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肩こり軽減の第1歩は、自分のカラダの分析である。


皆さま、こんにちは。
パーソナルトレーナー×ロルファー™の大久保圭祐です。


今回のコラムでは「肩こり」に触れたいと思います。


早速ですが、肩こりそのものは、筋肉の具合と大きく関係しています。


肩こりを感じる筋肉が、何らかの原因で収縮して引き起こるケースが多いです。
私の方で肩こりの原因を識別すると3つに分けられます。


・フィジカル
・マインド
・マインド→フィジカル


1つ目のフィジカル(身体)ですが、
肩こりを感じる筋肉に負担の掛かる動作を繰り返したり、姿勢が続いたりする事によって、
筋肉の収縮状態が続き、発生しております。


例えば、長時間のデスクワーク、冬の厚着(マフラーやコートなど)で首に重みが掛かる、
初期動作に肩を引き上げる癖があるなどです。



2つ目のマインド(心)ですが、常に緊張状態に置かれている時は、交感神経が優位に
支配していて筋肉が収縮し、かつ筋肉が収縮した状態から元に戻る事が難しくなります。
その為、肩こりが発生します。



3つ目のマインド(心)→フィジカル(身体)です。心と身体はリンクします。
ですので、心の状態は、姿勢や言動とリンクします。


心の状態により、首や肩に負担の掛かるフィジカル(身体)となり、
筋肉の収縮状態が続き、肩こりを引き起こしています。


さて、3つの原因を見てみると、最終的には「筋肉の収縮状態が続く」事に行き着きます。


その為、肩こりの改善、軽減として有効な方法の1つが、
「筋肉の伸張させる」つまり「ストレッチ」となります。


肩こりにはストレッチが有効である事をお伝えしました。


次に、肩こりと言っても、肩に筋肉の収縮があるだけでなく、
収縮を感じるエリアの確認をします。


筋肉の収縮、つまり凝りや痛み、緊張が、
首や肩胛骨の間であったり、肩以外に存在するケースが少なくありません。


そして、最後に筋肉の収縮しているエリアのフィーリングに意識を向けてみると、
点で緊張を感じるのか、ピンと線の様に緊張を感じるのか、または緊張箇所一帯、
面で緊張を感じるのか、確認します。


特に緊張を線や面で感じるケースは「ストレッチ」が有効です。
肩こりのファクター、エリア、フィーリング、をリンクさせて処方を導き出します。


次回は、処方としてストレッチングがベストとなるケースを、エリアごとに紹介します。


2014.10.11
プロフィール

全米ストレングス&コンディショニング協会認定
ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
米国Rolf Institute®認定Rolfer™
日本関節コンディショニング協会ストレッチング講師
大久保 圭祐(おおくぼ けいすけ)

フリーランスのパーソナルトレーナーとして活動。
身体への探求心から、
アメリカ生まれのボディワーク“Rolfing®”に
惹かれ、渡米してRolf Institute®を卒業する。
トレーニングやエクササイズ、ランニング等の運動
処方、ストレッチングやRolfing等の手技を使って、
クライアントの要望に応える。
幅広い技術と知識だけでなく、プロキックボクサーやモデルとして活動した経験、
数々のマラソン大会の出場経験など、自分自身の
実体験を大切にしている。

情報

大久保さん本

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