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【はじめてのストレッチ】のりもの編 (7)「むくみ、冷え性の緩和、全身疲労の解消」に効果的なストレッチ


こんにちは!
“はじめてのストレッチなら”「ストレチックス」、アドバイザーの石井です。


東京も桜が開花し、冬は終わりですね。
ストレッチで健康維持ができると食事もおいしくいただくことができますが
今年の冬も、旬な食材でさまざまな料理を楽しむことができました。

冬の季節に旬な魚のひとつ「ヒラメ」、特にお刺身は大好きですが、
冬の終わりとともに旬な時期は終わってしまいます。

今年もおいしくいただくことができましたが、
お世話になった「ヒラメ」に愛をこめて、
今回のコラム「ヒラメ筋のストレッチ」を取り上げます。


ところで大抵の方は食事のあと無意識に、習慣として歯を磨きますが、
それと同じ感覚で意識せずともストレッチ動作をしている状態を
「ストレッチが習慣化した状態」と、
ストレチックスではたとえ話として伝えています。

このヒラメ筋ストレッチも習慣化しやすい簡単な動作ですので、
ぜひ身に付けていきましょう!


(お勧めの乗車シーン)
電車やバスで立っているとき、ホームやバス停での待ち時間がお勧めです。

(お悩み・効果)
むくみ、冷え性の緩和、全身疲労の解消

(重点部位)
・ヒラメ筋(ひらめきん)

以前、鎮痛消炎薬のCMをご覧になった方は覚えがあるかもしれません。
ヒラメ筋はふくらはぎの筋肉の1つです。名前の由来は筋肉の形が魚の「舌平目」に似ているからです。

膝の下から踵の骨までついていて、踵の骨の手前でアキレス腱となり骨についています。
主な役割はつま先を前に伸ばすことで、歩く、走る、階段を上がるなど、
立位で行う動作に関わる重要な部位です。

今回のむくみ、冷え性の緩和についてヒラメ筋が重要な点は、
血液循環に関わっていることにあります。
重力の下で生活している私たちの血液には当然、
上から下へ流れる作用が強くかかります。
心臓から送り出された血液や足元へ流れついた水分を
上へ送り返す役割をしているのがふくらはぎの筋肉です。
筋肉の伸縮を利用した、ポンプの役割をしています。

そのため、
ヒラメ筋を含むふくらはぎの筋肉の動きが悪い=筋肉が硬い状態の方は、
全身の血流が悪いため、全身疲労や冷え性を抱えているケースが多く、
こまめにストレッチを行いたい部位です。

ふくらはぎは、表側に腓腹筋、内側にヒラメ筋がついている二重構造で、
かつヒラメ筋は膝から下についているので体勢を意識しないと、
伸びているようで伸びていないことがあります。

以下の方法を参考に行ってください。


(ストレッチの方法)

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左足のヒラメ筋のストレッチ         

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立位でのヒラメ筋のストレッチ


(ストレッチの解説)

左足のヒラメ筋で解説します!まず左膝を立てて、しゃがんだ姿勢になります。

左の足の裏をしっかり地面につけましょう。
お尻をかかとに近づけるようにして体重を掛けます。
靴の中でもかかとがしっかりと地面についているかを意識しながら行いましょう。

アキレス腱のあたりから、かかとにかけてじんわりと広がる感覚があれば伸びてきた状態です。

しゃがんだ時にかかとが浮いてしまう方、いませんか?まさにヒラメ筋の硬さの証明です。
そんなあなたはじっくりとストレッチに励んでください。

おすすめのタイミングは靴ひもを結び直す時です。
急にしゃがんでもゆっくり靴ひもをいじっていれば違和感ありません。
もちろん靴ひもを直すと見せかけてストレッチをするという手もありです。

右側の写真は立位で行うパターンです。
階段や段差があればできるので状況に合わせてご活用ください。


(注意点)

このヒラメ筋のストレッチ、やろうと思えば両足同時に行うことも可能です。
両足のかかとを付けてしゃがむだけ、実にシンプル。しかし欠点があります。

両足を地面につけ、おしりを下に落とした状態で深々としゃがんでいる…
ちょっと悪そうなお兄さん、お姉さんに見えてしまう可能性があるいということです!

ちなみにヒラメ筋の柔軟性が低い方は、
しゃがんだ際に後ろに転んでしまうことがあります。
張り切ったあげく、恥ずかしい思いをしないように片足ずつやるのがおススメです。

また、ストレッチ中に、足首の前側(足の甲の少し上)辺りに違和感を感じる方は、
足首を回したりしてから行いましょう。

ヒラメをおいしくいただくために…いや、全身疲労や冷え性の緩和のために、
「よく動くヒラメ筋づくり」に取り組みましょう!


2015.3.25
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”はじめてのストレッチ”なら「ストレチックス」
アドバイザー
石井 敦史(いしい あつし)

富裕層向け高級リラクゼーションサロンの
フィットネスエリア責任者、
パーソナルトレーニングジムのマネージャー兼
トレーナー、オリンピック選手やプロアスリートへの
運動指導経験を持つ。
現在は、ランナーの為の比較ポータルサイト
「ランコンドットコム」運営責任者を務めながら、
ストレッチ専門店「ストレチックス」のアドバイザー
としてストレッチメニュー開発・監修等、
トレーナー育成・支援を中心に活動。

関連資格:
JATI(日本トレーニング指導者協会)認定
トレーニング指導者
健康運動実践指導者
ホームヘルパー2級等

情報

プロフィール2


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