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ストレッチは、脂肪燃焼の下準備。


脂肪を減らすには、ストレッチよりも運動をした方が・・・
なんて思っている方は少なくないはず。


決して間違っている訳ではありません。
確かに脂肪を効果的に燃焼させるのは運動です。


中でも有酸素運動と呼ばれる、
体内に酸素を取り入れて長時間行う運動が効率的です。

しかし、脂肪を体内から減らす為には、幾つかのプロセスを踏みます。

運動を行って突然脂肪燃焼が起こり、脂肪が減っている訳ではありません。


脂肪の燃焼にはプロセスがあって、分解→運搬→燃焼の順に行われます。
脂肪細胞内に貯蔵してある中性脂肪が分解され、
体内の運搬経路である血流によって運ばれ、脂肪燃焼ステージである筋肉に運ばれます。


そして呼吸で取り入れた酸素を使って燃焼が行われます。

この様に、燃焼に至るには、必要な工程を踏む必要があります。

その1つ1つの工程が、1番最後の工程である燃焼に良くも悪くも影響を与えます。


脂肪燃焼のプロセスを妨げる要因があります。

現代人は、生活環境の影響から呼吸が早く浅くなりやすいです。
つまり、呼吸に関わる筋肉が緊張し、硬くなります。


それは脂肪燃焼に必須である酸素の取り入れを非効率にします。
また、筋肉の緊張やコリは、血管を圧迫し、血液の流れが悪くなり、
酸素や脂肪の運搬を非効率にします。


脂肪燃焼以外の工程にも、脂肪を減らす為のポイントがあるのです。
筋肉の緊張や硬さを取り除き、プロセスを順序良く円滑に出来るのがストレッチです。


身体をストレッチしてあげる事で、筋肉が柔らかくなり、身体が緩みます。
呼吸の質が上がり、たくさんの酸素を取り入れられる様になります。


血管への圧迫がなくなり、取り入れた酸素や分解された脂肪を
効率良く運搬出来る様になります。


脂肪の燃焼、カロリー消費の為の運動として、ストレッチを行う事も、
もちろん効果的です。


しかし、それだけでなく、ストレッチは脂肪燃焼のプロセスを順序良く円滑にして、
脂肪燃焼を効果的に、そして効率的にします。


ストレッチには、脂肪燃焼を促す効果がたくさんあります。
ダイエットには、運動や食事だけでなく、ぜひストレッチも取り入れてみてください。


2015.3.1
プロフィール

全米ストレングス&コンディショニング協会認定
ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
米国Rolf Institute®認定Rolfer™
日本関節コンディショニング協会ストレッチング講師
大久保 圭祐(おおくぼ けいすけ)

フリーランスのパーソナルトレーナーとして活動。
身体への探求心から、
アメリカ生まれのボディワーク“Rolfing®”に
惹かれ、渡米してRolf Institute®を卒業する。
トレーニングやエクササイズ、ランニング等の運動
処方、ストレッチングやRolfing等の手技を使って、
クライアントの要望に応える。
幅広い技術と知識だけでなく、プロキックボクサーやモデルとして活動した経験、
数々のマラソン大会の出場経験など、自分自身の
実体験を大切にしている。

情報

大久保さん本

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