腰痛の原因とは?「脳科学×ストレッチ」の観点から教えていただきました!
(インタビュアー小川)
●ビーキューブのお客さまで、腰痛をお持ちの方は、
どんな方が多いですか?
(NATSUKIさん)
主婦、OL、高齢者、大きくこの3種類の方が、
腰痛の悩みを持って来店されますね。
●腰痛の原因ってなんですか?
一言で言いますと、
「腰痛になってしまう習慣を繰り返している」ことが原因です。
●なるほど、ものすごくわかりやすいですね。
普段の姿勢が当たり前になっているので、
脳もそれがクセになっています。
脳はいつもと違うことを行う時は
ストレスとして判断し避けます。
悪い姿勢が習慣となり、それがいつもの状態ですと、
正しい姿勢をしようと思うとストレスになり、
悪い姿勢に戻ろうとしてしまいます。
これが腰痛を引き起こします。
小学校で漢字を書く練習をしたと思いますが、
それとまったく同じですね。
●漢字の練習ですか?
はい。
一つの漢字を覚えるときに、
同じ字を何回も書きましたよね?
腰痛に置き換えると、
間違った漢字を毎日練習して、
間違ったカタチで習得してしまっているようなものなんです。
それを改善するには
正しい漢字を、また繰り返し練習すれば、
覚え直しますよね。
正しい漢字を書く量より、
間違った漢字を書く量のほうが多かったら、
間違ったほうを覚えてしまうということですね。
●正しい姿勢を脳にインプットさせることが大切なんですね。
姿勢を教えるだけでなく、ストレッチも合わせてしたほうが良いのは、
なぜですか?
正しくない姿勢のままで、筋肉が固まってしまっています。
それをまずストレッチで伸ばし、リセットした上で
正しい姿勢をインプットさせる必要があります。
ストレッチせずに正しい姿勢を取ろうとしても、
固まってるのでムリが出てしまうんですね。
これでは脳にストレス反応が出てしまいます。
脳はストレスを避けたがります。
ストレスに感じさせないために、
筋肉をゆるめるストレッチが大事なんです。
●なつきさんは、いかに脳にストレスを感じさせないかを
常に考えてやっているんですね。
そうですね。
ストレスをかけず、逆に脳を喜ばせるように意識しています。
ストレッチ前とあとのビフォー・アフターを感じてもらうために、
写真を撮ってお見せしたり、可動域の変化を感じてもらう工夫をしています。
「自分のカラダがこんなに変わるんだ!」
というのは脳にとって喜びなんです。
●なるほど、
腰痛の原因は、日々の姿勢の悪さにあって、
それを改善するには、脳が喜ばしながら正しい姿勢をインプットさせる。
そこでストレッチも重要になってくるんですね。
その通りです。
●腰痛の「予防」のために、健康でもストレッチをやり続けるべきだと言いますが、
正しい姿勢を習得できたら、ストレッチをする必要ってなくなりませんか?
いいえ、日々継続しないといけません。
●それはなぜですか?
生きるということは、
日々「縮む」という動作の繰り返しです。
動くためには必ず筋肉の収縮がともないます。
無意識に「縮む」を繰り返しているんです。
逆に「伸びる」という動きは、
無意識にはできないんですね。
脳には「縮む」という動作のみ
どんどん上書きされていきます。
いくら正しい姿勢を毎日意識できていても、
「伸ばす」という習慣をつくらないと、
どんどん縮こまって、
結果的に、正しい姿勢が取りづらくなっていってしまうんです。
●そうなんですね!
では、「ストレッチ専門店に行く」
その必要性はどんなところにあると思いますか?
日々「縮む」という動作を繰り返している中で、
どこかで大きくリセットをしてあげる必要があるんです。
そのうってつけの場所がストレッチ専門店です。
自分で毎日ストレッチをしていたとしても、
1日の中で、どうしても縮むという動作の割合のほうが多くなってしまいます。
ストレッチ専門店でトレーナーにストレッチをしてもらうことで、
1人でやるよりも大きく伸ばすことができるので、
日々の「縮み」をリセットできると考えています。
●日々、「筋肉の縮み」との戦いなんですね。笑
日々のセルフストレッチ+ストレッチ店に通う
この必要性がさらに腑に落ちました。
特に現代の生活の中では、縮む動作が多くなっていますからね。
●やはり全人類、ストレッチをやったほうが良いですね!笑
そうですよ!猫や犬も、背伸びしますよね?
あれもストレッチですからね。
●腰痛を持っている人に、
どういうカタチでお店に通って欲しいですか?
その方の症状にもよりますが、
まずは週に1回×4回通っていただいています。
その中で、毎回一つだけ、家でできるストレッチをお教えして、
次回の来店までにやってきてもらいます。
4回通っていただき、状態が良くなってきたら、
2週間に1回、1ヶ月に1回というように頻度を変えていきます。
状態が良くなっても、
メンテナンスとして、月に1回は通ってもらうのが理想ですね。
●ストレッチ以外のアドバイスもしますか?
ストレッチ以外に
「 動作改善」のアドバイスもしています。
重心移動の仕方だったり、
座るときの動作、立ち上がるときの動作などですね。
重たい物の持ち上げ方などもそうですね。
●正しい動き方も教えているんですね。
はい。
動かし方によって、カラダへの負担が
ぜんぜん変わってくるので、その部分もとても大切ですね。
●なつきさん、とても勉強になりました。
ありがとうございました!
インタビュアー:小川敬司
場所:ビーキューブ
B³(ビーキューブ)代表パーソナルトレーナー
株式会社Mint corporation代表取締役社長
NATSUKI
東京リゾート&スポーツ専門学校卒業。
専門学校在学中にシアトルにて、
ダイエットやトレーニングに関することを学ぶ。
アメリカに本部を置くNSCA公認パーソナル
トレーナーを取得。
現在は文京区茗荷谷にある自身のストレッチサロン
にて独自で創り上げた脳科学を活かした
「B³ストレッチ」を活かし肩コリ、腰痛、膝痛など
体の不調を痛くないストレッチで解消している。
また、サロンでの活動の傍ら、全国にB³ストレッチ
セミナー活動も行う。
2014年から難病の子供達の夢の実現のお手伝いを
する「Make a wish」に賛同しチャリティー
ストレッチとしてサロンの売り上げの一部や
講演活動をスタート。
資格:
NSCA-CPT ホームヘルパー2級
株式会社Mint corporation代表取締役社長
NATSUKI
東京リゾート&スポーツ専門学校卒業。
専門学校在学中にシアトルにて、
ダイエットやトレーニングに関することを学ぶ。
アメリカに本部を置くNSCA公認パーソナル
トレーナーを取得。
現在は文京区茗荷谷にある自身のストレッチサロン
にて独自で創り上げた脳科学を活かした
「B³ストレッチ」を活かし肩コリ、腰痛、膝痛など
体の不調を痛くないストレッチで解消している。
また、サロンでの活動の傍ら、全国にB³ストレッチ
セミナー活動も行う。
2014年から難病の子供達の夢の実現のお手伝いを
する「Make a wish」に賛同しチャリティー
ストレッチとしてサロンの売り上げの一部や
講演活動をスタート。
資格:
NSCA-CPT ホームヘルパー2級
情報
■B³(ビーキューブ)HP http://b-cube-program.com/ ■B³(ビーキューブ)facebook https://www.facebook.com/B3bikyubusaron?fref=ts