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理想のストレッチプレイヤー【パート2】


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こんにちは! ごきげんストレッチのタマノです。

昨年2015年の最終コラムでは、

理想のストレッチプレイヤーってなーに?

と考え始めて、 私の体験や先輩のお話などをもとに、理想のストレッチプレイヤー像がぼーっと浮かび上がった段階で終了しましたので、

2016年の初コラムでは、一歩進めて、 こんなストレッチプレイヤーになるんだ〜!! という熱い決意のようなものを書いてみたいと思います。

私ってストレッチプレイヤーに向いてる?

ストレッチ女性

その前に、 ストレッチプレイヤーに適性ってある? 向き不向きってある? ってところを少し考えてみたいと思います。

もしあなたが今少しでもストレッチプレイヤーという職業に興味があるならば、 適性はある、と考えます。

適性がなければそもそも興味を持たないですから。

ただ、曲がりなりにもストレッチプレイヤーになってからでも、自分には適性がないのでは?

という疑問は何度も頭をもたげてきます。

この疑惑を打ち消すための秘策は、 「続ける」 ことです。

かつて先輩プレイヤーから、

「パートナーストレッチは野球の素振りと一緒だ。繰り返し練習が大切だ。1,000時間は続けろ。1,000時間達成には3年ぐらいはかかるんだ。」


と言われました。

この時から、自分の施術時間を記録するようになりましたが、
200時間…自信が持てない
300時間…やっぱり自信が持てない
400時間…まだまだ自信が持てない
。。。
こうして、やはり3年ほど経て施術時間が1,000時間を突破しました。

この時点で「自信はバッチリあります!!」という境地には至っていませんでしたが、 適性があるか?とは考えなくなっていました。

ここまで続けると適性はあったとしか思えません。 でも、自分は、ストレッチスクールは出たけれど、お客さんに施術しているわけではないから1,000時間達成は無理、と考える必要はありません。

私の1,000時間には、ボランティアのストレッチタイムや友達との練習タイムも含まれています。

とにかく人のカラダに触れる時間を持つことが自信や適性につながると思います。

本当のプロには1万時間必要説?

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さて、1,000時間達成を目標にしている時期に、「本当のプロには1万時間必要説」に出会ってしまいました。

1,000時間の10倍!!

1年で1,000時間達成をしたとしても10年かかってしまいます。

「一つの道10年」とはこの辺のことを言うのかもしれません。

空手の世界でも、立ち方3年、にぎり方3年、突き方3年と言われますから。

私の道のりはまだまだ先がある、ということですね〜。

今年の目標も「ひたすら施術時間を重ねる」がいやでも大目標の一つになってしまいます。

地味ですね(笑)

ただ、この地味な道のりがあると、あちこち目移りしている暇がなくなるので、意外と精神的安定につながっています。

そして、地味な道のりを続けていて何より楽しいことは、同じ志を持つ素敵なストレッチプレイヤーに次々と出会うことです。

たーがーいーにギーター、鳴らすだーけーで〜、わかりあえーてーた奴がいーたーよ〜♪(ふるっ)

てな感じで、ストレッチプレイヤーというだけでわかりあえるホットな気持ちを一度知って盛り上がる体験をしてしまうと、この快感はなかなか手放せません。

施術の質をあげながら時間を積み重ねる

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さて、別の先輩ストレッチプレイヤーからは、こんなことも教えて頂きました。

ただ施術時間を重ねればいいというわけではない。質を上げていくことこそが大切。

非常に耳の痛いアドバイスでしたが、 施術の質をあげながら時間を積み重ねることが、いかに大切であるかは現場で理解できるようになりました。

そうすることで、積み上げている時間の質も変わってくるのですから、やらないと大損です。

経験の長い施術者の中には、毎日の仕事がルーティーンの繰り返しにしか感じられず、目の前の仕事がつまらなくなってしまう人もいます。

どこかで質をあげる意識が凍結してしまったか、最初からないのかもしれません。

パートナーストレッチの数は無限大で、いくらでも創造できるものと言われる中で、日々の仕事が単調な繰り返しになってしまっては、不幸としか言いようがありません。

そうゆう人は、どこかで自分のカラダを改造することを忘れている傾向が強い気がします。

どんなお客様にも対応できるストレッチプレイヤーであるためには、自身の柔軟性を限りなくアップさせておくことが欠かせません。

そうしないと、できる施術の数も限られてしまいますし、柔軟性のあるお客様に対応することができなくなってしまいます。

施術者がカラダの硬い男性で、お客様が柔軟性の高い女性である場合、伸ばしきれない事態が発生してしまいます。

柔軟性の高い人はもっともっと伸ばして欲しいと思って来店されます。

お客様から信頼されるために

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自身の柔軟性をアップさせることに努力を怠らないストレッチプレイヤーであれば、お客様へのセルフストレッチアドバイスも充実するので、お客様から信頼されるようになります。

施術者自身の柔軟性がないのでは、説得力に欠けてしまいます。

というわけで、そろそろまとめに入りますと(o^-‘)b

今年はこんなストレッチプレイヤーになるぞ〜

という目標は、 「質を上げながら施術時間数を重ねる!」

という、昨年と全く同じ目標になりました(笑)

去年も、今年も、来年も、 ずっと同じ目標を掲げて1万時間突破を目指します!!

その先にある自分に出会うことを楽しみに(o^-‘)b


玉生さんプロフィール
DRT整体
「アゲイン」 代表
パーソナルトレーナー
伊藤かおり

武道好きのスポーツ嫌い。
法政大学法学部卒業後、法律事務所、不動産会社法務
部、法律関連の翻訳など法律系の仕事に従事。

在宅翻訳者のオタクだった頃に武道にはまり、
無理なトレーニングがたたり重度の腰痛を患う。
中国整体、接骨院、鍼灸、カイロプラクティックなど
各種の治療院を渡り歩くが、なかなか完治せず。
自力整体、ストレッチ、気功、ヨガなど、自力で腰痛を治す方法を 模索し、数々のストレッチ方法を身につける。

その後、都内のストレッチスクール(2か所)で学び、
ストレッチ専門店にて勤務。
2012年6月プライベートストレッチ教室を開始。
2013年7月新大久保に教室を移転し、現在に至る。
都内介護予防教室の講師としても活躍。

資格・活動:
日本DRT協会認定マスターインストラクター
マッサージセラピスト
日本予防医学療術協会認定ヨガインストラクター
IHTA認定1級ヨガインストラクター
新宿未来創造財団レガス新宿スポーツ登録講師
日本コアコンディショニング協会ベーシックインストラクター
極真空手 茶帯
松濤館空手 黒帯

情報

玉野さま2



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http://drt-again.com

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