トップページ > ストレッチ業界と専門店一覧 > ストレッチ業界と専門店

カバー画像 ストレッチ業界と専門店

ドクターストレッチに行く前に読むべき!開業ヒストリー。

(インタビュアー小川)●今に至るまでの経緯を教えていただけますか?

(黒川社長)まず最初に起業を目指そうと思ったのは
僕の親友のおじさんが起業していて、その方にお逢いして憧れました。
こんな人になりたいな、この人を越えられないかって思いました。

●何歳くらいのときですか?

高校2年生のときですね。
本当に憧れていました。
実はあまり育った環境が良くなかったので。笑

●やんちゃだったということですか?

一般的に見たらそう思われると思います。笑

正直あまり小中高の思い出にいい事はないです。
人に話したり取材で話せるような。笑

Dr_S_0183

●そこも聞きたいですが。笑

そんな感じだったので
高校2年生くらいの時にこのままいったらまずいとだけは分かっていて
なにか人生変えなきゃいけないなって。
僕は友達のおじさんに会わせてもらって、この人本当にすごいなって。
なんていうか初めて人に会ってオーラを感じたというか。
今はその人は上場企業の会長をされているのですが。

●凄いですね。

その時はその方もまだ小さな会社をされていて
でも一年一年会うたびに変わっていくんです。

友達のおじさんっていうコネを使って連絡を取って、
毎年毎年話を聞く機会を設けてもらって。
向こうはまた若いのが来たなって思ってたくらいだったでしょうが。
たまにお子様を連れて社長室で僕の話を聞いてくれたりもしていました。
最近では向こうから連絡がきたりするようになって、とても嬉しいですそれは。

●当時は憧れの方はその方だけでしたか?
憧れから始まって起業したんですね。

そうですね。
何やるかも全然決めてなかったので、
漠然とサービス業とかホテルやりたいとか思っていました。
身近な友達には将来俺ホテルやるぞ!みたいな。

3

そのような経緯があったので
当時からサービス業にはすごく興味がありました。

当時、今みたいに社長をやろうと思った時に
自分の理想と現実がずれてしまっていて、
あまり若い時リーダーシップを取ろうとするタイプではなかったんですね。
集団で何かやるのが苦手だったので。

そこで、自動車の業界で人と接することを覚えようと思いました。
高額なものの方が営業力が身につくなって。
僕人見知りなんですよ。

●全然見えないですが。

未だに経営者が集まるパーティーに行っても
僕は一人でポツンといますから。笑

●意外ですね。笑

それを克服するために営業に入ったんですよね。
自動車の営業マンとしてぼちぼち結果を出して
リーダーシップを取ろうとしていたんです。
だから営業職を選びました。

まぁケツに火がついてたこともあって。
これ取材で言っていいのかな?
10代の時にクレジットカードの返済に追われちゃいまして。笑

●(笑)

それを返すのに必死で。
これはもう完全歩合の営業をやらないとだめだってこともあって、
売らないと倒れるってくらいになってましたから。笑
そのためにも単価が大きい車か不動産しかなくて、
でも不動産って資格がいるじゃないですか。正直バカだったんで。
まあ勉強する時間を待ってくれるような時間が僕にはなかったですから。笑

●(笑)。どうして返済に追われてしまったんですか?

異様な衝動買いですね。笑
外歩いてると家にテレビ買ってきちゃうような。
異常ですよね。
これいいなって思ったら買っちゃって。

●それはある意味すごいです。笑

当時何枚かカード作って、
車のローンとは別に350万円くらい借金があって。
3年近く真剣に頑張ったのですが、
逆に言うとそれで車も売れるようになったというか。

3-4


●それが動機になって今があるんですね。

ケツに火が付いてましたからね。笑
車の営業で300万円貯めて、
それで有限会社を作っていきなり設立しました。

車屋さんをやっていたので車屋さんから始めて独立して、
いずれはサービス業でお客様がたくさんくるような商売をやりたかったんです。
僕は人に囲まれる商売をやりたかったんですね。

小さい時から、トラウマじゃないですが、
ずっと一人で生きてきた感が強かったんで。
あまり人に囲まれて生きてこなかったんです。
だから人に囲まれたいっていう欲求がすごい強い。
会社の雰囲気がこうなのはそこからですね。

●いつも出迎えてくださるとき、スタッフ全員が
全力で挨拶してますもんね。あれにはびっくりしました。

実は僕目立ちたいという欲求や、
人の上に立って威張りたいという欲求は全くなくて。
なので今回ストレッチに特化した取材だったので僕出てますが、
基本的には取材は出ておりません。メディアにあまり出たくないんです。

●過去に出たことある取材は何でしょうか?

