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カバー画像 基礎知識×ストレッチ

開脚ストレッチで若返ろう


こんにちは!

ごきげんストレッチのタマノです。

今回のテーマは開脚!

開脚ができるようになったら宝くじが当たるより嬉しい!

とおっしゃったお客様がいらっしゃいまして、宝くじ当たった方が嬉しい。。。

と思いかけてしまったものの、お客様の価値の中で、
開脚達成が相当高いレベルにあることを認識させられた出来事となりました。

開脚には、2種類ある


一般的に、左右の脚をパーンと横に開く開脚を思い浮かべる人が多いかと思います。

↓ ↓ ↓
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その「パーン」ができないんですよ〜(涙目)。

(それにしても、いかにも手書きっぽい開脚画像だな。。。)

開脚そのものに苦手意識が強くて、
そのポーズ、苦手です〜、嫌いです〜、と表情で訴えてくる人が多いのが開脚です。

これだけ苦手意識が強いので、
開脚ができたなら宝くじ当たった!ぐらい嬉しいものなのでしょうね。


結論から言ってしまうと、
開脚は段階を踏んでいけば「できる」ものです。

開脚が苦手な方は、頭を床につけようともがく傾向がありますが、、

頭は最後なんです〜!!


開脚で、最初に達成させることとは?

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「骨盤を立てる」ことなのです。 ← 【ステージ1】


骨盤が立たないので、
開脚するとうしろにひっくりかえりそうになるのです。

そして、この状況(開脚して骨盤が立たない)は、
「お尻とおなかが硬い」ことを意味します。

お尻(大殿筋)とおなか(腹直筋)は、重量も面積も大きい筋肉なので、
硬くなると、人体に与える影響が大きく、開脚の足を引っ張るのです。

ですから、まずは、
おなかとお尻のストレッチが必要になります。

開脚して骨盤を立つようになるまで、
おなかとお尻のストレッチを続けましょう。


これができるようになってきたら、

その姿勢で胸をはりましょう。← 【ステージ2】


胸(大胸筋)のストレッチが必要ですよ。

この時点でも、
頭を床に近づける動作はまったく入ってきません。

視線は少し上です。


はい、では開脚して(90度ぐらいでもOKです)、

1. 骨盤が立つ、2. 胸をはれるようになったら、

次は、爪先を天井に向けてかかとを押し出しましょう。← 【ステージ3】


ヒザ裏当たりがパツパツに伸びて、
「ひぇ~っ」という悲鳴が聞こえてくる状況です。

「膝裏と床のすきまを埋める」意識が大切です(o^-‘)b

頭は1ミリも下げる必要はありませんよ。


「カラダが硬いんです~」と自負する方がステージ3にたどりつくまでには、
パートナーストレッチ60分コースに週一で通いつつ、積極的にセルフストレッチして、3か月目ぐらいが目安です。

セルフストレッチのみでたどりつくことも可能ですが、
もう少し時間がかかってしまうかもしれません。

ステージ3を達成した状況を「開脚ができる」と呼べないこともありませんが、
折角ここまで到達したのなら、もう少し欲を出して頂きたいものです。

なぜって、ここから先には「若返る」というご褒美がついてくるのですから。


ステージ3を突破した方には、

いよいよ開脚らしく180度目指して足幅を広げていく【ステージ4】(内転筋のストレッチ)に入って頂きます。


内転筋とは、脚を閉じる筋肉ですので、この筋肉が硬いと文字どおり開脚困難になります。


そして!

内転筋ストレッチには、若返り効果があるのです!!

ステージ4では、骨盤を前に倒していきます。

「おへそを床に近づける」が「骨盤を前に倒す」ですよ。

「頭を床に近づける」ではないですよ~。

おへそはなかなか床に近づきません。

近づけようとすると、
内転筋がパツパツストレッチされますが、それでいいのです。

胸をはったままおへそを床に近づけるので、頭は依然床から遠いですよ。

毎日毎日、コツコツと続けているとおへそが床に近づき、それに伴い足幅も広がっていきます。

そして、おなか、胸と床に近づき、
それらが全部床についてから、最後に頭(と言うより「アゴ」)が床につくのです。


開脚して、両脚と両手が平行な形で床についた状態を、
「土の字」と称したお客様がいらっしゃいますが、

土の字達成は、宝くじ何等ぐらいでしょうか(笑)

ロト6ぐらい?
いや、そこまではいかず、ナンバーズ4ストレート当選ぐらい?

あっ、やけに宝くじ情報に詳しいことがばれそう。。。。

最後に「土の字」について一言(o^-‘)b<

image01

正しい「土の字」は、ステージ3キープ状態、
つまり、つま先が天井を向いている180度開脚を意味します。

これが「股割り」(MATAWARI)であって、股関節の動きが非常に良い状態です。

つま先が上体と一緒に倒れてしまう「土の字」は、「股裂き」(MATASAKI)といい、
「開脚もどき」(KAIKYAKUMODOKI)と私は呼んでいます。

(なぜローマ字にする必要があるんだろう。。。)

MATASAKIでは、股関節が完全にフリーになっていません。

開脚に大志を抱く方には、

是非!
「股割り土の字」(MATAWARI-TSUCHINOJI)を、目指して頂きたいものです。

では、今日も、アクティブ、ポジティブ、ごきげんで!

LET’S MATAWARI!

次回は、もう一つの開脚「前後開脚」をお届けします!


2015.9.11
玉生さんプロフィール
DRT整体
「アゲイン」 代表
パーソナルトレーナー
伊藤かおり

武道好きのスポーツ嫌い。
法政大学法学部卒業後、法律事務所、不動産会社法務
部、法律関連の翻訳など法律系の仕事に従事。

在宅翻訳者のオタクだった頃に武道にはまり、
無理なトレーニングがたたり重度の腰痛を患う。
中国整体、接骨院、鍼灸、カイロプラクティックなど
各種の治療院を渡り歩くが、なかなか完治せず。
自力整体、ストレッチ、気功、ヨガなど、自力で腰痛を治す方法を 模索し、数々のストレッチ方法を身につける。

その後、都内のストレッチスクール(2か所)で学び、
ストレッチ専門店にて勤務。
2012年6月プライベートストレッチ教室を開始。
2013年7月新大久保に教室を移転し、現在に至る。
都内介護予防教室の講師としても活躍。

資格・活動:
日本DRT協会認定マスターインストラクター
マッサージセラピスト
日本予防医学療術協会認定ヨガインストラクター
IHTA認定1級ヨガインストラクター
新宿未来創造財団レガス新宿スポーツ登録講師
日本コアコンディショニング協会ベーシックインストラクター
極真空手 茶帯
松濤館空手 黒帯

情報

玉野さま2



■DRT整体アゲイン HP
http://drt-again.com

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