Interview & Column
インタビュー&コラム
様々な問題の理由はここにあった!!骨盤ストレッチで悩みを解消
コラム
2015 12.06
「肩こりや腰痛など上半身に起きる様々な問題、お腹や腰回りのプヨプヨ、あるいはO脚やむくみといった下半身のお悩み、これらのトラブルは元を正せば原因は共通して骨盤のゆがみが疑われます!!
逆に言うと、骨盤のゆがみを直せば全身のバランスが整うとも言えるのです。」
by1万人以上の骨や筋肉のメンテナンスに携わってきた有福先生
今回のコラムでは、骨盤がゆがんでしまう原因から、ご自身の骨盤がゆがんでいるかの簡単チェック、手軽にできるゆがみ解消ストレッチをご紹介させて頂きます。
骨盤のゆがみさえ治せば、むくみやポッコリお腹におさらばできる!?
まず、骨盤とは上半身と下半身のつなぎ目に当たる部分です。
ですので上半身と下半身の筋肉の付き方や姿勢を左右する大事な役割をつとめています。
一見全く関係の無いように思えますが二の腕に脂肪がつくのは背骨のゆがみと、そもそもは背骨を支えている骨盤のゆがみが原因だったりするのです。
また、骨盤の状態は内臓の活動や巡りにも深く関わってきます。
骨盤のゆがみは万病の元!?どんな悪影響がある?
骨盤は臓器を守る役割があり、背骨と股関節とも繋がっているので、骨盤がゆがむことで身体の様々な部分に悪影響を及ぼしてしまいます。
様々な部分への悪影響とは何を言うかというと、まず骨盤がゆがんでいると「猫背」など姿勢も不安定になり、頭痛・肩こり・腰痛・疲れやすい・顔のゆがみなどの原因になります。
そして骨盤には腰回りや足の筋肉が付いていますから、腰痛・下半身太り・足のむくみ・O脚・膝関節痛などの原因にもなるのです。
また、女性の場合、生理不順・生理痛・冷え性・便秘・不妊・子宮筋腫・卵巣の機能不全などの原因にもなります。
他にも、内臓下垂・ホルモンバランスの乱れ・自律神経失調症・静脈瘤・脳出血・脳梗塞の原因になるなど、様々な悪影響がありますから、「骨盤のゆがみは万病の元」と言っても過言ではないでしょう。
何故、骨盤がゆがんでしまうの?
骨盤がゆがむ原因は、日常の動作やクセなど偏った姿勢が大きな原因となりやすく、そのほとんどが後天的な理由から来ています。その一例は下記の通りになります。
・脚を組んで座る事が多い。
・バッグをいつも片側だけ掛けて持っている
・アヒル座りを良よくする。(膝をくっつけてペタンと座る)
・うつ伏せで寝ることが多い
・脚をクロスにして立つ事が多い
・運動不足で筋力が低下している
また、骨盤は呼吸や筋肉の動きに合わせて開閉しています。
たとえば、緊張状態の時は閉じていますがリラックスすると開く、朝は閉じていて夜は開いているという感じです。
仕事などで長時間イスに座っていたりすると骨盤は開きっぱなしになってしまって、うまく開閉できなくなってしまいます。
骨盤が開きっぱなしになってしまうとゆがみやすくなり、下半身の巡りが悪くなってむくみがちになり、その結果、太ももやお腹、お尻に脂肪が付きやすくなってしまいます。
また、骨盤が開いているため足の付け根の骨が外側に向いてしまうので、O脚の原因にもなります。
お腹ぽっこりに悩む人も、骨盤が開きっぱなしになっていることが多いのです。
骨盤は内臓の受け皿の役目も果たしので、骨盤が開きっぱなしということは内臓が下垂して、お腹ぽっこりになってしまう原因になるのです。
しかし、ここまでの内容を読んで「骨盤が開きっぱなしになるとゆがむ原因になる」という事はわかっても、解決策がないという方やその原因をどうしても止められない(長時間仕事でイスに座りっぱなし)という方がほとんどなのではないかと思います。
そういった時にオススメしたいのが【骨盤ストレッチ】です!!
