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お坊さんはなぜ足が痺れないのか?その答えに隠された腰の痛みを消し去る秘訣


2014101

「お坊さんって毎日あんなに正座とか座禅して、足がしびれないのかな〜?」


普段からこんなこと考えているのは
僕ひとりだけでしょうか??(笑)


でも、よくよく考えてみたら
めちゃくちゃ不思議じゃないですか?


僕なんて5分も正座をしていたら
足がしびれてたまらないのに
お坊さんは毎日そんな痛みに耐えているのか?とか。


お坊さんくらい毎日やっていると
痛みになれてしまうのかな?とか。


足がしびれない秘訣を僕が直接聞きにいってみました!


僕が伺ったのは
京都の山奥にある瞑想センター


お坊さんではないですが
そこには、毎日10時間以上の瞑想を続ける修行者の方がたくさんいました。


そこで行われていた瞑想法は
あのお釈迦様が悟りを開いたときに
実践していた瞑想法
だという事で


「もしかしたら、スゴい学びがあるかも知れない。」思い、
僕もそこで10日間の修行をさせて頂く事になりました。


そこで教えてもらった
足の痛みを乗り越える極意は


まさに腰や肩の痛みを克服する事に
とても関連している
と思ったので
今日はあなたにもシェアしたいと思います。


ここから先の内容は
少し精神的な話になります。


宗教とは別物ではありますが


「少し宗教っぽくてイヤだな」
と思う人は、どうぞ『戻る』ボタンを押してください。

瞑想修行で学んだ事を噛み砕いて説明


※ここから先は
修行を経験した僕の個人的な見解と感想です。


まず、精神と肉体というものは
切り離して考えるべきではありません。


これらは密接に関係し合っていて
常にお互いに影響を及ぼしています。


あなたにもこんな経験があるのではないでしょうか?


ある夏の蒸しあつ〜い夕方に
ふと自分の腕を見てみると・・・


「あっ蚊に刺されてる!!」


と、そう思ったとたん
刺された部分がかゆくなってきて
どれだけ掻きむしってもおさまらない!


「あ”〜もうかゆい!!」


2


・・・ありますよね!?


僕はしょっちゅうあります(笑)


でもこれって不思議ですよね?


蚊に刺された跡を発見する前も
腕はプクッとなっていて
蚊のかゆみ成分は僕の腕を刺激していたはずです。


なのに
刺された事に気づいていないときは
かゆみを感じないこともあるのです。


もちろん
かゆくなって気づくケースもありますが、、


要するに
僕が言いたいことは


「かゆい」って思っていると余計かゆくなったりしますよね?


ってことです。


このときの「かゆみ」と
腰痛のときの「痛み」って
実はよく似た性質を持っているんです。


まず先に
蚊に刺されたかゆみを消し去る方法を紹介すると


『刺された事を忘れること』


これだけです!!


わかりますよね。


「かゆいかゆい」といって
掻きむしっているといつまでもかゆいのに

何かに集中して
刺された事を忘れてしまうと
不思議と気がつくとかゆみもなくなっているものです。


つまり、
蚊にさされている事に気づいても
「かゆい!」とか「最悪だ!」とか
思わないようにすることで


かゆみはあっという間に
消えていってしまいます。


ここまでお読みいただけたなら
あとは大体分かると思いますが


腰痛についても全く同じ事が言えます。

腰痛もかゆみも「意識」


腰痛持ちの方なら共感して頂けると思いますが、


「あっこれはそろそろ腰が痛くなるな。」


って瞬間ありますよね?


