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左半身の負の連鎖【PART 2】

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こんにちは!

シニア応援ストレッチ専門店アゲインの伊藤です!

先日60代のお客様(R様)から

「アゲイン、いいです!まさに、アゲインです!」

と新しい店名を絶賛頂きましたヾ(@°▽°@)ノ


R様は、ご来店当初、腰痛難聴右短下肢顎関節のアンバランス手の指の骨折後に手が開かないふくらはぎが頻繁につるカラダのあちこちに硬結あり、などなど、様々な不調を抱えていらっしゃり、

「自分の人生は終わりかも、という寂しい気持ちがあった」とおっしゃいます。

それが、当店にお越しになってから4か月未満の間に、難聴克服、手の平が開く、ふくらはぎがつらなくなる、腰痛が軽くなるなどの目覚ましい変化を遂げるのみならず、

小尻達成体重4キロ減など、美容面にもブレイクスルーを起こし、

まさに、アゲインです〜!!

と新店舗名に痛く賛同してくださったのです。

私から見ても、R様は、身のこなしも軽くなり、はつらつとした明るい雰囲気をふりまく素敵な女性に変身しました
(元々おしゃれで素敵な方なのですが、素敵さが明らかにパワーアップしていらっしゃいます(^^)v )。


「左半身の負の連鎖」パート2


さて、今回は、前回のコラム「左半身の負の連鎖」のパート2をお届けしますヾ(@°▽°@)ノ

前回のコラムを書き終わった直後に、おおっ、これは、早く続編を書かねば、と思う大発見?がありました。

がっせきのポーズで左ヒザが高くなってしまう人とはそれは、ご来店から丁度1年を過ぎたA様の施術中に起きました。

A様は、子供の頃の転倒がきっかけで、人生の中で腰痛でなかったときがないと言うヘビー腰痛ホルダーでしたので、

「あの頃の私にアゲイン」という実感はなく、ひたすら改善のみを繰り返してきた経緯があるのですが、

ご来店当初の「もう辛くて辛くて」という雰囲気が1年後の今では微塵もなく、

「今日の不調はどこですか?」と伺っても

「不調はありません!!」とニコニコして答えられるほど。

じゃ、何をしに当店へ?とたずねたいぐらいです(#^.^#)

1年かけて「普通の(元気な)人」に進化して頂いたA様には、今後「スーパーに元気な人」を目指して進化して頂くべくハイパワーストレッチが始まったわけですが、

あおむけのストレッチにて、左ヒザを曲げた形(あぐらの形)からのA様の左ヒザがどうにも落ちません

こんな感じのパートナーストレッチでヒザがベッドの方に落ちないという意味です。

図1-min


下のポーズ(がっせきのポーズ)をして頂くと左ヒザが高くなってしまう人が多いのですが、A様もそのタイプです。

図2-min

この症状を専門用語で説明すると、内転筋(ないてんきん)が硬いということなので、

上記のパートナーストレッチで、『左ヒザをベッドの方へぐいぐい押して内転筋を伸ばせばいいんじゃないの〜?』

という解決策が浮かぶわけですが。。。

A様の左ヒザをベッドの方に落とそうとすると(つまり、内転筋を伸ばそうとすると)

A様のヒザは、「それいや!」と言わんばかりの抵抗があります。

『だから〜、それは内転筋が硬いわけだから〜、内転筋ストレッチを続行すればいいんじゃないの〜?』

と思いかけてしまうわけですが、

ちょぉっと待った〜〜!!!

と待ったがかかりました。

待ったがかかった、というか、ひらめいたというか、
A様の内転筋の様子、雰囲気、が何かを訴えていたのです。

何かとは?


内転筋を固めざるを得ない原因
A様のカラダの特徴の一つに、「下半身のオヤジ化」があります。

淑女のA様に対して失礼な言葉なのですが、

つまり、つま先が外を向いた、立ち方・歩き方の特徴をお持ちということです。

 

↓ ↓ ↓

図3-min

つま先が外を向くとは、股関節を外旋(がいせん)させていることになりますので、

この立ち方、歩き方を続けていますと、股関節外旋筋(こかんせつがいせんきん)が日々硬くなるわけです。

股関節外旋筋には、

・お尻の奥にある深層外旋六筋(しんそうがいせんろっきん)
・お尻の表面にある大殿筋(だいでんきん)
・お尻の横にある中殿筋(ちゅうでんきん)後部
・もも裏にある大腿二頭筋(だいたいにとうきん)
・もも前を斜めに横切る縫工筋(ほうこうきん)
・お腹の奥を走る腸腰筋(ちょうようきん)

など、多数の筋肉があり、

つま先が外を向いている人は、これらの外旋筋が使われっぱなしです。

一方カラダはニュートラルに戻ろうとするはたらきがありますから、外旋筋が強くはたらくと、内旋筋もはたらきます

内旋筋は外旋筋の暴走を食い止めようとはたらいているわけですから、無意味な筋力を内旋筋に使わせていることになります。

つまり、A様のヒザをベッド方向に落とそうとする力は、股関節の外旋を強めてしまうので、内旋筋(特に恥骨筋)が頑張って抵抗してヒザがベッドに落ちないのでは?

という予測がはたらいたわけです。

ならば、内旋筋を警戒させない処置を最初にすればいいわけで、

それは、股関節外旋筋のストレッチ!という結論に達するわけです。


股関節内旋筋の警戒を解きましょう
前回のコラムでは、右利きの人は左の股関節が外旋方向で固まりやすいということをお伝えさせて頂きましたが、

右利きの人は、左の股関節内旋筋も固まりやすくなり、がっせきのポーズで左のヒザが落ちないという現象が起こりがち、ということになります。

ですから、ヒザが落ちない、落ちない、えいえいっ、とヒザを下に押し込むことよりも、

股関節外旋筋をストレッチすることが先決

ということになります。

おすすめは、お尻のストレッチです(o^-‘)b

こんなのや

図4-min


こんなのや

図5-min


こんなの(上級者向け)

図6-min

 


お好みで、お尻のストレッチをどしどし続けて、股関節内旋筋の警戒を解きましょう!!

最後までお読み頂いて、ありがとうございました!

玉生さんプロフィール
DRT整体
「アゲイン」 代表
パーソナルトレーナー
伊藤かおり

武道好きのスポーツ嫌い。
法政大学法学部卒業後、法律事務所、不動産会社法務
部、法律関連の翻訳など法律系の仕事に従事。

在宅翻訳者のオタクだった頃に武道にはまり、
無理なトレーニングがたたり重度の腰痛を患う。
中国整体、接骨院、鍼灸、カイロプラクティックなど
各種の治療院を渡り歩くが、なかなか完治せず。
自力整体、ストレッチ、気功、ヨガなど、自力で腰痛を治す方法を 模索し、数々のストレッチ方法を身につける。

その後、都内のストレッチスクール(2か所)で学び、
ストレッチ専門店にて勤務。
2012年6月プライベートストレッチ教室を開始。
2013年7月新大久保に教室を移転し、現在に至る。
都内介護予防教室の講師としても活躍。

資格・活動:
日本DRT協会認定マスターインストラクター
マッサージセラピスト
日本予防医学療術協会認定ヨガインストラクター
IHTA認定1級ヨガインストラクター
新宿未来創造財団レガス新宿スポーツ登録講師
日本コアコンディショニング協会ベーシックインストラクター
極真空手 茶帯
松濤館空手 黒帯

情報

玉野さま2



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http://drt-again.com

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