ワールドビジネスサテライトだけですね。

●今回はdr.ストレッチさんに取材させていただけて本当に光栄です。

お知り合いとかご紹介だったらお受けしますが。
別に高飛車なところではなく、本当に人見知りでダメなんです。笑

●(笑)

あまり目立ちたくないんです。
ただ僕自身が何かやってるわけでもないですから。
スタッフの方がフォーカス浴びている方が嬉しいんです。

僕の大きな仕事は場づくりですので、
僕がスポットライト浴びても何も正直嬉しくない。
評価されるのも批判されるのもどっちも嫌なんで。

●ワイワイ人に囲まれて楽しくやりたいんですね。

そうですね。
面白く仕事が出来ていれば僕はすごく満足で、
そこに多くのお客様が来てくれたらそれで満足で。
それで僕らが繁栄出来れば最高ですよね
そんな感覚で今楽しく働かせてもらえているので幸せです

3-2

●孤独だったのが実はずっと寂しかったんですよね。

それもあると思います。
若いうちは寂しい気持ちは激しさで消しますよね。
年齢行くとそういうのは消えていきますけど。
僕はそういう激しい気持ちは今は全然ないですね。

●激しいというのは、稼いでやろうとかですか?

はい。
目標も夢もあって、そういうところにモチベーションはありますが、
個人的なそういう激しさはないですね。
年齢重ねてきちゃったこともありますが。

●差し支えなければ
Dr.ストレッチの目標と会社全体の目標
どちらもあれば教えていただけますか?

どっちもありますね。
僕らがやっていることをお客様に評価してもらって
うまく日本の人たちの健康に携われたらと思います。
あとはもう一つその健康を支えている僕らのスタッフやこの業界の人たち、
元々スポーツを頑張ってきた人たちがイキイキと体を使って働ける環境が整えば
やってきたことが直に生きる場ができるんじゃないかって思うんですよね。

そういう人たちの活躍の場と提供したサービスが
皆さんの健康のお役に立てればなって思ってるんですよね。

あとは僕らも一緒に仕事をさせてもらってる、
元レッドソックスのトレーナーの山口元紀さん。
そのようなトップのトレーナーさんたちから謙虚に技術を学ばせていただき、
そのに最先端の技術を一般の方たちでも体感できるように
浸透させることが我々の役割だと思います。
それは、プロの人たちにも貢献できるということになると思います。
そうすることによってスポーツの業界が発展しやすくなったり
スポーツの業界が発展することで一般の人たちの健康にもつながったり。

●繋がったら最高ですね。

F1と一般車みたいな関係でしょうか。
F1で例えば少しの燃料で長く走る技術が発明されて、
それがエコカーに役立ったり。
そういううまい関係性ができたらすごくいいなって思うんですよね。

●なるほどですね。
元スポーツしていた方に対して想いがすごく強いですよね。

うちの息子がアスリート目指してるってこともありますし、
僕の周りにそういう人が多いってのはありますよね。

●今後やっていくこともそれが軸になっていくのでしょうか?

そうですね。
僕らヒュービックはFutureとBigの造語なんですが、
人の未来を大きくする、それを応援する会社という理念なんですね。
お客様の未来も健康も支えながら大きくして、
僕らスタッフの未来も大きく出来る。
それを僕が応援できる環境を作りたいと思ってこういう社名になっているんです。

3-3
黒川社長プロフ1

Dr.ストレッチ 代表
株式会社フュービック 代表取締役 
黒川 将大(くろかわ まさひろ)

ストレッチ専門店「Dr.ストレッチ」の創業者。
今や全国に60店舗以上を展開し(2014年6月時点)、日本最多店舗数を誇るストレッチ業界最大手のDr.ストレッチ。
他にも、関東・関西でリラクゼーションサロンの展開や店舗デザイン内装業、また自動車販売業、
日本最大級のテニスポータルサイト「テニス365.NET」など、多業種をまたぎ事業を拡大中。

情報

黒川社長プロフ2


■ストレッチ専門店「Dr.ストレッチ」
http://docst.jp/

■株式会社フュービック
http://fubic.com/

■「誇れる仕事をする!」黒川社長ブログ
http://ameblo.jp/kurokuro963/

↑ページの先頭へ