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【はじめてのストレッチ】のりもの編(2)「寝違え・首こりの緩和」に効果的なストレッチ


こんにちは!
”はじめてのストレッチ”なら「ストレチックス」の石井です。


ストレチックスでは
「新しいストレッチ習慣を促し“動かしたくなるカラダ”を取り戻す!」
をコンセプトに、ストレッチ専門店として様々なセルフストレッチをお伝えしています。

このコラムでは店舗でお伝えしている部位別のセルフストレッチを、
はじめての人にもわかりやすく解説しています。


では、今回は以下のお悩みに対して効果的な
「のりものdeストレッチ」を解説します。


(お勧めの乗車シーン)
・電車やバスで立った状態でも、座った状態でも行うことができます。
のりものdeストレッチといっても自転車や車の運転中は危険ですので、
行ってはいけません。あくまでも「乗せてもらっている状態」で行ってください!


(お悩み)
・寝違え・首こりの緩和


(重点部位)
・胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)
胸の中央にある胸骨と鎖骨から頭の側面についている筋肉です。
頭を横に向けると首筋に浮き出てきます。


(セルフストレッチの方法)
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顔を斜め上に向け、視線を遠くにやった状態から、
親指2本であごを押し上げながら上を向きます。
伸びを感じながら10秒、左右2セットが目安です。

「指であごを押す」動作は、首の力に加えて「もうひと押し」をサポートするものです。
といっても強く押す必要はなく、あてがうような軽い強度でかまいません。
※肩をすくめないように、伸ばしている方の腕を下げたまま行うと伸び感が保てます。


(セルフストレッチ解説)
 ここで「首」としている部分は、
首の前側から側面の部分(首の後ろ側は僧帽筋上部)を指しています。


「首が凝る」という状態は、5kg前後もある頭の重さを長時間不自然な状態で
支え続けたことによっておきるのが大半です。

枕が合わずにおきた寝違えや、ずっと下を向きながら仕事をしているなど悪い姿勢は、
不自然に胸鎖乳突筋を中心とした首の前~側面の筋肉を圧迫した結果、
硬くなって血行不良が起きやすくなります。


そのため、意識的に「上を向きながら伸ばす」というストレッチが
寝違え・首こり緩和に有効です。


肩こり、首こりで下向きのストレッチをしたり、
肩を回したりするのは比較的行われますが、
ストレッチはもちろん日常生活でも「上を向く」特に「斜め上」を意識的に向くという
動作を行う機会は少ないですね。人間は見ている方向に行きたがる性質があります。
そのため伸ばしたい方向に視線を向けることを意識しましょう。


また凝り、痛みは一部の筋肉だけではなく、
その周辺全体に及んでいますので胸鎖乳突筋だけでなく、
僧帽筋上部や大胸筋など関連する部位を広範囲、
多方向にストレッチさせることがより効果的です。


(注意点!)
車内では、スマホをずっといじっていて、
だいたい下を向いている人が多いですが、それ以外の人は、
窓の外の景色をみているか、少なからず車内の天井をみている人がいます。


何を見ているかというと、だいたい「中吊り広告」です!
これに便乗して、アナタがこのストレッチを行うときは
中吊り広告を眺めながら行えば、変な人に見られないですむでしょう。

ただし、キワどいコピーが書いてある週刊誌の広告をずっとみていると
「あの人、いやらしい・・・」と思われるかもしれませんので要注意です!(笑)


今回は以上です。


「首」と一言でいっても多くの筋肉で覆われている部分です。
また頸椎(けいつい)と呼ばれる首の骨があり、
その中には神経幹である脊髄(せきずい)がとおっています。
脊髄から枝分かれし、体全体に神経が張り巡らされています。

そのため胸鎖乳突筋や、その周囲筋が固いことが原因で、
首全体が凝るばかりでなく、神経を圧迫し、
手足のしびれを感じることもありますから、
日頃から柔軟な状態を維持していきましょう。


前回の【僧帽筋】のストレッチと合わせて首こり、肩こりスッキリ。
ストレッチを自然にできる習慣をつけて凝りをやっつけましょう!


あなたの”はじめて”応援します。


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”はじめてのストレッチ”なら「ストレチックス」
アドバイザー
石井 敦史(いしい あつし)

富裕層向け高級リラクゼーションサロンの
フィットネスエリア責任者、
パーソナルトレーニングジムのマネージャー兼
トレーナー、オリンピック選手やプロアスリートへの
運動指導経験を持つ。
現在は、ランナーの為の比較ポータルサイト
「ランコンドットコム」運営責任者を務めながら、
ストレッチ専門店「ストレチックス」のアドバイザー
としてストレッチメニュー開発・監修等、
トレーナー育成・支援を中心に活動。

関連資格:
JATI(日本トレーニング指導者協会)認定
トレーニング指導者
健康運動実践指導者
ホームヘルパー2級等

情報

プロフィール2


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http://stretchex.jp/

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http://www.run-con.com/

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