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高齢者の健康にストレッチが最適!その技術を学ぶことができます
コラム
2015 09.28
今回のコラムでは「何故、高齢者の方々の健康にストレッチが最適か」という観点から書かせて頂きます。
高齢になると、どうしても体力が低下してしまうので身体を動かす機会も減ってしまいがちです。
そうなると筋肉量も減ってしまうため、少し身体を動かしただけでも疲れてしまったり、ちょっとした事でも怪我をしやすくなってしまいます。
これから、高齢者の方々の悩みのひとつである転倒転落予防を目的とした簡単なストレッチをご紹介します。
転倒予防運動(下肢編)
1.椅子に浅めに腰かけた状態で座ります
2.右足を床に垂直に上げて、8秒間数えてから降ろします
3.左足も同じように行ないます
4.次に、右足を床に垂直に伸ばした状態から、床につけないでそのまま90度になるように曲げる動作を行います
5.右足をおろし、左足も同じように行ないます
6.左右とも4回行います
7.次に、右足を床に垂直にあげて、膝上で手をポンと叩く動作を行ないます
8.右足をおろし、左足も同じように行ないます
9.左右とも4回行います
10.次に、右足の膝を曲げて、脛(すね)を両手で持ち、手前に引き寄せる動作を行います
11右足をおろし、左足も同じように行ないます
12.左右とも4回行います
転倒予防運動(股関節編)
1.膝を抱えて座り、両足の膝と内くるぶしの部分がつく姿勢をとります
(ちょうど体育座りの状態です)
2.内くるぶしの部分が離れないように、膝だけを開く動作のまま10秒間カウントします
3.はじめの体育座りの状態に戻します
4.次に、膝をつけたままで、今度は内くるぶしの部分を外側に開きます(前から見てすねの部分が“ハの字”になるように)
5.そのまま開いた状態で10秒間カウントします
6.再び体育座りの状態に戻します
7.次は、両膝を両手で抱えた状態で足の裏を床から5cmほど浮かします(お尻のみがマットについている状態です)
転倒予防運動(腰・腹・背中編)
1.マット(布団)の上で四つん這いになります
2片方の膝を伸ばしながら床と並行になるように持ち上げていきます
3.そのまま5~10秒間静止します
4.反対側の足も同様に行ないます
ストレッチと言っても目的や種類によっては、かなりキツイものもあります。
スポーツ選手が行なうストレッチは、常に自分の限界に挑戦するような高いレベルのストレッチが行なわれています。
ですが、高齢者でなくても一般人の私達にとっては、そんな高レベルのストレッチは必要ありません。
日常生活を行なううえで、腰痛や関節痛などを軽減したり予防したり、また、ライフスタイルによってはかかりやすい肩凝りを予防する事ができるような簡単なストレッチを毎日継続して行なう事が、高齢者にとってはオススメなのです。
最適なストレッチはどこで学べるの?
その知識・技術が、当サイトで紹介しているストレッチスクールで学ぶ事ができます。
1日完結型のスクールなど気軽に学ぶことができるので、一般の方にも是非受けて頂ければ嬉しいです。
ストレッチを通じて、健康でエネルギッシュな人々を増やしていきたいと思われた方は、下記コンシェルジュデスクより、どんなストレッチスクールがあるのかお気軽に聞いてみてください。
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