全国のストレッチ専門店を探すならストレッチナビ【日本で唯一！】

（インタビュアー小川）●兼子さんは最近特に、ダイエット×ストレッチに力を
入れているようですが、それはなぜですか？


（兼子さん）これまでのダイエット業界において、いろいろな商品やサービスが
出てきていましたが、根本的な改善につながっているものがあまりにも少ないので、
本腰を入れてやることに決めました。





僕は今43歳なんですが、20年間キックボクシングをやっていて、
20年前と体重がまったく変わらないんです。


●それものすごいことですね。


僕くらいダイエットに詳しい人はいなんじゃないかな？笑
だからこそ、今のダイエット業界を変えたいという想いがあります。


僕が思う正しいダイエットとは、
「習慣性」があるかどうかですね。


一時的にどんなに痩せたとしても、
リバウンドが出てしまうものは正しいダイエットとは言えないですからね。


食事制限をすれば誰でも痩せますからね。笑
でも続かない。


生活に取り込めて、習慣性があるものが本来指導するべき
ダイエットだと僕は考えています。


●S字姿勢を目指すことと、ダイエットはまた別ですか？





「美しくなること」


が一つのゴールだったときに、
姿勢改善とダイエットの2つともそろってないと意味がないんですね。


・痩せてても上半身と下半身のバランスが悪い
・痩せせても猫背


だと美しくないですよね？


●確かにそうですね。


なので順番としては、
まずは姿勢を改善しカラダのバランスを整えましょう。
そして、その整った姿勢で日常動作をしましょう。
立つ・座る・歩くをしましょう。


そうすることで、
全身の筋肉を均等に使うことができる。


そうすると、全身の代謝がアップします。
日本人は呼吸筋が硬いことが問題だと先ほど話しましたが、
バランスの良い動作は深い呼吸につながります。


ダイエットのために、「筋トレをしなさい」というトレーナーがいますが、
それよりもまずやるべきことは、
正しい日常動作をできる、バランスの取れたカラダにすること。


このほうが優先度が高いんです。
24時間ずっと筋トレをしているわけにはいかないじゃないですか？


その中でも、呼吸筋が大事。
呼吸だけは24時間しますよね？





姿勢を整えることは呼吸を深くすることにつながり、
正しい呼吸筋の使い方をすることによって、代謝がアップします。


これが正しい生き方をするということだと思います。
これはもちろんダイエットにもつながります。


●はあ〜〜！なるほど。


そして、代謝が上がるということは、
糖質エネルギー過多だったのが、脂肪エネルギー過多になるんです。


●それはどういうことですか？


簡単に言い換えると、
ちょっと動くと疲れてしまっていた人が、
疲れにくいカラダになる。深い呼吸でこういった変化が起こるんです。


●極論を言うと、正しい姿勢、正しい日常動作ができれば、
自然と痩せていくということですか？


その通りです。
食事制限だけでは意味がありませんし、
正しい運動と合わさってはじめて効果が出てきます。


●ダイエットのために、
スリーエスさんでは、具体的にどんなメニューをやられているんですか？


ストレッチをして、姿勢改善をし、その次に正しい立ち方、歩き方を
レクチャーします。





そしてもう一つ、
究極のストレッチがあります。


●究極のストレッチですか？？とても興味があります。
それはなんですか？


血管のストレッチです。


●血管ですか！？
そんなことが可能なんですか？





可能なんです。
これが究極のストレッチです。


人間は全身に毛細血管が巡っていますが、
これが年々萎縮します。これが老化です。


特に内蔵や顔面に集中しています。
歳を取るとしわになって現れますよね。


毛細血管が縮む。
ということは伸ばすこともできるんですね。


●どうやってそんなことができるんですか？


心拍数を一定にして、姿勢を正してランニングをすると
毛細血管が増えるということは、トライアスロン業界では
当たり前なんです。


毛細血管が増えると基礎体温が上がります。
基礎体温が上がると代謝が上がり痩せやすくなります。





そして風邪も引かなくなります。
あとは小じわがなくなりますね。


僕は基礎体温が36.8℃あります。
うちのスタッフはみんな基礎体温が高く、
誰も風邪を引きません。


カラダを伸ばしながら正しい姿勢でランニングをすることで毛細血管が増える。
いわゆる毛細血管のストレッチ。


人間を若返らせることにつながりますね。
スペシャルノウハウですね。


●もうスゴすぎてわけが分からなくなってきました。
スゴすぎて、ちゃんと記事にできるか心配になってきました。笑





ちゃんと記事にしてくださいね。笑




インタビュアー：小川敬司
撮影：平田ちか
場所：スリーエス渋谷本店