そんなときに
「うわ〜最悪だ。また腰痛だよ。」


と昔の僕は思っていました。


そしてその予想通り
ひどい腰痛に長時間苦しめられていました。


でも不思議と腰が絶対に痛くならない瞬間があったのも覚えています。


それは


『友だちと楽しくしゃべっているとき』


です。


この瞬間だけは
腰の痛みなんてお構いなしに
会話を楽しんでいました。


ここから言える事は、
痛みを忘れてしまえば
やはり、痛みも去っていくものなのです。


体の感覚と精神は繋がっているのです。


「痛み」も「かゆみ」も
それ自体は自然な事で何も悪いことじゃないのに


それを「辛い」「イヤだ」と
考えてしまう事が
体の感覚を増長し、さらなる苦しみを生んでいたのです。



3


「そうは言っても痛みを無視するなんて出来ないよ。。」


そうなんです。
腰痛のあの痛みを無視するなんて出来っこないのです。


僕も修行の最中にその壁に打ち当たりました。


一日10時間も座禅をし続ければ
腰痛持ちでなくても腰が痛くなってしまいそうですよね。


当然僕は、激痛に襲われました。


瞑想に集中しようとしても
到底ムリだと思いました。


こんなとき
”ある教え”が僕を痛みから解放するきっかけになりました。


その教えとは


「痛みをありのまま受け入れなさい」


というものです。


先ほどもすこし書きましたが
『痛み』という体の感覚自体は
生きていくために必要なもので
それ自体はなにも悪いものではありません。


『熱い』とか『しょっぱい』などの
感覚と同じなのです。


ところが
『痛み』はほとんどの場合
『辛い』『苦しい』『イヤだ』
といった負の感情”だけ”と結びつきます。


そしてその負の感情が
さらなる『痛み』を生み出し
そのせいでさらに辛くなる。



という完全なる負のスパイラルが出来上がってしまっているのです。


さらに
『痛み』はとても強い感覚なので
忘れようと思っても
『かゆみ』ほど簡単に忘れる事は出来ません。


そこでどうすれば良いかというと


『ありのまま受け入れる』


という事です。


具体的にどうするかというと


『痛み』がやってきても
それに対して何の感情も抱かず
”ただそこに存在しているもの”
として受け止めるのです。



これだけです。


信じられますか?


たったこれだけで
痛みはしばらくすると
スーッと消えていくのです。



僕はこれを聞いたとき
全然信じていませんでした(笑)


あなたもきっとそうだと思うので
自分で効果を実感してみてもらいます!


【痛みをありのまま受け入れてみようテスト】


①いつも通り生活します。

②痛みが出てきたときに
じっと集中して、痛みに対して何の感情も抱かず、
ただそこに存在するものとして受けれます。

③心の平静をしばらく保ち続けます。

以上です!


これをしっかり集中して
実践する事が出来れば
あなたは痛みを制する事が出来るようになります。


会議の最中に腰が痛くなっても
席を離れることなく
自力で痛みを乗り越えられるようになるのです。


・コルセットをしても
・痛み止めを飲んでも
・シップを貼っても
ちっとも良くならない痛みを
道具なしで解消することが出来るのです。


是非身につけてください。


ーーーワンポイントアドバイスーーー

『痛み』の感覚で
これを実践する事が難しかったら
まずは『かゆみ』でやってみてください。

蚊に刺されるのを待っても良いし
何もないのに頭がかゆくなるときなどを利用してみても良いと思います。

かゆくなっても、それに対して
「かゆい」「掻きたい」「イヤだ」
など一切考えないで
ただ心を平静にして、あるがままを受け入れてみてください。

しばらくすると、かゆみが消え去ってしまいます。

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ということで今日は
僕が経験した瞑想修行で見つけた
痛みを乗り越える方法
を紹介しました。


お坊さんはこうやって足のしびれを乗り越えていたんですね!


もちろん他にもたくさんのコツがあるとは思いますが。。


そのうちの一つは
やはり何と言っても
『姿勢』だと思います。


瞑想をしている修行者の方で
姿勢が悪い人は一人もいませんでした。


痛みをそのまま受け入れるといっても
姿勢が悪くては、常に痛みが供給されてしまいます。


それでは常に蚊に刺され続けるようなものですからね。


だから腰痛肩コリを改善するなら
やはり、姿勢改善を前提にするべきだと思います。


ストレッチ専門店でも
姿勢改善はチカラを注いでいると思いますし


僕もやはり
姿勢改善をキーポイントとして
ブログやメルマガで情報発信しています。


ストレッチなどを通して
姿勢矯正をしながら


それでも痛いときに
このようなテクニックを使うと
辛さが軽減されていくと思います。


それでは
最後までお読みいただき
本当に本当にありがとうございました。


2014.10.1
新プロフィール1

腰痛コンサルタント
前島 ハヤト(まえじま はやと)

中学受験の猛勉強をきっかけに、幼い頃から極度の腰痛に悩まされ続ける。
高校生のときに、10日間一切言葉を発してはいけない「ヴィパッサナー瞑想」という修行に参加。
正しい姿勢でなければカラダに強い負担がかかり痛みが出てしまうという極限の状態の中で、
「本物の正しい姿勢」の感覚を発見。これをきっかけに腰痛の根本原因の研究し、腰痛とは無縁の身体を手に入れることに成功。
腰痛を克服した自身の経験をもとに「独自メソッドの骨盤矯正ストレッチ」を開発。
腰痛コンサルタントとして活躍中。

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