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肩こりとストレッチとの関係性について


こんにちは、ボディコンディショニングトレーナーの服部です。
今日は肩こりとストレッチとの関係性についてお話させて頂きます。


筋肉が固まってしまうという症状は大きく分けると二通り。

1、筋肉が使われ過ぎということ(筋肉を使うことで老廃物の蓄積)
2、筋肉が使われなさ過ぎということ(伸び縮みの運動がなく血流が阻滞されること)

アスリートや運動が習慣になっている方はまだしも、
一般の方に多く当てはまるのは後者の方です。

今回はデスクワークの方に多く見られる症状にスポットを当ててみます。

1日中パソコンを前に、長時間同じ姿勢であったり、
特に肩の周りの筋肉(体の後面の筋肉)は伸張しっぱなしのケースが殆どです。

そうなることで血流が阻滞し、筋肉に栄養がいかなくなると共に、
筋肉のパンピング作用という血流を促進させる運動も無くなります。
その結果筋肉の拘縮が起こされ、肩こりに繋がるということですね。

もちろん特定の筋肉を局所にある程度使ってあげたり、
ストレッチをしてあげることも大切ですが、一番大事なのは
何故その症状が起きてしまっているのか?です。

多くは姿勢に問題があります。

人間は皆目の見える範囲で行動をする生き物です。
体の前で作業することにより、何も体にアプローチをかけなければ、
体が前に前に丸まるのは当たり前のことです。

そこで体の症状が起こっている部分にストレッチをかけ、血流を促すことも大切ですが、
ここで大切なのは収縮している体の前面の筋肉にストレッチでアプローチをかけてあげる
こと。

多くは大胸筋、腹筋群、頸部の筋肉群。
ここの筋肉にストレッチでアプローチをかけ、
普段収縮しっぱなしの筋肉を伸ばしてあげることが大切です。

そうするとことで姿勢が改善され、確実に肩こりの改善へと繋がっていきます。

マッサージでもいいんじゃない?

と思うかもしれませんが、何故ここでストレッチを推薦するのか?

それはアプローチできる深さと利便性にあります。

これだけ自由に体を動かせる人間の筋肉は勿論何層もの筋肉で構成されており、
マッサージのような表面的なアプローチよりもストレッチで深層までアプローチできることがメリットです。

また表層の筋肉であっても一つの筋肉をアプローチしたい時、
マッサージであるとその筋肉を丁寧にほぐしていくのに比べ、
ストレッチであれば関節を動かすだけでその筋肉全体にアプローチできるため、
より短い時間でより多くの、より深い筋肉までアプローチできます。

またここで私がお伝えしたいことは、一回きりのストレッチ(施術)だけでは
改善は難しいということ。

どんなに優れたトレーナーや治療家でも、
一回の施術で長年蓄積された現状を改善することはほとんど無いと思います。

一時的には楽になったり、軽くなったりすると思いますが、
本当に肩凝りを根本的に改善したかったり、
今の体の現状を変えていきたかったらやはり継続が大切です。

トレーナーと今の自分の体について共に向き合い、
これからどういう体づくりをしていくのか?

どのようなペースで、どのくらいの時間をかけて、どのように変えていくのか?
そこが明確であればある程、肩凝りを根本的に改善していく近道なんだと思います。


2015.5.19
使用
ボディコンディショニングトレーナー
服部 元(はっとり げん)

市立船橋高校時代、甲子園メンバーに選ばれ、 日本体育大学では軟式野球全国大会の優勝も経験。 野球選手時代、怪我した肩がどんな治療を受けても治らず、体って面白いと思い、その原因を自分で知りたいとストレッチ業界に飛び込む。
Dr.ストレッチ学芸大学店でキャリアをスタートさせる。 自身の技・接客を磨き、新規来店からのリピート率が9割に達し、カリスマと呼ばれるほどに。

現在は、整体師としてさらなる経験を積みながら、ボディコンディショニングトレーナーとしてプライベートケアを行っている。

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