこまかくとらえるマッサージ)。

思いつく限りの整体サービスを書き出してみましたが、その中にも手技の違いが多々あります。

ちなみに私は(ダイエットジムを除き)これら全部に行ったことがありますが(#^^#)

通い続けているところは一つもありません(理由は後程(o^-‘)b)。

ちなみに、全国のサロンってどのくらいあるの?

現在、整体スポットはコンビニの3倍を超えつつあり、10年存続できるところは10%と言われています。

すごい激戦区なんですね。

なので、存続しているところは、ある程度国民のニーズに応えていると言えるのではないでしょうか。

2018年現在で、全国にエステ2万店舗、リラクゼーションサロン3,500店舗、ストレッチ専門店300店舗というレポートもあります。

 

またこれだけの激戦区なので、経営面をしっかりさせてお店を存続させましょう!と、コンサルタントの参入も多い業界です。

成功した整体院の先生がコンサルタント業を始めることもあります。

国家資格は持っているの?

さて、次に国家資格の「あり・なし」の観点から整体スポットを眺めてみましょう。

まず整形外科」医師が国家資格保持者という点はどなたも迷わないと思います。

お身体の痛みや悩みには、まず整形外科に行って検査を受けようという発想が一般的なのですが、整形外科のみでは解決できない問題が多々あることが、これだけの整体スポットが乱立する一因になっています。


次に、「接骨院」や「整骨院」という名称があるところは、柔道整復師という国家資格のある先生がいらっしゃいます。

保険診療ができるところです。

柔道整復師には、骨折や脱臼などの急性症状に対する独占治療権が認められていますが、

現実に骨折や脱臼に対応できる柔道整復師は10%ぐらいとのこと。

骨折や脱臼の際には事前に調べてから行った方がよいということですね。

一昔前は、接骨院を開業すると黙っていてもお客さんがきてくれて、柔道整復師はベンツに乗れた時代もあったそうです。

一か所の怪我を三か所あることにして保険請求しても全額認められた時代があったそうですが、今では、保険審査がとても厳しくなっていて、それができません。

なので、最近は、混合診療などと言い、保険診療と自費診療を組み合わせた料金設定をしている接骨院を見かけることが多いかと思います。

マッサージ15分までは保険内で、延長分は自費ですよ、とか、このメニューは、保険外ですといった感じです。

何やら複雑で国民側からはわかりにくいメニュー設定なのですが、
接骨院側の経営事情が見え隠れしますね。

次に、「鍼灸あんまマッサージ師」も国家資格です。

正確には、はり師、きゅう師、あんまマッサージ指圧師の3つの資格を持っている人を鍼灸あんまマッサージ師と呼びます。

鍼灸あんまマッサージ師の中には、ストレッチの手技を身に着けて差別化をはかろうとする先生もいらっしゃるので、受けている施術がマッサージかと思っていたら、ストレッチだった、なんてこともあるかもしれません。


では次に「整体院」と名前のついているところには、どんな先生がいらっしゃるのでしょうか?

整体院には、民間資格を持った整体師さんがいらっしゃいます。

が、

最近では、理学療法士や作業療法士といった国家資格を持った先生方が、独自の手技を磨いて整体院を経営されていることもあります。

柔道整復師の資格保持者が保険診療を行わず、すべて自費の「整体院」経営していることもあります。

その場合、柔道整復師は、「整体師」と呼ぶべきかもしれません。



ちなみに、「ストレッチ専門店」で働いている柔道整復師や理学療法士の資格保持者もいらっしゃいます。

国民側からすると、国家資格ありの先生が経営している整体院の方が安心できる気がしますが、

民間資格だけで、目覚ましい効果をあげてお客様から圧倒的な信頼を勝ち得ている先生もいらっしゃいますので、

一概に国家資格の「あり・なし」で優劣を判断することもできません。


「カイロプラクター」
も、日本では民間資格なのですが、欧米では国家資格として認められた、信頼のおける手技です。

海外に留学してカイロプラクターの権威のもとで修業された、凄腕のカイロプラクターの先生も日本国内に多々いらっしゃいます。

どの分野の先生であれ、凄腕の先生に共通していることは、現状に飽き足らず、ご自身の技術の研鑽をやめない点かと思います。

「現状に満足したら堕落が始まる」と自らを戒めて、どんなにご自身の治療院が繁盛していようと手技のスキルアップに余念のない方もいらっしゃいます。

 

どこが国民に選ばれるのか?さて、冒頭で、私が様々な整体スポットに出かけているにもかかわらず、通い続けているところがない理由は何なのでしょうか?

答えは、

総合的判断をしてくれる整体がない(と感じるから)です。

 

足裏だけとか、ストレッチだけとか、マッサージだけとか、でトータルで体調がよくなるとは思えません。

栄養面・心理面・生活面の指導・アドバイス、体操指導など、私が店舗外で過ごす時間までも視野に入れた指導がないと物足りないのです。

 

そこで!!

存在しないサービスは自分で創る!!

そんな気持ちで、私は、5年間続けてきたストレッチ専門店をコンディショニングの店に看板を変えて、

お客様の「足りない」を補うパーソナルトレーニングサービスを開始しています。

 

目の前のお客様に何が不足していて健康目的が達成できないのか?

柔軟性なのか? 筋力なのか? ダイエットなのか? バランス力なのか? 筋肉の使い方なのか? 姿勢なのか?

を、的確に見立ててから施術に入り感動の効果をあげる、そんなトレーナーを目指しています!

 

そのためには、現状に満足せずに不断の努力を続ける、

これしかありませんね。

なんだか今回も営業でしめくくっている気がする。。。。(#^^#)

玉生さんプロフィール
DRT整体
「アゲイン」 代表
パーソナルトレーナー
伊藤かおり

武道好きのスポーツ嫌い。
法政大学法学部卒業後、法律事務所、不動産会社法務
部、法律関連の翻訳など法律系の仕事に従事。

在宅翻訳者のオタクだった頃に武道にはまり、
無理なトレーニングがたたり重度の腰痛を患う。
中国整体、接骨院、鍼灸、カイロプラクティックなど
各種の治療院を渡り歩くが、なかなか完治せず。
自力整体、ストレッチ、気功、ヨガなど、自力で腰痛を治す方法を 模索し、数々のストレッチ方法を身につける。

その後、都内のストレッチスクール(2か所)で学び、
ストレッチ専門店にて勤務。
2012年6月プライベートストレッチ教室を開始。
2013年7月新大久保に教室を移転し、現在に至る。
都内介護予防教室の講師としても活躍。

資格・活動:
日本DRT協会認定マスターインストラクター
マッサージセラピスト
日本予防医学療術協会認定ヨガインストラクター
IHTA認定1級ヨガインストラクター
新宿未来創造財団レガス新宿スポーツ登録講師
日本コアコンディショニング協会ベーシックインストラクター
極真空手 茶帯
松濤館空手 黒帯

情報

玉野さま2



■DRT整体アゲイン HP
http://drt-again.com

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