美容サロンとストレッチサロンが併設された「ロバルのストレッチ」は こうして生まれた!
(インタビュアー小川)
●本日ははじめて、お二人同時インタビューなんです。
よろしくお願いたします!
(太田さん・中村さん)
よろしくお願いします〜!!愛犬のバルちゃんもいます。
※左側が太田さん、右側が中村さん
●店名が「ロバルのストレッチ」だから「バルちゃん」ですか、
それにしても可愛いですね。
(中村さん)
でしょでしょ〜!笑
●持って帰りたいです。笑
ではまずお聞きしていきたいのは、ロバルのストレッチさんは、
もともと化粧品会社からスタートしたと聞いています。
今にいたるまでの道のりを教えていただけますか?
(中村さん)
もともと私が化粧品会社で働いていたんですが、
知り合いのテレビ局の方から、もっと良いファンデーションは作れないか?
というお話をいただいたことがきっかけで、うっかり会社を立ち上げました。笑
●うっかり会社を立ち上げちゃうってとんでもないですね。笑
(中村さん)
経営なんてぜんぜんわからなかったのですが、
こういう化粧品をつくりたい!という想いだけで工場にお願いして回りました。
そうしたら、勢いに負けたのか、化粧品をつくってくださる工場が見つかったんです。
それでロバルのファンデーションが出来上がりました。
それから、化粧品を使ってくださっていたメイクさんが、
「担当する女優さんやモデルさん、アナウンサーさんから、
テレビ関係の人が通えるまつ毛やネイルサロンはないか良く聞かれる」
という声をいただきました。
じゃあそれもうちの会社でやっちゃおう!ということで、
美容サロンをはじめたのが9年くらい前ですね。
●ニーズがあるならやっちゃおう!
という姿勢が最高ですね!
(中村さん・太田さん)
ありがとうございます。笑
●ロバルさんはあの「いいとも」や、ドラマや映画、舞台など、
いろいろな現場でヘアメイク協力をしていると聞きました。
(太田さん)
そうですね。おかげさまで、芸能界のいろいろな方に
携わらせていただいています。美容サロンのほうにもお忍びで芸能界の
方が来てくださります。
●それは本当にすごいですね!
化粧品会社→美容サロン、そこからなぜストレッチ専門店にいきついたんですか?
(中村さん)
美容サロンに通ってくださっていたお客さまから、
「人形町で良いマッサージ屋さん知らない?」
とよく聞かれていたんです。
私自身もマッサージやアロマエステが大好きで、
OL時代にかなりお金を使っていました。
ただ、その瞬間は気持ちが良いんですが、
数日すると、またつらくなってしまう。
そんなことが続いていたので、
根本改善の良い方法はないかなと探している中で、
ストレッチと出会いました。
(太田さん)
あるとき中村が、業界大手の某ストレッチ専門店に行ってきたんです。
「すごく良かった!」
ということだったので、僕も行こうとしたのですが、
人気の絶頂だったらしく予約がぜんぜん取れませんでした。
なので僕は、別のフリーのトレーナーさんにストレッチを受けました。
受けてみてとても価値を感じました。
●なるほど、、、太田さん。
(太田さん)はい?
●バルちゃん、
完全に寝息立てて寝てますよね、今。笑
(太田さん・中村さん)
はははっ!寝てますね。笑
●あっ、起きた。笑
というかバルちゃん、可愛すぎですねほんとに!
すいません、お話を戻しますね。
ストレッチに関して、「良いらしい」と聞いたらすぐに自分たちで受けてみる。
そのフットワークの軽さがとても素晴らしいですよね。
(中村さん)
私たちだけが良いと思っても、
それは押し付けになってしまう可能性があります。
まずは、私たち二人が受けてみました。
そしてそのあとに、うちの美容サロンの女性スタッフ13人全員に
ストレッチを受けさせました。
全員が満足したら、
これをうちでやろうと決めました。
一人でも納得しないスタッフがいたら、考え直そうと思っていました。
●全員ですか?とても基準が高いですね。
(中村さん)
そこは慎重になりましたね。
うちのスタッフはストレートに意見を言う子が多いのですが、
そのスタッフがみんな、
「ストレッチは次いつ受けられますか?」
という声が挙がったんです。
●全員ですか!?
