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マガジンハウス「NATSUKIの脳科学ストレッチ」を出版された、 NATSUKIさんに、脳とストレッチについてインタビューしてきました。


(インタビュアー小川)●今回、マガジンハウスさんから、
「NATSUKIの脳科学ストレッチ」が出版されました。
まずは、おめでとうございます!



1.


(NATSUKI)
ありがとうございます。
本当にみなさんに感謝です。


●「脳科学」とストレッチという全く新しい切り口なので、
話題を集めていますね。主要な書店だけでなく、街の小さな本屋さん
にも置かれているのが、注目度を表していますね。

試しに、茗荷谷の駅前の小さな書店に行ってみたら、
NATSUKIさんの本ありましたもん。



本当に有り難いことです。


●今日は改めて、脳科学とストレッチというテーマで、
お話をお聞きしていきます。


●改めて、脳科学ストレッチってなんですか?


一言で言いますと、
脳を安心させて行うストレッチなんです。

脳を不安にさせてしまうと、筋肉は縮もうとします。


2.


痛みはある意味、「これ以上伸ばすと危ない」という信号です。
この信号を無視して、さらに伸ばすと、脳が抵抗をあきらめて、
筋肉がゆるみます。


●脳があきらめるから筋肉がゆるむんですか!
そういう仕組だったんですね。



伸ばす→カラダが抵抗反応→さらに伸ばし続ける→脳があきらめて筋肉がゆるむ

これが一般的なストレッチの流れです。

僕のストレッチは、
カラダの拒否反応を起こさないように、
「脳を安心させながら」行うストレッチなんです。


●具体的にはどんなやり方なんですか?


痛いと感じる直前で戻します。
そうすると「脳が安心」します。

安心させた上でさらに押すと、
抵抗なく、伸びてくれるんです。


●物理的に筋肉が硬いのではなく、
脳の指令が筋肉を硬くしているということですか?



おっしゃる通りです。
過去の記憶が、伸ばすという行為をネガティブにとらえていたり、
運動習慣がないことで、常に縮んでいる状態が当たり前になってしまっています。

そうすると、伸ばす行為を拒否してしまうんですね。
筋肉が硬くなったというよりも、脳が硬くさせているということなんです。


●「生まれつきカラダが硬いんです」という方もいますが。


赤ちゃんのほとんどが、開脚を180度できますよ。
ですので、元からカラダが硬いという人はまれだと思います。


3.


●物理的に筋肉が硬いのでなく、脳が硬くさせているということなら、
ストレッチを行わなくても、脳のブロックを解除させることが
できれば、触らなくてもカラダはやわらかくなるってことですか?



そうです。僕はグループセミナーでは、
参加者のカラダにはほとんど触りません。

脳のブロックを解除させるためのイメージングを
メインにレクチャーしています。

●ほんとに触らないんですね。笑

痛くないビーキューブストレッチは、
どんな方にオススメですか?



すでに痛みが出ている人にも受けていただけるのが
特徴でもあります。
痛みを抱えている人は、ちょっとした痛みに対しても敏感なので、
痛いストレッチは受けられないですよね。

ビーキューブストレッチは、
痛みを伴わないので、最初は恐がっていた方も、
施術を受けると痛くないので、不思議がられますね。


●本書の中で、女優の水野美紀さんとの共演も
話題になっていますね。
水野美紀さんは脳科学ストレッチを受けてどんな
感想をお持ちでしたか?



「こんなに簡単に伸ばせるんだ」とびっくりされていました。
水野さんは日々ケアをされているので、比較的にカラダはやわらかかったです。

ただその中でも股関節の硬さを気にされていましたので、
脳科学ストレッチをやってもらいました。


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●他にも、医学博士の加藤さんや、脳力開発の研究をされている小田さんなど、
脳を研究されている方との対談もありましたね。

そういった方たちから見て、脳科学ストレッチは
どういう見解になるんですか?



「なるほど、そうだよね」
という感じでした。理にかなっているよねということですね。
脳の反応をストレッチに応用したのは面白いとおっしゃってくれました。


●NATSUKIさんはストレッチ以外でも
普段から脳の仕組みを意識して生活されていたりするんですか?



