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【はじめてのストレッチ】のりもの編(3)「猫背、姿勢の改善、かっこいい胸板、すっきりとしたデコルテづくり」に効果的なストレッチ


こんにちは!
”はじめてのストレッチ”なら「ストレチックス」の石井です。

ストレチックスでは「新しいストレッチ習慣を促し“動かしたくなるカラダ”を取り戻す!」
をコンセプトに、ストレッチ専門店として様々なセルフストレッチをお伝えしています。


このコラムでは店舗でお伝えしている部位別のセルフストレッチを、
はじめての人にもわかりやすく解説しています。


今回は「胸の筋肉」を取り上げ、
効果的な「のりものdeストレッチ」を解説します。


(お勧めの乗車シーン)
今回は電車やバスで立った状態がお勧めです。
混雑しすぎていない車内で、
扉または手すりに近いところに乗り込んだ時が絶好のタイミングです。


(お悩み・効果)
猫背、姿勢の改善、かっこいい胸板、すっきりとしたデコルテをつくりたい


(重点部位)
・大胸筋(だいきょうきん)
大胸筋は名前が表す通り、胸を覆っている大きな筋肉です。
胸の中心にある胸骨、上部にある鎖骨から始まり、左右それぞれの上腕骨にまでついています。
縦横に広く、上部、中部、下部に分けてアプローチができます。


日常的な役割として「押す」ために働いています。
「PUSH」と書いてあるドアを開ける動作では、主に大胸筋の働きによるものです。
皆さんがよく知っている「腕立て伏せ」もやり方にもよりますが、この大胸筋が活躍しています。


(セルフストレッチの方法)


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    【大胸筋中部のストレッチ】


右肩と右の肘が同じ高さになるように右腕を壁に添えて、左足を少し前に出します。
体を左斜め前に出すようにしてゆっくり体重を掛けていきます。大胸筋の中部が広がります。


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       【大胸筋下部】       


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       【大胸筋上部】


肘、腕の高さが上になれば大胸筋の下部、下に落とせば大胸筋の上部のストレッチになります。
イタ気持ち良いと感じる、いろいろな角度で試してみてください。

左側の大胸筋をストレッチする際は左腕を壁に右足を前にします。
電車に乗っているときは扉に腕を添える、または手すりに腕を掛けて行いましょう。


(セルフストレッチ解説)
鍛えれば厚みのあるかっこいい胸板、首から肩にかけてスッキリとしたラインをつくります。
ただし、デスクワーク等で前かがみになっていくと胸から肩までの幅が狭くなり、
表側の胸の筋肉と裏側の背中の筋肉のバランスが崩れ、いわゆる「猫背」の姿勢になってしまいます。


大胸筋を広げることで肩の位置を前に巻き込むことを防ぎ、
脊柱と肩甲骨の位置を崩さずに自然に胸が張れた姿勢をとることができます。


また、肺を覆っている筋肉の1つで、広がりにくくなると呼吸が浅くなるといったことも起きます。
酸素を取り込みにくくなれば血液、筋肉にも十分な酸素が回らなくなります。


その酸欠の状態が「凝り」を感じる原因と言われています。
自分の姿を見て、肩の位置が前にきている、腕を下ろした状態で手の甲が前側を向いている、
そのような状態の方は大胸筋が狭く縮こまっているかもしれません。


(注意点!)
扉に手を置いたり、手すりを握ったまま行うストレッチですが、
扉に手を置いて行う場合、うっかり扉の開閉に巻き込まれ、
ホームとの隙間に墜落してしまわないように気を付けてください!(笑)



今回は以上です。

「猫背、姿勢の改善、たくましい胸板、すっきりとしたデコルテづくり」
をテーマに挙げましたが、いかがでしたでしょうか。


大胸筋を鍛えても体が丸まって見えてしまってはその胸板が活かされませんね。
電車に乗ったらすぐさま扉のそばに立ち、さりげなく姿勢改善の大胸筋ストレッチ。
これで胸の張れたキレイな姿勢で、仕事ができる気分で出勤できるはずです!


あなたの”はじめて”応援します。


2015.1.20
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”はじめてのストレッチ”なら「ストレチックス」
アドバイザー
石井 敦史(いしい あつし)

富裕層向け高級リラクゼーションサロンの
フィットネスエリア責任者、
パーソナルトレーニングジムのマネージャー兼
トレーナー、オリンピック選手やプロアスリートへの
運動指導経験を持つ。
現在は、ランナーの為の比較ポータルサイト
「ランコンドットコム」運営責任者を務めながら、
ストレッチ専門店「ストレチックス」のアドバイザー
としてストレッチメニュー開発・監修等、
トレーナー育成・支援を中心に活動。

関連資格:
JATI(日本トレーニング指導者協会)認定
トレーニング指導者
健康運動実践指導者
ホームヘルパー2級等

情報

プロフィール2


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http://stretchex.jp/

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