ここからはそういった方々の為に…
骨盤の悩みを解消できる1日1分簡単ストレッチを紹介
まず、簡単15秒で骨盤のゆがみがチェックできるので、ご自身の骨盤のゆがみ具合をご確認ください。
1.目を閉じて15秒以上、片足立ちをしてみる
グラついてしまったり、両足をついてしまったら骨盤が歪んでいるサインです
2.目を閉じて、その場で足踏みを15秒してみる
目を開けた時、その場から離れていると骨盤が歪んでいるサインです
3.椅子に座り、脚を組んでみる(両足交互に)
どちらかが組みにくい、痛いと感じた場合は骨盤が歪んでいるサインです
上記どれか1つでもサインが出た方、骨盤を正しい位置に戻しましょう!
骨盤のゆがみをなせば、身体の悩みとお別れができるかもしれないのです。
ここでお伝えするストレッチは布団やベッドの上など、やわらかすぎる場所は控えてください。
骨盤ストレッチを行うタイミングはお風呂上がりがベストです。
ここでお伝えする内容は「痛きもち良い」くらいが丁度良いです。
◆仙骨ストレッチ◆
仰向けに寝て、腰が浮かないように浅めに両膝を抱えます。
身体を左右に揺らして、腰の中心にある仙骨を刺激します。
この運動を1分間続けます。
ヒザを深く抱えすぎるとお尻から腰が浮いてしまって仙骨が動かないので注意してください。
骨盤ストレッチは自分ができる時間に行うのが一番ですが、骨盤が開くといわれている起床後が最適です。寝る前やお風呂の後も、身体がリラックスできます。
骨盤がゆがんでいると、このような症状が起こります。
・歩いているとスカートが回ってしまう
・洋服をウエストで合わせるとヒップがキツイ、前より大きくなった。
・腰骨より脚の付け根が出っ張っていてバランスが悪い。
・脚がいつもむくんでいる
・何でもない所で転びやすい
上記のような方は是非1度、仙骨ストレッチに挑戦してみてください。
大切なのは継続すること!!
骨盤ストレッチで効果を実感するまでには、時間が掛かります。
大事なのはとにかく継続することです。
今回のコラムでご紹介した簡単なストレッチからスタートし、焦らず、頑張りすぎず、毎日続けるようにする事が何よりも大切です。
そして、骨盤ストレッチを理解し日々取り組んだとしても、悪い習慣がそのまま続く場合、せっかく骨盤ストレッチで改善されても、また以前のように歪んだ状態に戻ってしまいます。
ですので、日々のあなたの身体の使い方を観察して、「これは骨盤に良くない!」というものを見つけたら改善し、正しい習慣を上書きしていきましょう。
ただ、自分自身でコツコツと継続して実践できる人は良いですが、なかなか継続することは難しいものです…。
そこで、モチベーションアップの為にも、近隣のストレッチ専門店に通われるのもオススメです。
長時間仕事でイスに座りっぱなしの方などは、骨盤ストレッチに加え毎日の習慣に気をつけて頂きたいです。
例えば
・座る時に足を組まない
・重心は真ん中にして座る(立つ)
など、座り方(立ち方)も大事です。
何気なくいつも通りに座ると、骨盤が長時間開きっぱなしのままになってしまいます。
だから、座る前には一度姿勢を真っすぐにしてお尻をキュッと締めてから座ってください。
そうすることで一度骨盤が閉じてロックされるので、座ってからリラックスしても開きが抑えられます。
最後に・・・
現在、男女ともに骨盤の歪みがない人はほぼいなそうです。
骨盤をストレッチする事でただのダイエットではなく、健康的な体を手に入れるとともに理想的なスタイルに近づいていけたらダブルで嬉しいと思います。
また、今回お伝えさせて頂いたストレッチは当サイトが紹介しているストレッチスクールで学ぶことができます。
上記のような正しいストレッチの方法を理解し、健康でエネルギッシュな人々を増やしていきたいと思われた方は、下記コンシェルジュデスクより是非1度、どんなストレッチスクールがあるのかお気軽に聞いてみてください。
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