そうですね、意識していますね。

例えば一例で言うと、
「最後の5秒プラス発想」
ということを意識していたりします。


●「最後の5秒プラス発想」ですか?

はい。例えば、上司に怒られて落ち込んだということを
考えはじめると、どうしてもそのままネガティブな方向で
モノゴトを考えていってしまいます。

そこを、
「でもこれがあったからこうなれた」とか
「これを生かすにはどうするべきか」
という前向きの考え方にしていくんですね。

これをクセにすると、
日々の考え方がポジティブになっていきます。


●脳科学ストレッチに目覚めた理由はなんですか?
これでいいのかな?なんて不安になったりはなかったんですか?



迷いは一切なかったですね。
脳科学を活かしたストレッチだと、
カラダの変化のスピードを早く出せます。
お客さまに喜ばれるので、とても楽しいですから。


5.


●最近のお客さまで、印象に残っている方はいますか?

そうですね、まず、
大腿骨(だいたいこつ)を骨折した大学生ですね。

大腿骨とは太ももの付け根に近い部分の骨で、
ここを事故で骨折してしまい、まったく脚が動かせない状態で、
来店いただきました。

折れていた骨の部分はくっついていたので、
物理的には動かせるはずでした。

動かせない原因は、「動かしたら痛い」という恐怖でした。


●恐怖を避けて、脳がブロックをかけていたんですね。


6.


そうなんです。原因は脳のブロックだったんです。

ですので、ビーキューブストレッチで、
「脚が上がっているのに痛くない」
というように脳の記憶を上書きさせてあげたんです。

「脚が上がっているのに痛くなかった」
ということを本人が認識すれば、小さな成功体験として、
恐怖がなくなっていきます。

脚が動くようになったんですね。


●うわ〜〜!すごいですね。衝撃ですよ。
人間のカラダはいかに脳がコントロールしているかということですね。



そうなんです、それが面白いんですね。


●ファスティングとストレッチを組み合わせたプログラムも
ビーキューブでやられているみたいですが、
なぜファスティングとストレッチなんですか?



ファスティングによって、ストレッチの効果がアップするんです。

空腹な状態になると脳内にケトン体という物質が発生してきます。
糖が体内に少なくなると出る物質ですね。

この物質が出てくると、脳が喜ぶんですね。

脳の状態が良いと、
脳を意識したビーキューブストレッチの効果をは自然と高くなります。

ストレッチも、ファスティング自体もカラダに良いですが、
一緒にやると効果がさらに高まるんですね。


7.


●なるほど、「脳」の状態を良くするということが
関係性としてあるんですね。

NATSUKIさんのお話をお聞きして、
改めて脳って面白いな思いましたね。
脳の構造を知ることって、健康もそうですが、仕事にも活かせます。
今日のインタビューではいろいろな気づきをいただきました。

本当にありがとうございました!



8.


■NATSUKIさんメディア出演実績
[WEB]ranking box〜気になる人の気になるランキング〜
[WEB]Spotlight(スポットライト)〜心を動かす、新発見を〜
[RADIO]FM yokohama84.7「 E-ne! ~good for you~」
[MAGAZINE]集英社「MAQUIA」

他セミナー講師やチャリティーストレッチなどでも活躍中!


インタビュアー:小川敬司
場所:ビーキューブ


2015.9.13
プロフィール1-1
B³(ビーキューブ)代表パーソナルトレーナー
株式会社Mint corporation代表取締役社長 
NATSUKI

東京リゾート&スポーツ専門学校卒業。
専門学校在学中にシアトルにて、
ダイエットやトレーニングに関することを学ぶ。
アメリカに本部を置くNSCA公認パーソナル
トレーナーを取得。

現在は文京区茗荷谷にある自身のストレッチサロン
にて独自で創り上げた脳科学を活かした
「B³ストレッチ」を活かし肩コリ、腰痛、膝痛など
体の不調を痛くないストレッチで解消している。

また、サロンでの活動の傍ら、全国にB³ストレッチ
セミナー活動も行う。
2014年から難病の子供達の夢の実現のお手伝いを
する「Make a wish」に賛同しチャリティー
ストレッチとしてサロンの売り上げの一部や
講演活動をスタート。

資格:
NSCA-CPT ホームヘルパー2級

情報

プロフィール2-2



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