「マット」か「ベッド」か。パートナーストレッチにはどちらが合ってる?
ストレッチナビをご覧のみなさま
こんにちは。
新見イタルです。
2月も半ば、春の気配が近づいてきた感じがしますね。
7回目となる今回は、
パートナーストレッチを提供する環境づくりで最も重要な、
“マット“ と “ベッド”
について書かせて頂きます。
マットを使って施術をするか、ベッドを使って施術をするか、
どっちが良いでしょうか?
一般的には、マッサージ店、整体院などには、専用のベッドが置かれていますよね。
(うつ伏せで顔がすっぽり入るようになっているベッドです)
折り畳めるようになっているベッドも見た事があるかと思います。
ストレッチ専門サロンでも、ベッドを使用する事が多いです。
マッサージ用ではなく、少し高さを低くしてストレッチ用にアレンジされている
ベッドも見られるようになりました。
では、
パートナーストレッチを提供する場合には、
ベッドを購入して設置した方が良いのでしょうか???
マットでは、不完全なサービスになってしまう??
一方、
以前記事を書かせてもらった、
東洋式パートナーストレッチ=タイ古式マッサージは
ベッドを使わず、専用マットでの施術となります。
もちろん、それにもちゃんと理由があります。
では、それぞれのメリット、デメリットを考えてみましょう。
まずは、ベッドを使うことでのメリットです。
・ベッドの高さを利用した(高低差を利用した)施術ができる。
(例 ベッドに仰向けでの腸腰筋ストレッチ)
・うつ伏せ時、うつ伏せ用の枕や穴があるので、お客様が楽。
首を右か左にひねらなくて良いので、頸椎をまっすぐにできる。
マットに座る座位(あぐら座など)より、
ベッドの端に足を下ろした座位(端座位)のがお客様が楽。
(畳に座るときと、掘りごたつに座るときの差ですね)
・ 首回りの施術など、施術者側の身体が楽。かがまなくても良い。
(ベッドに仰向けになってもらい、施術者が椅子に座るとちょうど、
お客様の首まわりが、施術者の肘辺りにくるので、やりやすいですよね。)
※マットの方がやりやすい手技も、もちろんあります。
・ビジネス的な視点では、マットでの施術より、ベッドの施術の方が、
比較的、狭いスペースで行えるので、
限られたスペースでベッド数を増やせて、経営効率が良い。
逆にデメリットは、
・持ち運びに不便
(折りたたみ式でも重く、電車などの移動には不向き)
・安定性の問題。お客様に恐怖感を与える可能性。
(転落の可能性や、ベッドの強度が弱い場合の不安感)
・広さが限られている。
(マットなら、並べて敷けばどれだけでも広く出来ます。
ベッドだと並べてもつなぎのところの段差が気になります。)
・購入する際、マットよりは割高。
・体位変換がやりづらい。
(寝返りを打てる程、横幅の広いベッドもありますが、ほとんどはそうではない)
・体重がかけづらい。
(ベッドの高さが高ければ高い程、力学的に体重はかけづらくなります)
・片付けに手間がかかる
などです。
長くなってしまったので、
次回は、マットでの施術でのメリット、デメリットを見ていきましょう。
もしご興味あれば、 パートナーストレッチとタイ古式マッサージを組み合わせた施術のセミナーを、
東京、名古屋で開催しておりますので
、 ぜひ一度のぞいてみてください。
(詳細はこちらから)
http://ameblo.jp/itaruniimi/entry-11977657371.html
それではまた次回お会いしましょう!
2015.2.10

フィジカルコンサルタント
新見 イタル(にいみ いたる)
音楽業界からフィットネス業界へ転身。
会社員時代、長時間の勤務、 不規則な生活による体の不調 (ひどい肩こり、慢性疲労)を解消するため、 様々なエクササイズ、施術を試し、 自分のカラダが改善されていくのを実感し、 「カラダの不調や悩みを持つ方達の役に立ちたい」とトレーナーを志す。 30代〜50代の女性を中心に、パーソナルトレーニング、 ピラティス、パートナーストレッチ、タイ古式マッサージ 、 コーチングなどを取り入れたセッションを提供している。
また、セミナー講師や、ビューティーイベントの企画などを手がける。
会社員時代、長時間の勤務、 不規則な生活による体の不調 (ひどい肩こり、慢性疲労)を解消するため、 様々なエクササイズ、施術を試し、 自分のカラダが改善されていくのを実感し、 「カラダの不調や悩みを持つ方達の役に立ちたい」とトレーナーを志す。 30代〜50代の女性を中心に、パーソナルトレーニング、 ピラティス、パートナーストレッチ、タイ古式マッサージ 、 コーチングなどを取り入れたセッションを提供している。
また、セミナー講師や、ビューティーイベントの企画などを手がける。