パートナーストレッチ、タイ古式マッサージのそれぞれ特徴を知り、 ”良いとこ取り”で クライアント様の健康に貢献しよう!
ストレッチナビをご覧のみなさま
こんにちは。
新見イタルです。
寒い日が続きますので、ストレッチで血行良くして行きたいですね。
さて、6回目となる今回は、
前回に引き続き、
パートナーストレッチを深めるための”タイ古式マッサージ”について
書かせて頂きます。
タイ古式マッサージ=東洋式パートナーストレッチとお伝えしましたが、
それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう!
簡単に比較してみると、
◯ 歴史について
パートナーストレッチ [40〜50年前]
タイ古式マッサージ [体系化は約600年前(起源は約2500年前のアーユルヴェーダ)]
◯ 手技の特徴
パートナーストレッチ [特定の筋肉を個別に伸ばす手技が多い]
タイ古式マッサージ [全身をストレッチ、指圧、整体、筋膜リリースする手技]
◯ どこにアプローチするか?
パートナーストレッチ [主に筋繊維]
タイ古式マッサージ [筋繊維、筋膜、血管]
◯ 解剖学的視点について
パートナーストレッチ [解剖学に則った施術]
タイ古式マッサージ [解剖学的視点はない場合が多い]
◯ 施術台
パートナーストレッチ [ベッドを使用する場合が多い]
タイ古式マッサージ [ほとんどの場合がフロアでの施術]
◯ セラピスト、トレーナーの身体について
パートナーストレッチ [多くの場合、あまりフォーカスされていない]
タイ古式マッサージ [施術によって柔軟性、平衡感覚が養われる]
◯ 精神面
パートナーストレッチ [特に語られない]
タイ古式マッサージ [仏教との関連性が高い]
などです。
似ているようで、違うところも多くありますね。
西洋学的な考え方と、東洋的な考え方がそれぞれ表れているとも感じます。
どちらも学び、取り入れた私の考えで、まとめさせて頂くと、
パートナーストレッチの最大のメリットは、
解剖学に則り、効率的にターゲットとする個別の筋肉を
しっかりと伸ばせる事!
タイ古式マッサージの最大のメリットは、
ストレッチ、指圧、整体、筋膜リリースを使い、全身へアプローチできること!
トレーナー、セラピスト側の身体も健康になっていく事!
です。
どちらが優れているか?と議論する事が目的ではなく、
クライアント様の健康に貢献する事が目的ですよね。
そのためには、双方の”良いとこ取り”をしてしまいましょう。
例えば、
パートナーストレッチの手技を、
タイ古式マッサージセラピストの身体の使い方を応用して、
よりトレーナー側の身体の負担が少なくなるように工夫したり、
特定の筋肉をしっかり伸ばしながらも、
同時に別の筋肉に筋膜リリースをかけるような手技を新たに作り出したり。
たくさんの応用が考えられますよね。
もしご興味あれば、
パートナーストレッチとタイ古式マッサージを組み合わせた施術のセミナーを、
東京、名古屋で開催しておりますので、ぜひ一度のぞいてみてください。
(詳細はこちらから)
http://ameblo.jp/itaruniimi/entry-11977657371.html
それではまた!
“パートナーストレッチ、タイ古式マッサージのそれぞれ特徴を知り、 ”良いとこ取り”で クライアント様の健康に貢献しよう!”
2015.2.5

フィジカルコンサルタント
新見 イタル(にいみ いたる)
音楽業界からフィットネス業界へ転身。
会社員時代、長時間の勤務、 不規則な生活による体の不調 (ひどい肩こり、慢性疲労)を解消するため、 様々なエクササイズ、施術を試し、 自分のカラダが改善されていくのを実感し、 「カラダの不調や悩みを持つ方達の役に立ちたい」とトレーナーを志す。 30代〜50代の女性を中心に、パーソナルトレーニング、 ピラティス、パートナーストレッチ、タイ古式マッサージ 、 コーチングなどを取り入れたセッションを提供している。
また、セミナー講師や、ビューティーイベントの企画などを手がける。
会社員時代、長時間の勤務、 不規則な生活による体の不調 (ひどい肩こり、慢性疲労)を解消するため、 様々なエクササイズ、施術を試し、 自分のカラダが改善されていくのを実感し、 「カラダの不調や悩みを持つ方達の役に立ちたい」とトレーナーを志す。 30代〜50代の女性を中心に、パーソナルトレーニング、 ピラティス、パートナーストレッチ、タイ古式マッサージ 、 コーチングなどを取り入れたセッションを提供している。
また、セミナー講師や、ビューティーイベントの企画などを手がける。