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カバー画像 基礎知識×ストレッチ

トレーナーは頑張らない!


ストレッチナビをご覧のみなさま

こんにちは。
新見イタルです。

さて、15回目となる今回も、前回に引き続き、

パートナーストレッチのやり方、
お客様の身体に効果的にパートナーストレッチをかけるため、

筋肉を効果的に伸ばす方法について、書かせて頂きます。


ポイントのおさらいですが、

・お客様がリラックスできる状態をつくる。

・施術者側も、安定して力を入れられる、力まないポジションにかまえる。

・支点を固定する。

・筋肉の起始、停止を(どこからどこまでついているか意識して)
 離す方向に伸ばしていく。

・現在のお客様の可動域を踏まえ、伸びを感じる(痛気持ちよい)ところで
 キープする(15秒〜30秒が理想とされています)

があげられます。

本日は2つ目の、
「施術者側も、安定して力を入れられる、力まないポジションにかまえる。」

についてお話しさせて頂きます。

前回、
「お客様がリラックスできる状態をつくる」

でお話しさせて頂いたように、

リラックスしてもらわなければ、効果的にストレッチはかけられません。

そして、
トレーナーが力んでいたりすると、その力みは確実にお客様に伝わります。

ということは、
トレーナーもリラックスしていなければなりませんよね。

でも、しっかりストレッチはかけたい!

そのために、
「最小限の力で、最大限の効果を生み出す!」事が必要ですよね。


キーワードとしては、

・重力を利用する。

・体重移動を利用する。

があげられます。

例えば、この写真は側臥位(横向き)で、

肩甲骨下制させる(肩を引き下げる)ストレッチなのですが、
腕の力は使わず、ただ後ろにもたれかかるだけでストレッチはかかります。
それどころか、腕の力で引いたときよりも、
圧倒的にお客様はリラックスできるのです。
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また、
膝を伸ばしたままのハムストリングスのストレッチでは、
このように肘をロックしてしまえば、
あとは身体ごと前に重心を移動させればストレッチは深まります。
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トレーナーがリラックスしていること=がんばらないこと!!!

それこそが、お客様に効果的に、心地よくストレッチを受けて頂くために必要な事です。

そして、
さらにトレーナーには、

「ケガしにくい、つかれにくい!」

というおまけまでついてきますよ。

みんなハッピーですね!

では、
次回以降も、効果的にパートナーストレッチをかける方法をお伝えして行きます。


それでは、またお会いしましょう!

最後までお読み頂きありがとうございました!


☆私が講師をさせて頂く、
JPCA認定パートナーストレッチトレーナーベーシック講座が開催決定しましたので、
ご興味ある方は是非こちらから詳細をご覧ください。
http://ameblo.jp/itaruniimi/entry-12027193479.html


2015.6.24
使用プロフィール

フィジカルコンサルタント
新見 イタル(にいみ いたる)

音楽業界からフィットネス業界へ転身。
会社員時代、長時間の勤務、 不規則な生活による体の不調 (ひどい肩こり、慢性疲労)を解消するため、 様々なエクササイズ、施術を試し、 自分のカラダが改善されていくのを実感し、 「カラダの不調や悩みを持つ方達の役に立ちたい」とトレーナーを志す。 30代〜50代の女性を中心に、パーソナルトレーニング、 ピラティス、パートナーストレッチ、タイ古式マッサージ 、 コーチングなどを取り入れたセッションを提供している。
また、セミナー講師や、ビューティーイベントの企画などを手がける。

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