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原始人のような猫背を作る“ある筋肉”とは?


今日は
『大胸筋ストレッチ』
という体操を紹介します。


大胸筋とは
胸部の外側にある筋肉で
いわゆる「胸筋」「胸板」と呼ばれる筋肉です。


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ここの筋肉が
どう腰痛と関係しているか説明します。


まず、その場で
肩を前に突き出すようにしてみてください。


あなたの姿勢はどう変化しましたか?


恐らく肩が前に出るのと同時に
背中が曲がり、頭も突き出てしまい
ねこ背のような姿勢になってしまったと思います。


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肩が前に突き出てねこ背になると
全身でバランスをとるため
骨盤が後傾してしまいます。


すると、お分かりの通り
完全に腰に負担のかかる
悪い姿勢になってしまうのです。


そして、先ほど紹介した
『大胸筋』は硬直すると
肩を前に引っぱり、背中を曲げてしまう作用があるのです。


すると、肩甲骨が本来の位置より
開いてしまい、正しい姿勢を妨げてしまいます。


なので今回紹介する
『大胸筋ストレッチ』で胸を伸ばし、
肩甲骨を正しい位置に収められるようにしていきましょう。


<大胸筋ストレッチ>

ステップ1:
手のひらを合わせて合掌する。

その手のひらを押し合うようにチカラを入れてください(10秒くらい)。

このとき主に大胸筋が使われています。


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ステップ2:
ステップ1でギューと縮めた大胸筋を
↓の図のようにして伸ばしてください。(10秒くらい) 


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以上です。


大胸筋は大きくて強い筋肉なので
固まってしまうと、肩を前に引っぱり
姿勢を大きく崩す要因になります。


普段同じ姿勢が多いとき
特にパソコン作業が続いたときや
重い荷物を運ぶときなど


大胸筋が硬くなる場面は多いので
まめにほぐすことを習慣にすると良いとお思います


2015.2.13
新プロフィール1

腰痛コンサルタント
前島 ハヤト(まえじま はやと)

中学受験の猛勉強をきっかけに、幼い頃から極度の腰痛に悩まされ続ける。
高校生のときに、10日間一切言葉を発してはいけない「ヴィパッサナー瞑想」という修行に参加。
正しい姿勢でなければカラダに強い負担がかかり痛みが出てしまうという極限の状態の中で、
「本物の正しい姿勢」の感覚を発見。これをきっかけに腰痛の根本原因の研究し、腰痛とは無縁の身体を手に入れることに成功。
腰痛を克服した自身の経験をもとに「独自メソッドの骨盤矯正ストレッチ」を開発。
腰痛コンサルタントとして活躍中。

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