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「はじめてのストレッチ」のりもの編(9)「座り疲れ、腰の疲れの緩和、ヒップアップ」に効果的なストレッチ


こんにちは!“はじめてのストレッチなら”「ストレチックス」、アドバイザーの石井です。

暖かくなって「ちょっと運動してみようかな・・・」
と思っている方も多いのではないでしょうか。

今までのコラムを参考にストレッチに励んでいる方は気づいていると思いますが、
ストレッチも充分、筋肉を活用する運動となります。

一気に負荷の掛かることをする前のスタートとして、
ストレッチを日常の習慣化にしていきましょう。


今回はお尻の筋肉について解説します。

今までお尻の筋肉のストレッチをしたことはありますか?
「お尻に筋肉ってあるの?」と思った方もいるかもしれないですね。

実は、脚の動き、腰のコンディションアップにはその働きは欠かせません。

  シンプルな方法なのではじめての方もお気軽に取り入れてください!

(お勧めの乗車シーン)
・今回は電車やバスで座った状態がお勧めです。

(お悩み・効果)
・座り疲れ、腰の疲れの緩和、ヒップアップ効果

(重点部位)
・大臀筋(だいでんきん)


今回はお尻の筋肉である大臀筋について解説します。

お尻には脂肪しかないと思っている方もいるかもしれませんが、
大きく立派な筋肉がついています。
この筋肉の存在が皆さんのお尻の形を作り上げています。

では、筋肉のつき方と役割をご紹介します。

始まりは骨盤の腸骨の後ろ側と仙骨のふち、終わりは腿の骨である大腿骨についています。
丁度ベルトの位置の高さから左右に覆いかぶさるように広がっています。
大臀筋は足を体の後ろに引く動作に使われます。

たとえばバレリーナのように立位で片足を後ろに引き上げてみましょう。

この後ろ足の重さを支えているのが大臀筋です。
日常では座った状態から立ち上がる時、
階段を上る時など股関節が曲がった状態から伸ばす動作の時によく働きます。


(ストレッチの方法)

本文1      本文2
左側の大臀筋のストレッチ   背中は丸めずまっすぐに


(ストレッチの解説)

左側の大臀筋のストレッチで解説します。

左の足首を左足の腿の上にのせます。

組んだ方の膝は外側に向けて、4の字をつくるようにします。
このときも股関節から外側に広げることが大切です。

背中を伸ばし股関節から上体を前に傾けます。

足首を掛ける深さ、上半身の傾ける角度によって伸び感が変化します。
腰や膝に違和感のでない範囲で行いましょう。

骨盤についているということは、この筋肉の状態が、
背骨を支える土台の状態を決める1つの原因となると言えます。

1日ずっと座っているとお尻が痛くなりませんか?さらに腰まで疲労感を感じませんか?

お尻がつぶされて体の重さを支えているので、
筋肉が働かない時間が長くなり固まってしまいます。

なおかつ、土台となる骨盤のポジションもずれが生じ、
背骨のバランスが崩れて腰痛などにも影響します。


(注意点)

電車でもバスでも、まずはお隣の方に注意して下さい!

隣の人はアナタが大臀筋ストレッチをしている様子をみて
「足を組みだして偉そうだな、しかも膝がぶつかりそう…なんだ?急に前に倒れだしたぞ、何のポーズだ?具合大丈夫なのか?」
と、思っているかもしれません。

座席がぎゅうぎゅう詰めの時は控えて、隙間がある時にお試しください。

そして、大臀筋を含めて股関節周辺の筋肉が硬い方は足を掛ける際に
「よっこらしょ」と一苦労があるかもしません。
逆に足を下ろす際にもひと手間掛かることも意外とあります。

足が絡まって降り損ねないように、
心配な方は降りる時間に余裕をもって行うようにしましょう。

ご自分のお尻を触ってみてその存在を感じることができる方、
できない方といるかと思いますが、
硬くなったお尻ではなく弾力のある働きの良い大臀筋をつくりあげましょう。

2015.4.28
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”はじめてのストレッチ”なら「ストレチックス」
アドバイザー
石井 敦史(いしい あつし)

富裕層向け高級リラクゼーションサロンの
フィットネスエリア責任者、
パーソナルトレーニングジムのマネージャー兼
トレーナー、オリンピック選手やプロアスリートへの
運動指導経験を持つ。
現在は、ランナーの為の比較ポータルサイト
「ランコンドットコム」運営責任者を務めながら、
ストレッチ専門店「ストレチックス」のアドバイザー
としてストレッチメニュー開発・監修等、
トレーナー育成・支援を中心に活動。

関連資格:
JATI(日本トレーニング指導者協会)認定
トレーニング指導者
健康運動実践指導者
ホームヘルパー2級等

情報

プロフィール2


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