「次いつ受けられますか?」は、
「これ良い」よりもさらに満足度が高かったということですもんね。
全員がリピーターになったということですね、すごい。
(太田さん)
まずは僕ら二人が良いと感じた、
そしてスタッフも全員が満足した、
これはいけるなと思いました。
(中村さん)
それからスタッフがハマってしまいまして、
まつ毛やネイルの施術の合間の休憩に、
ストレッチを受けたいという要望が増えました。
一番印象に残っているエピソードがあります。
あるスタッフがぎっくり腰になってしまいました。
その日は特にキツそうで、サポーターを付けながら勤務していました。
勤務の合間に5分間だけストレッチを受けさせたんですが、
5分後に帰ってきたら、
「サポーターなんていらない!いける〜!」
なんて言っていました。笑
本当に症状が良くなってしまったんですね。
●それは衝撃ですね。笑
ストレッチ店を始めるまでには、これだけ段階を踏んでいたんですね。
改めて、
お二人が考えるストレッチの価値ってなんだと思いますか?
(中村さん)
ストレッチと聞いて、
これまで、腰痛や肩こりなどの痛みが出てきたときに、
「治したい」という気持ちで、
マッサージや病院に行っていたと思います。
でもそれって、
「また痛くならないようにするには?」
という部分が抜けていると思います。
言い方は悪いですが、その場しのぎということですよね。
ストレッチは、
「また痛くならないようにするための根本改善」
の効果が得られる部分にとても価値があると感じています。
(太田さん)
僕がストレッチに価値を感じるのは、
カラダの日々のメンテナンスに効果を発揮する点です。
僕自身、年齢を重ねてきて、
健康管理の重要性を感じてきたときに、
「マッサージや整体ではなにか違うな」と感じていました。
痛くなったときに行くのには良いのですが、
予防という意味では効果を感じませんでした。
ちょうど意識が高まっていたときにストレッチに出会って、
これはメンテナンスに最適だなと感じました。
●僕自身も、いろいろな専門家の方にお話を聞いているのですが、
まさしく今お二人がおっしゃった、
「根本改善」と「予防」
この2つがストレッチの一番の価値だと思っています。
改めてそうなんだなと、確信を持てました。
(太田さん)
何か新しいことを始めるときに、 中村とお互いがGOサインを出さないと動かないんです。
ストレッチはお互いが本当に良いと感じましたし、
自分たちでお店をやるイメージが湧きました。
だからスタートできたんですね。
(中村さん)
そうなんです。 ストレッチは、私たち二人、
そしてスタッフからのGOサインも出ました。
そこからさらに次のステップとして、
美容サロンに来てくれているお客様にモニターテストをする、
ということもしました。
●さらに次のステップがあったんですか!?
(中村さん)
はい。3ヶ月間、美容サロンのお客さまに、
ストレッチを体験してもらいました。
ここで一人でも満足してもらえない方がいたら、
考え直そうと。
●ここでも全員が満足しないとダメだったんですね。
本当に基準が高いですね。
(中村さん)
受けてくれた方の満足度は高かったです。
ただ、
「ストレッチを受ける」という概念がない方を多くて、
「自分はカラダが硬いからストレッチはイヤだ」
という方がけっこういらっしゃいました。
●カラダが硬いのを改善するためのストレッチなのに、
そういう方もいるんですね。
(中村さん)
はい。カラダが硬いことにコンプレックスを持っていて、
それを見られることが恥ずかしいという方が多いんです。
●僕の中で、こういった意見は新しいです。
美容サロンに通われている方は、美意識が高いので、
カラダが硬いのを見られるのが恥ずかしいという感覚を
持ってしまうのかもしれませんね。
(中村さん)
そうかもしれません。
今でもまだそういう方はいらっしゃいます。
そこは私たちのほうで、
ストレッチの良さをしっかりお伝えしていかなければならないと考えています。
一度受けていただいた方の満足は高いので、そこは自信があるので。
(中村さん)
ストレッチサロンに1年くらい通ってくださっている女性のお客さまで、
首の筋肉が凝り硬まりすぎて、後ろを向けないという方がいました。
デスクで仕事をしていて、呼ばれても振り返れないと。笑
その方もストレッチサロンに通うことで、
振り返れるようになったと、喜んでいました。
しかもそれは、
上司に、「首回ってるよ!」と教えてもらって
改善していることに気づいたらしいんです。笑
●はははっ!それは面白いエピソードですね。笑
上司が気づくくらいなので、劇的な変化だったんですね。
最後に、
今後どういった方にお店に来て欲しいですか?
