パートナーストレッチに正しい型はない!
ストレッチナビをご覧のみなさま
こんにちは。
新見イタルです。
今年初の台風から真夏日つづき!!とすでに夏の雰囲気ですね!
さて、13回目となる今回から
パートナーストレッチのやり方、
お客様の身体に効果的にパートナーストレッチをかけるため、
筋肉を効果的に伸ばす方法について、お話しさせて頂きます。
ポイントとしては、
・お客様がリラックスできる状態をつくる。
・施術者側も、安定して力を入れられる、力まないポジションにかまえる。
・支点を固定する。
・筋肉の起始、停止を(どこからどこまでついているか意識して)
離す方向に伸ばしていく。
・現在のお客様の可動域を踏まえ、伸びを感じる(痛気持ちよい)ところで
キープする(15秒〜30秒が理想とされています)
があげられます。
まだまだ少ないですが、最近ではパートナーストレッチに関しての書籍や、
HPやYoutubeなどの動画でも実際のパートナーストレッチのやり方は
見る事が出来ますよね。
そこで行われているやり方を真似してみる事もとてもよいと思います。
しかし、そのやり方は、唯一の正しいやり方、ではなく
あくまでも1つのやり方である事を忘れないでください。
どういう事かと言うと、
例えば、
施術者が180cm/70kgの男性で、お客様が150cm/42kgの女性だとした場合と、
その逆で、
施術者が150cm/42kgの女性で、お客様が180cm/70kgの男性だとした場合では、
手の長さなども違いますので、
同じやり方で伸ばす事は難しいですよね。
また、
お客様の体格が同じでも、
仰向けの状態から、膝を伸ばして片足を上げていく
ハムストリングスをメインに伸ばすストレッチで、
足が床に対して90°以上上がる方と、
60°ぐらいで、[もうキツいです、、、]と言う方でも、
伸ばし方は違ってきますよね。
つまり、
正しいハムストリングスのパートナーストレッチは、
仰向けでお客様の右足を膝を伸ばした状態で持ち上げ、
左手でお客様の大腿部を押さえて、
右手をお客様の踵をそえて、
右肘をまっすぐにして、前方向に体重をかけていく
この方法です!!
と言う事は無く、
お客様の体格、柔軟性、施術者の体格などで、
お客様の体位、施術者のポジションどりや、手の置き方、体重の掛け方、
支え方、押し方は変わってきます。
お客様の効果的に筋肉を伸ばすのが、
パートナーストレッチの”目的”
ですので、
その“手段”である伸ばし方は、いろいろな条件によって変わってきます。
“パートナーストレッチに正しい型はない!!”
と言う事です。
次回以降も、効果的にパートナーストレッチをかける方法をお伝えして行きます。
それでは、またお会いしましょう!
最後までお読み頂きありがとうございました!
☆私が講師をさせて頂く、
JPCA認定パートナーストレッチトレーナー ベーシック講座が開催決定しましたので、
ご興味ある方は是非こちらから詳細をご覧ください。
http://ameblo.jp/itaruniimi/entry-12027193479.html
2015.5.18

フィジカルコンサルタント
新見 イタル(にいみ いたる)
音楽業界からフィットネス業界へ転身。
会社員時代、長時間の勤務、 不規則な生活による体の不調 (ひどい肩こり、慢性疲労)を解消するため、 様々なエクササイズ、施術を試し、 自分のカラダが改善されていくのを実感し、 「カラダの不調や悩みを持つ方達の役に立ちたい」とトレーナーを志す。 30代〜50代の女性を中心に、パーソナルトレーニング、 ピラティス、パートナーストレッチ、タイ古式マッサージ 、 コーチングなどを取り入れたセッションを提供している。
また、セミナー講師や、ビューティーイベントの企画などを手がける。
会社員時代、長時間の勤務、 不規則な生活による体の不調 (ひどい肩こり、慢性疲労)を解消するため、 様々なエクササイズ、施術を試し、 自分のカラダが改善されていくのを実感し、 「カラダの不調や悩みを持つ方達の役に立ちたい」とトレーナーを志す。 30代〜50代の女性を中心に、パーソナルトレーニング、 ピラティス、パートナーストレッチ、タイ古式マッサージ 、 コーチングなどを取り入れたセッションを提供している。
また、セミナー講師や、ビューティーイベントの企画などを手がける。