「呼吸」への意識無しに、ストレッチングは成り立たない。
皆さま、こんにちは。 パーソナルトレーナー×ロルファー™の大久保圭祐です。
ストレッチングを行う上で、幾つかポイントがあり、
中でも「呼吸」への意識は効果を出すのに大きく影響します。
「呼吸」への意識無しに、ストレッチングは成り立たないと言っても過言ではありません。
「一息つく」って言葉があります。どんな時に一息つきますか?
一息つくとどうなりますか?その時、どの様に呼吸をしていますか?
呼吸は神経組織にある自律神経と大きく関係しています。
自律神経は主に消化、発汗、体温調節など意図的に動かすことが出来ない機能をコントロールしています。
その自律神経は交感神経と副交感神経に分けられていて、精神を活性させたり沈静させたりしています。
意図的にコントロールする事が難しいと言われている自律神経、
そこにアプローチする方法が1つだけあります。それが「呼吸」です。
呼吸を吸気と呼気に分け、息を吸うことで交感神経が優位となり活性化され、
息を吐く事で副交感神経が優位となり沈静します。
この呼気による沈静作用はカラダをリラックスさせる時にとても有効です。
その為、ストレッチを行う際も、息を吐きながら行うと効果性がアップします。
「一息つく」なんて言葉があるように、カラダが緊張している時、
息をゆっくり吐くだけで、カラダは脱力し、リラックスします。
ストレッチを行う事がゴールとなってしまっていて、
急いでストレッチを済ませてしまったり、気分が落ち着かない環境でストレッチを行っていませんか?
それではストレッチで身体を効果的に伸ばす事は難しくなります、
ストレッチは身体を伸ばし改善する事がゴールであって、ストレッチの動作を行う事はプロセスです。
ストレッチを行っている時は息を吐きながら、筋肉が伸びている感覚を味わってみてください。
いつでも、どこでも、だれでも手軽に出来る「呼吸」への意識。
息が詰まった時、一息付くだけでもストレッチになりますよ。
2014.11.20
全米ストレングス&コンディショニング協会認定
ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
米国Rolf Institute®認定Rolfer™
日本関節コンディショニング協会ストレッチング講師
大久保 圭祐(おおくぼ けいすけ)
フリーランスのパーソナルトレーナーとして活動。
身体への探求心から、
アメリカ生まれのボディワーク“Rolfing®”に
惹かれ、渡米してRolf Institute®を卒業する。 トレーニングやエクササイズ、ランニング等の運動
処方、ストレッチングやRolfing等の手技を使って、
クライアントの要望に応える。 幅広い技術と知識だけでなく、プロキックボクサーやモデルとして活動した経験、 数々のマラソン大会の出場経験など、自分自身の
実体験を大切にしている。
アメリカ生まれのボディワーク“Rolfing®”に
惹かれ、渡米してRolf Institute®を卒業する。 トレーニングやエクササイズ、ランニング等の運動
処方、ストレッチングやRolfing等の手技を使って、
クライアントの要望に応える。 幅広い技術と知識だけでなく、プロキックボクサーやモデルとして活動した経験、 数々のマラソン大会の出場経験など、自分自身の
実体験を大切にしている。