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バスケットボールが上手くなる為に行うべきストレッチ


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バスケットボールは瞬発力、敏捷性(切り返しのスピード)、持久力、手先の巧みなボールハンドテクニックなど、あらゆる要素が組み合わさったスポーツであり、上達するのにとても練習しなくてはならず、反復回数、時間が長くなる傾向にあります。

ゆえにバスケットボールは「ハビットスポーツ(Habit Sports)」と呼ばれることもあります。

下半身の筋肉を主に多く使用しますが、上半身もシュートやパスで器用に使うことになるので どんどん筋肉が固まってきてバスケットボール選手特有の体つきになっていきます。

パンっ!!と張った前腿、すくんで丸まっている肩、猫背、、、これらはよく見るバスケットボール選手の特徴ですが、この姿勢は決して人間にとって「良い姿勢」とは言えないですよね。

単にスポーツをたくさんやり過ぎて、そのままにしておくとこうやって身体の偏った使い方が染み付いてしまい綺麗に立てなくなったり、腰痛や膝痛などのケガにもつながったりします。

どのスポーツでも一緒ですが、バスケットボールの練習をした後は必ずストレッチを入念に行い、元の自然な身体の状態に戻すということがとても重要です。

主に行ってもらいたい筋肉をご紹介

バスケ ストレッチ2

1.胸のストレッチ

シュートやドリブルをし過ぎて肩がすくみ、猫背になっているバスケットボール選手がたくさんいます。

そのままの姿勢では胸が固まって開けなくなってしまいます。

姿勢が悪くなるどころか、それではシュートは入らなくなってします。

手を背中で組んで胸を開き、そのままゆっくり上を向いていくと簡単に胸のストレッチができます。

2.股関節&前腿のストレッチ

股関節前面から膝にかけての筋肉を伸ばしていきます。

この筋肉は早く走ったり飛んだりする上でも重要ですし、腰の反りを軽減するにもある程度しっかりとした長さを保っておく必要があります。

足を前後に開いて上体を真っ直ぐ保ち、後ろの足の膝を床につけてそのまま前方に体重移動していくだけ。

腸腰筋というこの筋肉を使えていないバスケットボール選手は非常に多く、いつも指導のときに苦労します。

普段からしっかり伸ばしておけば、機能的に使えてパフォーマンスも上がる優れた筋肉なのです!

3.お尻のストレッチ

大臀筋、中臀筋、梨状筋、、、とお尻にはこれら以外にもたくさん筋肉がありますが、どれも重要であり、ストレッチしてやわらかく保ってもらいたい筋肉です。

座って足を組んだらそのまま膝を外に開き4の字を作ります。

そのまますねを胸のほうに近づけてくるとお尻が伸びてきます。

パワーポジションをしっかり構えたり、ディフェンスフットワークの際に使う場所なので、きちんと柔軟に保っておくべき筋肉です。

いかがでしたか。きちんとクールダウンの時間を取れるチームならしっかりとストレッチをしているかもしれませんが、その時間もなくすぐに終わってしまい身体が日に日に固まってきてしまっている人も多いのではないでしょうか。

自分のメンテナンスだけでかなり疲れも変わってきますし、続けるとバスケットボールの動き自体もスムーズになります。

ぜひ最後の練習として、ストレッチを取り入れてみましょう。

プロフィール

全米アスレティックトレーナー協会(NATA)公認
アスレティックトレーナー(ATC)
PHIピラティスインストラクター
NASMパフォーマンスエンハンスメント
スペシャリスト
NASMコレクティブエクササイズスペシャリスト
井上 かなえ(いのうえ かなえ)

東海大学卒業後、アメリカネブラスカ大学オマハ校 大学院に留学しアスレティックトレーニング学において修士号を取得。 NATA公認アスレティックトレーナー(ATC)となる。
日米のプロ、実業団、大学、高校のバスケットボール チームにて専属トレーナーを歴任。
現在、東海大学男子バスケットボールSEAGULLSの アスレティックトレーナーとして活動する傍ら、 パーソナルトレーナーとしてトレーニングや機能改善 エクササイズ、ストレッチン グや栄養指導などをアスリートから一般の方まで幅広く行っている。

東海大学体育学部競技スポーツ学科非常勤講師
ヒューマンアカデミー東京校スポーツカレッジ
非常勤講師
セミナー講師など

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ameblo.jp/kanaeroom

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