(太田さん)
スポーツをしていない方でも、
日常的に通っていただきたいですね。
一度良い状態を体験してもらうことで、
普段どれだけ自分のカラダが悪かったのか、
そこに気づける場所にしたいですね。
(中村さん)
頑張る女性も来て欲しいですね。
女性に限らず、仕事を頑張ってる方って、
自分のカラダの不調に気づけなくなっている人も
多いと思うんです。
今は、
昼間はおじいちゃん・おばあちゃんが、
午後はお子様を連れたママが来て、
夜は、ビジネスマンが来てくださる。
時間によってさまざまな方が来てくださっています。
これからも、
いろいろな方のかけ込み寺になりたいですね。
インタビュアー:小川敬司
撮影:平田ちか
場所:ロバルのストレッチ本社
ストレッチ専門店 ロバルのストレッチ
共同代表
太田 択馬(おおた たくま)
中村 仁美(なかむら ひとみ)
化粧品会社、ネイル&アイビューティサロンをOPENしたのち、
2013年5月にストレッチ専門店「ロバルのストレッチ」を
スタート。 ビューティサロンとストレッチサロンが隣接されているため、 まつ毛エクステやネイルの施術を受けたあとに、 パーソナルストレッチも受けられる、日本でも数少ないお店。
防衛大卒という経歴を持つ太田さん、 元芸能界・化粧品業界に携わっていた中村さんという 異色の経歴を持つ二人が共同で経営。 多くの芸能人、アスリートがお忍びで来店する隠れ家的な
ストレッチ専門店。 今後はさらに、 「ストレッチ×ダイエット」「男性の美容」「食事アドバイス」といった、 幅広いニーズに応えられる”あなたの街のロバル”を目指し、 多店舗展開を計画中。
スタート。 ビューティサロンとストレッチサロンが隣接されているため、 まつ毛エクステやネイルの施術を受けたあとに、 パーソナルストレッチも受けられる、日本でも数少ないお店。
防衛大卒という経歴を持つ太田さん、 元芸能界・化粧品業界に携わっていた中村さんという 異色の経歴を持つ二人が共同で経営。 多くの芸能人、アスリートがお忍びで来店する隠れ家的な
ストレッチ専門店。 今後はさらに、 「ストレッチ×ダイエット」「男性の美容」「食事アドバイス」といった、 幅広いニーズに応えられる”あなたの街のロバル”を目指し、 多店舗展開を計画中。
情報
■ストレッチ専門店「ロバルのストレッチ」HP
http://www.lobal-stretch.com/
■ロバルのストレッチ スタッフブログ
http://www.lobal-stretch.com/blog/
■ロバルのストレッチ facebookページ
https://www.facebook.com/lobalstretch
■ストレッチ業界と専門店に関する記事
- 静脈整体の誕生秘話とその先に目指すもの
- ストレッチ専門店の求人・採用の条件まとめ!雇用条件から人材像まで
- ストレッチ専門店がWEBで簡単に物販をするための第一歩
- マガジンハウス「NATSUKIの脳科学ストレッチ」を出版された、 NATSUKIさんに、脳とストレッチについてインタビューしてきました。
- なぜストレッチが必要か?バレエダンサーがストレッチを毎日欠かしていないことに、秘密があります。
- 他とまったく違う「第3のストレッチ」とは!? テレビでもおなじみの古久澤先生にインタビュー!
- チャンピオンベルトをもたらした影に、ストレッチあり!
- 日本初!ストレッチと脳科学を融合したストレッチ専門店。ぜ〜んぜん痛くないって本当?