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子供とストレッチ


こんにちは!

ごきげんストレッチのタマノです。

今日は、検索件数の多い
『子供とストレッチ』について、考えてみたいと思います。


子供にストレッチって必要なの?

と、子供時代その必要性を感じなかった人も、

現在の子供を取り巻く環境の変化を知ると、
歯磨きと同じようにストレッチ習慣が必要なことにお気づきになるはずです。

ゲーム機やパソコンの普及、
塾通いなどで、外で遊ぶ時間が減った子供たちには、
筋肉の発達に支障がでています。

以前では考えられなかった子供の肩凝り・腰痛も増えています。


学校では、正しい姿勢が教えられないので、
子供たちは何が正しい姿勢かがわからないまま大人になり、
姿勢の悪さから体調不良を招く大人を量産しています。

ちなみに、胸を張る「気をつけ!」は不良姿勢です。

肩が上がった緊張姿勢である「気をつけ!」を
正しい姿勢と勘違いしてほしくないものです。

また一方では、専門的にスポーツを行う子供たちも増え、
偏った運動の反復や筋肉の成長に合わないオーバートレーニングなどにより、
故障の原因になるケースもたくさん見られます。

成長期のカラダの特徴として、骨の成長の早さがあげられます。

この時期は成長が著しく、特に骨は急激にのびます。


それに対して、筋肉の柔軟性がないままでいると、
骨の成長を邪魔したり、ストレスを受ける原因となり、
骨端の炎症や筋肉の付着部の炎症につながっていきます。

それらの多くがよく耳にする「成長痛」と呼ばれるもので、
代表的なものとして、オスグット・シュラッター病(ひざの痛み)、
シーバー病(かかとの痛み)、リトルリーグ肘などがあります。

このような障害を予防する有効な手段がストレッチです。


ストレッチをしっかりとおこない、
筋肉をやわらかくしておくことで、
余計な負担(ストレス)を骨や関節に与えないことが大切です。

障害が発生してしまうと、治るのに時間がかかります。

そうなる前にストレッチをして予防しましょう。


ヨガインストラクターをしていた当時、
私が知り合った小学6年生の女の子は、腰痛持ちでした。

お母さんから「娘の腰痛をよくしたい。」と相談を受けて、
ヨガを教えていたのですが、

何度か会ううちに、腰痛の原因となっている、
その子の動作癖(どうさへき)がわかってきました。

その子は、階段をつま先でのぼる癖があり、
そのため、ふくらはぎの筋肉がガチガチに固まっていました。


腰痛の原因は、
上からくる場合と下からくる場合がありますが、

その子の場合、
ふくらはぎの硬さが上にあがり、腰痛を発症しているようでした。

ヨガで、ふくらはぎの筋肉をよくストレッチし、
階段はステップにかかとから着地してあがるように伝えるとその子の腰痛は改善していきました。

「最近運動不足で腰の調子が悪い」と、
その子自身が言うようにもなり、

運動不足とカラダの不調を関連させて自ら考えられるようになってくると、ますます体調はよくなりました。


一時は腰痛であきらめかけていたバレエレッスンも再開できるようになり、
< ヨガの時間に嬉しそうにバレエの振りで踊っていた姿を今も懐かしく思い出します。

大人も子供も、アクティブ、ポジティブ、ごきげんに(o^-‘)b

あるゆる機会をとらえて♪

今日も、
LET’S STRETCH!!

参考文献: 『子どものためのスポーツ・ストレッチ』(汐文社)


2015.8.12
玉生さんプロフィール
DRT整体
「アゲイン」 代表
パーソナルトレーナー
伊藤かおり

武道好きのスポーツ嫌い。
法政大学法学部卒業後、法律事務所、不動産会社法務
部、法律関連の翻訳など法律系の仕事に従事。

在宅翻訳者のオタクだった頃に武道にはまり、
無理なトレーニングがたたり重度の腰痛を患う。
中国整体、接骨院、鍼灸、カイロプラクティックなど
各種の治療院を渡り歩くが、なかなか完治せず。
自力整体、ストレッチ、気功、ヨガなど、自力で腰痛を治す方法を 模索し、数々のストレッチ方法を身につける。

その後、都内のストレッチスクール(2か所)で学び、
ストレッチ専門店にて勤務。
2012年6月プライベートストレッチ教室を開始。
2013年7月新大久保に教室を移転し、現在に至る。
都内介護予防教室の講師としても活躍。

資格・活動:
日本DRT協会認定マスターインストラクター
マッサージセラピスト
日本予防医学療術協会認定ヨガインストラクター
IHTA認定1級ヨガインストラクター
新宿未来創造財団レガス新宿スポーツ登録講師
日本コアコンディショニング協会ベーシックインストラクター
極真空手 茶帯
松濤館空手 黒帯

情報

玉野さま2



■DRT整体アゲイン HP
http://drt-again.com

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