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tanaka

「偏頭痛は世の中が言うように、肩、首のコリからやって来る」は本当でしょうか?


今日は切り込んだ内容で「偏頭痛」について書いて行きます。


「偏頭痛は世の中が言うように、肩、首のコリからやって来る」は本当でしょうか?
マッサージ屋、鍼灸など行くと、「肩コリ、首のコリから頭痛がきていますね~」
と言いますがイマイチ信憑性に欠けますね。。。


なぜ肩、首がこると頭痛になるのでしょうか?
血流が悪くなるから?


極端にいうと、
首を絞めて血流を悪くすると一瞬は頭が痛くなりますが、しばらくすると治まります。
つまり、血流が悪い事で偏頭痛になるのでしょうか?


では、世間一般の逆説として、偏頭痛から、
肩、首がこると考えてみましょう。


僕の考えでは、大抵の偏頭痛は腸内腐敗からやってくると考えています。
(もちろん気圧の関係で血の巡りが悪くなる事で起こる頭痛もありますが、
それが全てではありません)


腸内腐敗とは、窒素を含んだ食物(主に肉、魚などの動物性タンパク質)
が腸内で未消化のまま腐敗する事で、
アンモニア系のガスであるインドール、スカトール、硫化水素などのアミン類を発生させます。


ちなみに硫化水素は第一次世界大戦で化学兵器として使用した程 笑
アミン類の中でニトロソアミンというのは発ガン性が問題視されていて、
ニトロソアミンを1ppm(1万分の1%)入れた水を20匹のネズミに飲ませた実験があり、
1ヶ月後に全てのネズミが大腸ガンになった報告があります。


それほどの猛毒です。
昔から、欧米では大腸ガンが多かったですが、戦前の日本人は大腸ガンに罹る人は大変珍しかったのです。
ところが近年、日本人の大腸ガン罹患率は急激に増えてきています。


これは肉食が増え、腸内腐敗が起こりやすくなった事が原因と考えても不自然ではありません。


このようなアンモニア系のガスは神経毒となって、イライラも引き起します。


すると交感神経も高まります。
交感神経が高まると、ガン細胞をやっつけるNKキラー細胞が一気に減ります。


他に、アンモニア系の腐敗ガスが血管内で悪さをします。


子どものころ、学校の理科室でアンモニアの臭いを嗅いだ事はありませんか?


脳の先までツーーーーーーン!!!!
と痺れ、脳が麻痺する刺激では無かったでしょうか。


あの臭いを嗅ぐと頭が痛くなります。
思い出しただけでも記憶が蘇り、頭が痛くなります。


つまり、腸内腐敗で発生した腐敗ガスが脳に入り込み偏頭痛が起こります。


この腐敗ガスは他に、ピルビン酸という疲労物質を大量に生みだし、筋肉をコリ固めます。
肩に溜まれば肩こり、腰に溜まれば腰痛などになります。


これが肩こり、腰痛の大きな原因だったのですね!


この疲労物質が全身に流れると倦怠感、疲労感になります。


しかし、このアンモニアの毒ガスは肝臓、腎臓で濾過して無害化してくれます。


ところが腐敗ガスが大量に発生すると肝臓、腎臓での処理が追いつかず、
アミン類が脳関門をぶち壊しにやってきて脳関門(BBB)がボロボロに攻撃されます。


脳関門(BBB)とは本来脳に入ってきてはいけない物質の進入を防ぐ関所みたいな器官です。
脳関門が攻撃される事で、普段は脳に入って来ないはずの腐敗ガスが進入してきます。
有害物質、有害ミネラルも脳に入り込みやすくなります。


この腐敗ガスが脳に入る事こそが偏頭痛の原因です。


便秘は最大の腸内腐敗ですので、オナラが臭い方は注意しないといけません。
臭いオナラを嗅いでイラッと不快な思いになるのはアンモニアが脳を刺激するからですね 笑


腐敗ガスが大量に発生すると肝臓、腎臓で濾過しますが、
肝臓がアンモニアの濾過で疲弊し、攻撃される事で肝臓でのエネルギー生産が悪くなります。


肝臓、腎臓が処理できずに溜まってしまった腐敗ガスが全身に溜まり、
脳関門を攻撃し、脳に届くことで偏頭痛が引き起こるというメカニズムです。


また、アンモニアガスを処理するのに活性酸素が大量に発生する事で細胞が攻撃され、
炎症物質を作りだし、これも偏頭痛を引き起す原因になります。
さらに疲労感、肩こり、腰痛へと繋がる負のスパイラルに入ります。


鎮痛剤を飲んでも、原因改善にはならず、
反対に薬の毒が溜まる事で慢性的な偏頭痛へと発展していきます。


最初は1錠が2錠、3錠と増え、いつもの鎮痛剤が効かなくなり、
どんどん強い薬へと発展していきます。


薬はたくさんの活性酸素を生み出します。
活性酸素を生み出すことで、炎症が起こり頭痛になり、負のスパイラルに入っていきます。


こうなるとなかなか抜け出せず、市販薬では効かなくなり、
病院で処方してもらう薬に発展していきます。


腸内腐敗は色々な面でたくさんの苦しみを与えます。。。


では腸内腐敗を引き起す原因とは?


大きな原因として、「肉の食べ過ぎ」「添加物」「砂糖菓子の摂りすぎ」などが上げられます。


他には「咀嚼が少ない」「ビタミン・ミネラルの不足による消化酵素の減少」
「食物繊維不足による便秘」「冷え性」「交感神経優位状態による自律神経の緊張」などがあります。


つまり、現代食は腸内腐敗を引き起す要因がたくさん詰まっているという事です。


そして、容易に薬で解決しようとするのでどんどん悪化していきます。


こんな原因、病院でも、鍼灸でも、整体でも、
マッサージ屋でも、ストレッチ屋でも教えてくれませんね。


偏頭痛、肩こり、腰痛などの原因は筋肉がコリ固まり引き起こるという理由も一理ありますが、
それだけではありません。


もっというと、同じ姿勢がコリの原因だとすると、寝ているだけで体はコリ固まりますね 笑
確かに2日以上の寝たきりは体を固くしますが、普通に仕事、生活している中での、ずっと同じ姿勢はあり得ないです。
ギブスで何ヶ月も固定されてまったく動かさないわけでは無いので、「同じ姿勢がコリ固める」論はイマイチ信憑性に欠けます。


では、改善策としてどうすれば良いか?


それは腸内腐敗を防ぐ事が一番です!
良く噛む、肉を減らす、添加物を減らす、砂糖を減らす、、、、
腸内腐敗の原因を取り除いていけば、偏頭痛も改善されてきます。


一番手っ取り早い偏頭痛改善法はファスティングで宿便を出す事です!


偏頭痛は鎮痛剤で抑えるのでは無く、宿便を出して原因を取り除く事が大切ですね!!


2014.10.10
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スーパー有機ファスティングマイスター
栄養学専門家
断食メガネ 田中裕規(たなか ゆうき)

断食、ミネラル栄養学、酵素栄養学を組み合わせた独自の
メソッドでファスティング(断食)のインストラクターとして
活躍中。

モデル、タレント、経営者、会社員、主婦、OL その他
多数の実績。(1,500名超 2014年3月現在)
自身も41日間連続ミネラルファスティングを実践。

分子整合医学美容食育協会
東京中央支部 支部長
プロフェッショナル・ファスティングマイスター
(1級断食講師)

情報

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