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日本人は「お尻の使い方が下手」だから腰痛になる!?


(インタビュアー小川)●なんで日本人って腰痛になりやすいんですかね?

(山口さん)アジア人って、お尻の筋肉の使い方が下手な人が多いんですよね。

僕は今、
ミス・ワールドのファイナリストさんのトレーナーもやっているのですが、
欧米の人達と比べると、ハッキリわかりますね。

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日本人は、お尻ではなく、
前のももの筋肉を使うような歩き方をしてしまうんです。
身長も小さいので、ヒールを履くことも多いですし。

世界で勝てるモデルさんを育てるために、
お尻を上手く使えるようにトレーニングを教えています。

●どんなトレーニングをするんですか?

そもそも、お尻の筋肉を動かす感覚がないので、
動かす感覚を脳にインプットすることからはじめます。

●なるほど。
お尻の動かし方が下手なことが、腰痛の原因と関係があるなんて
概念になかったですね。
でもなんでお尻の動かし方が下手だと、腰が痛くなるんですか?

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お尻などの筋肉が使えなかったり弱かったりすると、腰周りの筋肉に負担がかかります。
それが腰部のオーバーワークに繋がり痛みなどの諸症状が誘発されます。

人間の筋肉の中で一番大きい筋肉がお尻の筋肉なんです。
その一番大きい筋肉を使うのが下手というは本当にもったいないというか、
意味がわからないですね。笑

●ストレッチを使って腰痛にどうアプローチしていきますか?

これも結局は、
ストレッチとトレーニングのセットでやるべきなんです。

トレーニングによって腰にいきなりアプローチするのではなく
股関節などの腰、臀部の筋肉をストレッチで柔らかくし、可動域を広げ、
その上でトレーニングをするんです。

トレーニングでは、
本来使うべき腰や周辺の筋肉の動かし方(連動性)を、
エクササイズによって教えていきます。

正しい動かし方を脳にインプットさせていき、
自分一人で日常でもその動きができるように
トレーニングしていきます。

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腰痛を持っている人がストレッチをするときに注意してほしいのですが、
いきなり直接腰の部分のストレッチをするのは避けるべきなんです。

痛みが出ている腰を直接的に伸ばすのは、あまり良くなくて、
まず先に、お尻や股関節、ももなどの腰周りの関節や筋肉からストレッチをやります。
腰痛は、腰周りの筋肉の機能低下が原因なことが高いので。

症状が良くなってきたら、
エクササイズによって、筋肉のバランスを整えていきます。
お尻などの腰周りの筋肉の正しい動かし方を繰り返し、
脳の神経回路をつくっていきます。

●腰痛の原因が、お尻の筋肉の不具合だなんて、知りませんでした。
お話は変わりますが、
腰に負担をかけない寝る姿勢ってありますか?

ありますよ。
横を向いて、膝を曲げる姿勢ですね。
膝と膝の間にクッションを挟むとより良いですね。

こんな感じです。

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仰向けやうつ伏せは、腰が沿っちゃうので
良くないですね。
赤ちゃんの寝る姿勢を参考にすると良いですね。

●すごくわかりやすいですね。
そしてかわいいショットをありがとうございます。笑

腰痛6

サービスショットです。笑


(インタビュアー:小川敬司)
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Dr.トレーニング代表
ミスワールドジャパン公式トレーナー
Dr.ストレッチ アドバイザー
レアルマドリードファンデーションキャンプ参加
山口 元紀(やまぐち げんき) MS,ATC,PES


本場のスポーツ医学を学ぶ為、アメリカ大学院へ留学。
卒業後に複数のメジャーリーグ球団でトレーナーを務め、故障選手のリハビリやトレーニングに携わる。
帰国後は、恵比寿にDr.トレーニングを設立。多くのプロアスリートや芸能人のパーソナルトレーニングを担当。
医療関係の専門的な講演会も定期的に開催している。
また地元群馬に恩返しとして、「ベストパフォーマンスジム・整骨院」をプロデュースした。

情報

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Dr.トレーニング
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